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ルミナールA、リンパ転移1つ、に対して抗がん剤使用について

[管理番号:9186]
性別:女性
年齢:38歳
病名:乳がん
症状:右胸、乳頭直下
投稿日:2021年2月9日

2020年10月に乳がんと宣告され

2センチ
乳頭直下でしたので右胸全摘出
術前の結果、
ルミナールA
エストロゲン受容体90%
プロゲステロン受容体90%
HER2 陰性
ki67 10%
グレード1
リンパ転移なし

38歳で妊娠希望で術前に自然採卵で受精卵一つ凍結済み
術後に誘発剤を使用して採卵をする予定です

2/(上旬)に無事に手術を終えて
右胸全摘出・エキスパンダー挿入

リンパ転移が1つみつかり、リンパ節郭清をしました。

先生からの話によると
術後の病理結果によって
抗がん剤・放射線、、、と追加の治療になるとの話でした。

術前の病理結果のように進行速度も遅いタイプのままだったらホルモン治療のみで大丈夫では?(妊娠希望もあるので)
オンコタイプは病理結果をみてやってもいいのでは?
との事でした。

??ルミナールAでもリンパ転移になることはあるのか?
??私の場合はオンコタイプはするべきか?(する場合は病理結果みてからでいいのか?)
??サブタイプがそのままルミナールAで、リンパ転移の場合
抗がん剤使う・使わないはどこで判断すればよろしいでしょうか?

術前がルミナールA、リンパ転移なし…でしたので落ち込んでおります。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「ルミナールAでもリンパ転移になることはあるのか?」
⇒この質問をすること自体、大きな勘違いをされているようです。

サブタイプとステージは無関係。(リンパ節転移にしろ、腫瘍径にしろ全く関連ありません)
サブタイプは単純に術後治療の選択と関連するだけです。

「リンパ節転移があるから、抗がん剤が必要」と言う考え自体全くナンセンス(『今週のコラム 188回目 このデータを見ても、まだ「リンパ節転移があると(ルミナールAでも)化学療法が必要だと思いますか??」をご参照ください』

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

ルミナールA、リンパ転移1つ、に対して抗がん剤使用について
性別:女性
年齢:38
病名:乳がん
症状:
投稿日:2021年2月24日

[管理番号:9186]
お忙しい中貴重なご意見ありがとうございます
回答していただき感謝しております

いまだにリンパ節転移に落ち込んでおります。
見つけてくれてし
っかりと取ることが出来た!っとポジティブに考えていいのでし
ょうか?
また
??センチネルリンパ節とリンパ節転移。
この2つの部位による違
いは予後に関係ありますか?

その後主治医に
ルミナールA、リンパ節転移の場合は
化学治療は不必要
と田澤先生のご意見を伝えたところ

昨年12月に
大規模臨床試験の結果で(途中速報)
閉経前、リンパ節転移→化学治療の上乗せが5%あるとの結果が
出た

この結果も踏まえて
オンコタイプはするまでもなく
サブタイプも関係なく、化学治療をしたほうが5%改善する

と話されました。

私もこちらの乳がんプラザでルミナールAリンパ転移は化学治療
不必要と見解しておりました

田澤先生はこの臨床試験結果をどのように解釈いたしますでしょ
うか?

妊娠希望です。
だからこそ今出来る治療はしっかりとして、おば
あちゃんになるまで長生きをしたいと思っております。

何度も恐縮ですがどうぞよろしくお願いいたします

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは田澤です。

原則として、私が一度回答したことに対して、『でも、主治医はこう言っているので
すが…』的な「返し」には回答しないようにしていますが、今回は特別に以下を指摘
しておきます。

今週のコラム 269回目 Rx PONDER (中間解析) その解釈』を熟読してください。

質問者は以下に該当します。
 ↓

pN1

閉経前では RS -25 TAM+LH-RHagonist RS26- 抗癌剤推奨

 
 

 

質問者様から 【質問3 】

ルミナールA、リンパ転移1つ、に対して抗がん剤使用について
性別:女性
年齢:38歳
病名:浸潤性乳管癌
症状:乳がん
投稿日:2021年3月10日

ルミナールA、リンパ転移1つ、に対して抗がん剤使用について

[管理番号:9186]
お忙しい中貴重なご意見ありがとうございます

臨床試験のコラムも熟読せていただきました

その後
病理結果が出ました

浸潤性乳管癌
浸潤率20mm(全体で27mm)
断端陰性
エストロゲン受容体90%
プロゲステロン受容体90%
HER2 陰性
ki67 10% →30%
グレード1 →2
リンパ転移なし→
センチネル2/7
追加 0/12
1つは術中に目に見える大きさ(2ミリ以上)
1つは215マイクロ(0.2ミリ)
ステージ IIa
全体的に進んでおりました

??オンコタイプによる治療方針決定がいいのかなと解釈しております
リンパ節2個、グレード2、ki67-30%ですと、やるべき治療をしっかりと行った上での予後は悪いでしょうか?

??化学治療の上乗せが少ないのにも関わらず化学治療を受けた場合には、副作用による生存率の低下になりますか?(主治医は化学治療を、勧めております)

??現在受精卵凍結を進めております
抗がん剤を使用する場合にはリュープリンで卵巣保護が出来るようですが、
現在38歳7か月、妊娠にチャレンジするならホルモン中断2年後の40、41歳と考えております(田澤先生のホルモン内服前の妊娠チャレンジとのお話しは存じております)
40歳だと自然妊娠も確率的に少ないのと、凍結の卵があるので卵巣保護の為のリュープリンの必要性はいかがでしょうか?
また、抗がん剤プラスでのリュープリン使用によるリュープリンに対しての副作用はどの様なものでしょうか?

お忙しい中恐縮ですがどうぞよろしくお願いいたします

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは田澤です。

「オンコタイプによる治療方針決定がいいのかなと解釈しております」
⇒まずはOncotypeDXして結果を見てみましょう。

 そうすると、今回の質問の回答(再発率など)は、そこに記載があるからです。

 
 

 

質問者様から 【質問4 】

ルミナールA、リンパ転移1つ、に対して抗がん剤使用について
性別:女性
年齢:38才
病名:浸潤性乳管癌
症状:
投稿日:2021年3月30日

お忙しい中貴重なご意見ありがとうございます
病理結果を記載し忘れてしまいましたので記載いたします

その後家族と話し合ったのですが
オンコタイプはしない事にいたしました。

??田澤先生でしたら
私の病理結果に対して
オンコタイプ無しでの術後の治療方針はどうされますか?

??挙児希望です
抗がん剤ー妊娠ーホルモン治療

と田澤先生のアドバイスを読ませて頂いております。

??挙児2人希望の場合は、ホルモン治療前に続けての妊娠ーホルモン治療なのでしょうか?(以前同じ内容の挙児2人希望のQ&A
を拝見したのですが、探す事が出来ずに重複する内容になってしまい申し訳ございません)

??その場合のホルモン治療に戻るまでの期間は何年以内等、田澤先生のご意見で妊娠に挑戦できる期間はありますでしょうか??

お忙しい中貴重なお話しを伺えて感謝しております。

どうぞ宜しくお願いいたします。

病理結果
浸潤性乳管癌
浸潤率20mm(全体で27mm)
断端陰性
エストロゲン受容体90%
プロゲステロン受容体90%
HER2 陰性
ki67 30%
グレード2
リンパ転移
センチネル2/7
追加 0/12
1つは術中に目に見える大きさ(2ミリ以上)
1つは215マイクロ(0.2ミリ)
ステージ IIa

 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは田澤です。

「その後家族と話し合ったのですがオンコタイプはしない事にいたしました」
⇒それであれば、「ki67 30%」だけが参考になりますが…

 グレーゾーンだから…
 純粋に患者さんの選択となります。(客観的な指標はありませんと、私は中立な立場を貫いています)



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