[管理番号:6978]
性別:女性
年齢:40歳
病名:乳腺線維線腫
症状:触診は、なしです。
先生、どうぞよろしくお願い致します。
市の集団検診の乳がん検診、マンモグラフィー で精密検査になりました。
40歳です。
まず二年おきに乳がん検診で超音波エコーをしてました。
初めて乳がんの個別検診をうけた32歳では、のう胞があり、精密検査を受けることとなり、マンモグラフィー とエコーの診断の結果、ガンではないとのことで大丈夫でした。
その後も個別検診で、エコーでのう胞がひっかかりましたが、おなじように精密検査では大丈夫でした。
さらにつぎの時は、精密検査を2回ともして大丈夫だった旨を伝えてからの個別検診だったからなのか、考慮されたのか、のう胞では ひっかからず大丈夫でした。
そこでここからが質問の主体です。
今年、市の集団検診でマンモグラフィー を受けました。
個別ではなく、
集団です。
今まで個別検診や精密検査でお世話になっていた病院とは違います。
マンモグラフィー の結果が出て、乳腺線維腺腫の疑いとのことで市から電話がありました。
40歳にもなり、突然の腫瘍、正直びっくりし、不安になりました。
検査結果を取りに来て下さいと言われ、役所まで取りに行きました。
そこには、
判定…精密検査の必要があります。
内容…マンモグラフィー 要精検
乳房の構成…乳腺散在とだけの記載でした。
市から電話で、乳腺線維腺腫と言っていらっしゃったのですが、その記載はありませんでした。
そこで、マンモグラフィー では、乳腺線維腺腫と、のう胞は見分けはつきますでしょうか?
病院によって、記載の仕方が違うなど、ありうるものでしょうか?
また、38歳で出産しており、授乳期を終えて10ヶ月程度経った先日に乳がん検診をうけており、今回のような結果でした。
精密検査を受けるまで、不安でして、少しでも先生に教えていただけたらと思い質問いたしました。
よろしくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「そこで、マンモグラフィー では、乳腺線維腺腫と、のう胞は見分けはつきますでしょうか?」
→つきません。
マンモグラフィーは、あくまでも「存在診断(何かがある)」であり、エコーのように「質的診断(〇〇である)」ではないのです。
つまり、同じ検診でも「エコー検診なら、最初から嚢胞と解るのでOK]となるのが、「マンモだと、何かがある。何だろう?」となるのです。