［管理番号:10543］
性別:女性
年齢:45才
病名:乳がん
症状:
投稿日:2022年8月26日

2022年5月に右胸乳がんが確定。

検査の結果転移はなしとのこと。
術前治療なし。

2022年8月上旬に右胸全摘手術
手術中センチネルリンパ節生検にて1ヵ所転移が発覚した為、腋窩郭清（レベル2まで）
病理結果は浸潤性乳管　硬性型
一部の浸潤巣に腺管形成が認められる
浸潤径33ｍｍｘ22ｍｍ
切り出し図で計測した浸潤巣の広がり38ｍｍ
浸潤癌の組織的波及度　ｆ、MODERATE
Ly0、V0　脈管進入は確認出来ない
組織学的グレード3　核異型スコアNA3、核分裂像スコアMC3、核グレードNG3腺管形成スコア2、核異型スコアNA3、核分裂像スコアMC3
ER　AS7、PS5、IS2　　PgR　AS7、PS5、
IS2
HER2　タンパク1＋　　Ki67LI　56％
リンパ節転移　1/13　　転移巣の最大径12ｍｍ
これから抗がん剤治療（ACを４回、ドセタキセル？を４回）を行った後のちに放射線治療、ホルモン治療を開始する予定。

質問は2つです。
１、転移巣の最大径12ｍｍと大きい為、
今回郭清していないレベル3のリンパ節に転移がある可能性がありますか？レベル3までリンパを郭清するべきだったのでしょうか？
再手術をしてレベル3を郭清する方が良いのでしょうか？放射線で転移は防げますか？

2、組織のグレードやki67の値が高いため、予後は悪く、再発の可能性はかなり高いのでしょうか？
今の治療以外に何かできる治療はありますか？

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

せっかくＯｎｃｏｔｙｅｐＤＸ無償期間なのだから、ＯｎｃｏｔｙｅｐＤＸ無償提供プログラムしてみては？（抗がん剤の上乗せがあるのか？）

１、転移巣の最大径12ｍｍと大きい為、
今回郭清していないレベル3のリンパ節に転移
がある可能性がありますか？
⇒最初の１個（つまりセンチネルリンパ節に）で癌はとどまっていたようです。
　無論追加郭清は不要です。

2、組織のグレードやki67の値が高いため、予後は悪く、再発の可能性はかなり高いのでしょうか？
⇒全くの勘違い！
グレードもＫｉ６７も予後とは無関係
★Ｋｉ６７＝５６％だから抗がん剤による上乗せがある（つまりルミナールＢ）の可能性はやや高いとは思いますが、ＯｎｃｏｔｙｅｐＤＸ無償提供プログラムで確認してみては？

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/9/3
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質問者様から　【結果２】

ありがとうございました。
性別:女性
年齢:45才
病名:乳がん
田澤先生の診察:［診察なし］
田澤先生の手術:［手術なし］

主治医の先生には、私はオンコタイプをしても意味がないと言われていたので、諦めていたのですが、早速オンコタイプを受けたい旨を相談してみます。

術後リンパ転移が発覚したこと、癌の顔つきがかなり悪かったことなどで、再発の恐怖で毎日落ち込んでいたのですが、田澤先生の力強いメールに少し前向きな気持ちになれました。
ありがとうございました。

＜Ｑ＆Ａ結果＞

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【結果】の送信は、【質問】として扱わないので
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/9/3
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