[管理番号:10300]
性別:女性
年齢:49
病名:乳がん
症状:特にありません
投稿日:2022年5月20日
今年の2月(下旬)日、乳がんの告知を受けました。
3年前に右胸を温存手術、放射線治療を経てホルモン剤治療中に、定期健診にて、左胸に5㎜の腫瘍が見つかりました。
湿潤性ですが大人しいタイプとのことで、ステージ1です。
その後、CT、MRIの検査を行ったところ、CTではリンパ節腫大なしとのことでしたが、MRIで、見つかった腫瘍以外に、散在性に濃染が見つかったとのことでした。
ただ、それらが悪性かどうかはMRIを見ただけではわからないとのことです。
最初は全摘をお勧めしますと言われたのですが、その後、同じ病院内で先生を変えて
意見を伺ったところ、全摘でも温存でも構わないと言われ、迷っています。
HBOCの検査も受けたのですが、結果はまだわかっていません。
・HBOCの結果が陽性の場合は、全摘をした方がよいのでしょうか?
・温存して再発した場合は、全摘になるのでしょうか?
・全摘しても再発するリスクがあるとの説明でしたが、温存と違うのは確率が下がるというだけになりますか?
・このところ、肩や腕などが痛いのですが、転移をしている可能性はありますか?いろいろと考える時間が欲しくなり、手術の日程を伸ばしてしまっています。
全摘の場合は再建(インプラント)を考えていますが、再建もいろいろと大変そうなので躊躇しており、踏み切れません。
また、温存は経験しているのである程度わかっているということも大きいです。
ただ、放射線治療をすると再建が難しいとのことで、そちらでも悩んでいます。
温存した場合、また再発、手術を行うかもしれないことを考えると、全摘をしてしまった方がよいのかなという思いもあります。
とりとめのない質問、悩みで申し訳ありませんが、何かご意見をいただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
肩や腕などが痛いのですが、転移をしている可能性はありますか?
⇒これは「女性ホルモンによる刺激症状」です。転移の症状では100000%ありません!(最近同じようなことをいうQAが増えているので、お知らせに出したいと考えています。)
「温存か?全摘か?」は(術前画像での)拡がり診断次第です。
メール内容からは温存可能だと思います。
温存と全摘の違いは
1.遠隔転移再発リスクは同じ
2.乳房内再発のリスクは「温存の場合は照射しても10年で5%」に対して「全摘
の場合には(当然、乳腺がないのだから、それは0%」
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/5/31
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