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ステージがまだわからない段階での治療計画

[管理番号:10309]
性別:女性
年齢:37歳
病名:浸潤性乳管癌
症状:左胸上部にしこり。5cm以上。脇の下にも1cmくらいのしこり有り
投稿日:2022年5月27日

先週乳がんの告知受けました。
検査はエコー、マンモ、針生検です。

針生検の結果で乳がんの告知を受け、術前化学療法をして全摘するか、先に全摘するかどちらか選んでという話でした。

結局先生と色々話して術前化学療法を受けてから全摘することにしたのですが、ステージがわからない時点で治療の計画をたてるのは普通ですか?しこりがかなり大きく5cm以上あり、脇の下にもしこりがあるのでリンパ節に移転してるんじゃないかな、と思ってます。
遠隔転移も覚悟しているのですが、遠隔転移していた場合でも、術前化学療法と、先に全摘どちらでもいいってことありますか?

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

術前化学療法を選択する理由が不明です。
もう一度よく考えてみましょう。

★以下の点を確認しましょう。
1.そもそも抗がん剤が(術前にしろ術後にしろ)必要であるという理由が不明
2.(抗がん剤が必要だとしても)術前に行っても術後に行っても予後は同じ
3.術前抗がん剤の適応は(患者さんが温存を希望する場合に)「小さくして温存手術を狙える場合」

遠隔転移も覚悟している
⇒?
遠隔転移の可能性は「ほぼゼロ」ですよ。(確率的に)冷静になりましょう。

***
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/6/6
***

質問者様から 【質問2】

ステージ3cの生存率
性別:女性
年齢:37歳
病名:浸潤性乳乳管癌
症状:
投稿日:2022年6月15日

MRIの結果から、脇のリンパ節転移の疑い有りでしたが、その後の細胞の検査では癌は出なかったそうです。
これは手術の時に検査してみないとわからないと。
MRIで黒い丸いものがいくつもあったのですが、癌でなくてもこのようなものが見えたりしますか?

あと、胸骨に転移の疑い有り、と胸壁に浸潤の疑い有りとの結果で、現時点でのステージは3cとのことでした。

乳がんのステージ3cで調べると5年生存率が低くて、不安で仕方ないのですが、きちんと治療すれば長生きできる可能性はありますか?

小学生の子供がいるので、あと15年は生きたい!と思ってます。

あと、術前化学療法の件は、大きさが結構大きいので、小さくしてからのほうが取りやすいから、と言っていました。

昨日、AC療法初日でした。

副作用も多少ありますが、今のところ大丈夫です。

とにかく死にたくない、とそればかり考えています。

田澤先生から 【回答2】

こんにちは田澤です。

あと、術前化学療法の件は、大きさが結構大きいので、小さくしてからのほうが取りやすいから、と言っていました。
⇒術者の都合?

全く術前抗がん剤を選択する理由になっていません。

(その主治医は)私の考えと「全く」異なるので、回答は控えさせてもらいます。
(かえって質問者に混乱を引き起こすだけなので)

***
再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/6/23
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