Site Overlay

Ki67

[管理番号:9428]
性別:女性
年齢:45
病名:乳がん
症状:
投稿日:2021年5月25日

3年前に乳がんに罹患して、ルミナールAと診断され、タモフェキシンを服用しております。

Ki67が15%で、浸潤径1.7CM(リンパ転移なし)、同じ乳がん罹患者の方で、同じ浸潤径の大きさ(リンパ転移なし)、ホルモン依存の物で、Ki67が50%あり、抗がん剤もされた方がいますが、同じ浸潤径の大きさ(顕微鏡で)なのに、治療が違うのはどうしてでしょうか?いまだにKI67の意味がわかりません。
血行転移があるかないかといことなのでしょうか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

Ki67は「細胞分裂期にある癌細胞の割合」を示します。
抗癌剤は「癌細胞の細胞分裂を攻撃する」わけなので、「Ki67が低い=細胞分裂している癌細胞が少ない」ものには効果が期待できないのです。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

放射線と外科的手術
性別:女性
年齢:45
病名:乳がん
症状:
投稿日:2021年6月11日

先生は良くこの乳がんプラザのQAで、局所的再発で可能なら外科的摘出が良いとおしゃっていますが、
放射線で対処した場合と比べたらどのくらいの有効性があるのでしょうか?例えば10が完璧対処方法だとして、外科的摘出が8だとしたら、放射線はどのくらいなのでしょうか?

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは田澤です。

「例えば10が完璧対処方法だとして、外科的摘出が8だとしたら、放射線はどのくらいなのでしょうか?」
⇒それは「誰にも」わかりません。

ただ実際に「取り除く」ことと「(完全に消滅するとは保証されない)癌細胞をそこにおいておく」こととは雲泥の違いがあります。