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乳がんの疑い

[管理番号:5842]
性別:女性
年齢:42歳
乳がんの疑いがあると診断されてから、このサイトを、知りました。
はっきりしたデータがないのですが、先生のご意見をいただきたいと思い問い合わせさせていただきます。
よろしくお願いします。
1年前の9月に左胸の痛みと乳頭分泌物(黄色)があり、クリニックを受診しました。
マンモとエコー、分泌物の検査をしましたが特に所見なしでした。
(2つの嚢胞?は確認あったみたいです。)
今年10月に茶褐色の分泌物が下着についていた為クリニックを再受診しました。
(胸の違和感はずっとありました)
クリニックから、念のため大きな病院で再検査してくださいと紹介状を書いてもらい総合病院を受診しました。
マンモは異常なし、エコーで2カ所気になる部分がありました。
分泌物CEAの数値が異常に高かった為、細胞診をしました。
細胞診は1つは良性、1つは判断困難でしたが画像で大きな細胞が見られるのが気になると言われました。
造影MRIでは、「少しひっかかる画像ですね」と言われました。
分泌物CEA、細胞診、MRIの結果から「乳がんを強く疑う」と言われ、1月末に乳腺腺葉区域切除の手術をする事になりました。
具体的な数値もない為、判断しかねるとは思いますが、先生から見ても診断、手術は必要やと思われますか?
ちなみに分泌物ですが、片側多孔性です。
よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
申し訳ありませんが…
診断が滅茶苦茶で私がコメントするのは適切ではありません。
そもそも「ちなみに分泌物ですが、片側多孔性」という時点で、『一体、どの乳管(孔)を乳管腺葉区域切除するの???』というものであり、
「分泌物CEA、細胞診、MRI」
⇒そもそも「これらの検査」は全く無意味なものです。
○正しい乳管内病変の診療とは
 単孔性分泌の継続⇒乳管造影にて乳管内に病変の存在確認⇒乳管腺葉区域切除
 
 そこには「分泌液CEAも分泌液細胞診」も不要だし、そもそも(診断目的で)「MRIを撮影」することは間違いの素なのです。