[管理番号:7559]
性別:女性
年齢:37才
病名:
症状:
お世話になります。
37才、約5年前に断乳しております。
年に一度、触診、エコーによる乳がん検診をうけております。
主治医の先生からは、
年齢と断乳からまだそんなに年数が経っていないことから、40才までは触診とエコーをメインにし、なにか怪しければマンモグラフィーをとることにしようと言われております。
以前より、
生理周期とともに、左胸のはりや痛みを感じておりましたが、年々増しているように思い、先生のご回答を参考にさせていただいております。
自分は、年齢による卵巣ホルモンの不安定の症状に近いと感じているのですが、
何回かセルフチェックの際に、
左側だけシャーペンの芯ほどの透明の液体がでることがあります。
かなり凝視しないと気づかない程度ですが単孔です。
洋服についたり、というようなことはありません。
その翌日はもう確認できませんので、継続性は全くありません。
月に一日あるかどうか、というくらいです。
気になるので、かなりぎゅうぎゅうしてしまっているかもしれません。
先生のご回答の片側、単孔、継続性のうち、片側、単孔ということにあてはまることがひっかかるのですが、主治医のチェックの際に出たことはなく、エコー触診ともに全く異常はないので、生理的なものだろうといわれました。
ただ、友人のお母様が、同じ継続性は全くなく、片側単孔からの透明の分泌物ということで受診し、悪性の腫瘍が見つかり不安になりました。
先日、検診が終わったばかりなのですが、再度受診すべきでしょうか。
お忙しいところ、大変申し訳ございませんがよろしくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
たまたまの偶然を引き合いに出していたら、全てが当て嵌まってしまうことに注意し
てください。
「ただ、友人のお母様が、同じ継続性は全くなく、片側単孔からの透明の分泌物ということで受診し、悪性の腫瘍が見つかり不安」
⇒よく考えてください。
同じような症状で受診された1000人の内999人は異常なしでしょう。
同様なことは「乳房痛」にも当てはまります。
「乳房痛で受診したら、乳癌と診断された」
おそらく、そのような人はいらっしゃるでしょう。 ただし、そこに因果関係はなく単に「受診契機となった」にすぎません。(実際には乳房痛と乳癌は無関係なのです)
「先日、検診が終わったばかりなのですが、再度受診すべきでしょうか。」
⇒不要です。
ご安心を。