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放射線治療と分子標的療法

[管理番号:9325]
性別:女性
年齢:49
病名:乳がん
症状:なし
投稿日:2021年4月16日

乳がんプラザとガイドラインで勉強中です。
お忙しいところ恐れ入りますがよろしくお願いいたします。

昨年11月 乳房温存術とセンチネルリンパ節生検。
病理結果は浸潤性乳管がん ステー
ジⅠ、浸潤径1.7×1.4mm リンパ節の転移個数0/3個 腫瘍の悪性度3 Ki67=52%
ER90% PgR30~40.1% HER2=3+ 断端陰性 脈管侵襲なし。

術後治療方針として①ドセタキセル・パージェタ・トラスツズマブを4サイクル→②
放射線治療→③パージェタ・トラスツズマブを13サイクルと④ホルモン療法の予定。

3月中旬に計画通りに①を終えて4月初めにパージェタ・トラスツズマブをしたところです。
五月の連休明けに他の医療機関で放射線治療開始予定です。
質問は放射線治療開始までに3週間あるのでパージェタ・トラスツズマブをした方が良いのか放射線治療終了後で構わないのか先生のご意見をお聞かせいただきたいです。

病院からは「放射線治療中は分子標的薬はお休みで、放射線が終わってから再開、ホルモン療法をやります」と言われていますが、それでよいものか気になっています。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「「放射線治療中は分子標的薬はお休みで、放射線が終わってから再開、ホルモン療法をやります」
⇒当院でもそうしています。(敢えて分子標的薬を放射線と併用していません)
★因みにガイドラインでは左は併用を推奨しない(心臓が左にあるから)となっています。(質問者が左右どちらなのか不明ですが、たとえ「右」であっても「敢えて」併用する意義がありません)

 
 


 

質問者様から 【結果2 】

安心しました。ありがとうございます。
性別:女性
年齢:49
病名:浸潤性乳管がん(右)
田澤先生の診察:[診察なし]
田澤先生の手術:[手術なし]

患側(右)の記入をしておらず大変失礼いたしました。
田澤先生のご意見をいただき安心いたしました。
検診で乳がんが見つかり、精密検査・治療で半年はあっという間でした。化学療法の副作用は幸いにも軽い方でしたが、だいぶ緊張していたようです。放射線治療開始まで少し時間がありますので、心を落ち着けて進みたいと思います。心より御礼申し上げます。

<Q&A結果>