乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:5058]
性別:女性
年齢:50才
妻(50歳)のことなんですが、教えていただければと思います。
6月(下旬)日に乳がん検診でマンモを行い、7月(上旬)日に写真を持って近くの婦人科に診察にいったところ、右下部に1.7cmのしこりがあると言われました。
(本人は2か月前からしこりには気づいてたようです)。
触診・エコーでは「しこりあるねえ」くらいで多くは語られず
「紹介状書くので精密検査を受けてください」とのことで東○公○病院の紹介状をもらい、予約を入れたところ7月(下旬)日にしか予約がとれず、
3週間ほど空いてしまうのですが、これくらいの期間は問題ないでしょうか? 
また、数か月前から脇の下に痒みがあると言ってましたが
これは、乳がん、リンパへの転移との関連はあるのでしょうか?
また、2年おきに市の検診は受けてたのですが2年で1.7cmしこりにまでなることはあるのでしょうか?
妻はそれほど落ち込んでないのですが、妻の姉も乳がんで治療中という
こともあり、私が心配性なもので、質問してしまいました。
宜しくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「東○公○病院の紹介状をもらい、予約を入れたところ7月○日にしか予約がとれず、3週間ほど空いてしまうのですが、これくらいの期間は問題ないでしょうか?」
⇒1.7cm位なら「全く問題なし」です。
 東○公○病院なら間違いはありません。
「また、数か月前から脇の下に痒みがあると言ってましたがこれは、乳がん、リンパへの転移との関連はあるのでしょうか?」
⇒全くありません。
「また、2年おきに市の検診は受けてたのですが2年で1.7cmしこりにまでなることはあるのでしょうか?」
⇒「1年なら、早い」印象ですが、「2年なら、極めて妥当」だと思います。
 1.7cmのシコリは、十分「検診を受けていて良かった」という範疇となります。
「妻はそれほど落ち込んでないのですが、妻の姉も乳がんで治療中ということもあり、私が心配性なもので、質問してしまいました」
⇒ご本人が「気を落としていない」ことは何よりです。
 
 ご主人としては「大丈夫だ。心配無い」でいいのです。(それが大事な事です)
 
 

 

質問者様から 【質問2】

妻の乳がんにつて
性別:女性
年齢:50歳
先日は早速ご返信頂きましてありがとうございます。
予定通り7月(下旬)日
に東○公○病院に診察に行ってきました。
診察の結果、2個のしこりが
あったようで胸の形も左右に違いがあると言われたようです。
手術をすることになれば2個あるので全摘になるようです。
(下旬)日は太針生検を各2か所づつ行い、あとは血液検査を行ったくらいで先生からは、しこりの大きさも特に言われなかったようです。
これからの流れとしては7月(下旬)日にCT検査、翌日に他施設でのPET検査、8月2日にMRI検査(CTとMRIの順番は忘れてしまいましたが)を行い、8月(中旬)日に結果説明(家族同伴)、手術をするなら9月下旬という流れのようです。
その流れの説明(8月(中旬)日の結果説明まで)を看護師さんから受けるときは同席することができ、カルテ(PC上)を見ながらだったため、
PC画面を、よーく見たところ右2,5cm 1,5cmと書かれていたので、しこりの大きさは2,5cmと1,5cmかなと思っております。
  
質問内容としましては
①その場で先生から、しこりの大きさくらいは言っても良いと思ったのですが全ての結果が出てから、まとめて説明というのは普通のことなのでしょうか?
②生検・CT・MRI検査の目的と、特にPET検査をするということは2,5cmと1.5cmのしこりでも遠隔転移の疑いありということなのでしょうか? 妻と私も、乳がんで腋窩リンパまでの転移の診断は覚悟しているのですが遠隔転移だっとショックが大きいです。
他に何か気にかかるところがあれば、教えてください。
何卒、宜しくお願い致します。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
「①その場で先生から、しこりの大きさくらいは言っても良いと思ったのですが全ての結果が出てから、まとめて説明というのは普通のことなのでしょうか?」
⇒通常は「腫瘍の大きさやリンパ節の状況から○期だと思いますよ」位は言うと思いますが…
 もしかすると最終的に「MRIでの拡がりを加味した大きさ」で(エコーでの大きさが)変更となる可能性があるため(MRI後まで)待っているのかもしれません。
「②生検・CT・MRI検査の目的と、特にPET検査をするということは2,5cmと1.5cmのしこりでも遠隔転移の疑いありということなのでしょうか?」
⇒全く違います。
 私が、その理由をここでコメントすることは(内状を暴露することとなるので)差し控え、一般論として回答しますが、
 世の中には乳癌では全症例PETを行う病院も少なからずあるのです。
 
 
 

 

質問者様から 【質問3】

妻の乳がん(?)について
性別:女性
年齢:50歳
いつもご質問させて頂きまして、ありがとうございます。
9月下旬に無事手術が終わり、先日検査結果が出ました。
組織型:浸潤性入管癌(硬癌)
癌の大きさ:55mm
悪性度:Ⅲ
リンパ節転移:センチネル(2/3)
波及度:f脂肪 S皮膚
リンパ管侵襲・静脈侵襲:共に1
切除断片:陰性
エストロゲン受容体・プロゲステロン受容体:共に100%
ハーセプテスト:陰性
Ki-67:36%
T3 N1a M0 STAGEⅢA
という結果でした。
術前検査では超音波25mmと15mm CT23mmと17mmでリンパ節転移もなし。
術後の主治医からの説明も腫瘍は大きかったですがセンチネルの迅速診断も0/3ということで少しホットしていましたが、術後検査の結果少しショックを受けております。
今後の治療としては化学療法:FEC100
(5-FU/ファルモルビシン/エンドキサン)を3週に1回 投与4回 タキソールを3週に1回
 投与4回の計6か月、その後放射線治療25回~30回(胸壁照射・付属リンパ節照射)。
ホルモン剤(飲み薬)は抗がん剤と放射線治療中はス
トップして、終了後に再開するようです。
ご質問の内容としましては①術前検査でリンパ転移なし、」さらに迅速診断でも0/3でも術後の検査結果で2/3になることはあるのでしょうか?また標本からの2/3の陽性でもリンパ節転移は何個か残存している可能性はあるのでしょうか?
②迅速診断で0/3だったため結果的にはリンパ節郭清をしていないのですが大丈夫でしょうか?
③N1aは微小転移ではないと思うのですが主治医は「2個の転移なので郭清してなくても、そのために抗がん剤・放射線治療を行うのです」ということですが問題ないでしょうか?
④迅速診断で2/3(N1a)だったとしても郭清しないケースはありますか?
⑤55mmの大きさでもリンパ節転移が2個は、まだ良かったという考えは有りですか?
⑥術前診断で25mmと15mmの2個で結果55mmの1個というケースはありますか?
⑦リンパ管・静脈侵襲共に1は0と変わりないので問題ないと言われましたが大丈夫でしょうか?
⑧波及度:f脂肪 S皮膚あり。
これに関しては主治医には質問できま
せんでしたが、他の方のQ&Aで田澤先生からのご回答を見て安心しました。
⑨術後の治療方針は問題ないでしょうか?胸壁・付属リンパ節照射が抗がん剤のあとで6か月後となり、その間にリンパ節転移の数が増える心配はないでしょうか?また抗がん剤も胸壁やリンパ節転移に効果はあるのでしょうか?
⑩stageAⅡからⅢAになってしいましたが、根治は期待できるでしょうか?
多くの質問をしてしまい申し訳ございません。
宜しくお願い致します。
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
「①術前検査でリンパ転移なし、」さらに迅速診断でも0/3でも術後の検査結果で2/3になることはあるのでしょうか?」
⇒これは迅速診断の精度によるので、「ありうる」とだけコメントしておきます。
「また標本からの2/3の陽性でもリンパ節転移は何個か残存している可能性はあるのでしょうか?」
⇒それは低いとは思います。(3/3ではないし、術中陰性だということは、転移巣は小さいのだと思います。)
「②迅速診断で0/3だったため結果的にはリンパ節郭清をしていないのですが大丈夫でしょうか?」「③N1aは微小転移ではないと思うのですが主治医は「2個の転移なので郭清してなくても、そのために抗がん剤・放射線治療を行うのです」ということですが問題ないでしょうか?」
⇒それは施設によって方針は異なります。
 最初から「3個以内は郭清省略」としている施設もあります。
「④迅速診断で2/3(N1a)だったとしても郭清しないケースはありますか?」
⇒当院では郭清しますが…
 上術のように「3個以内は郭清しない」施設は沢山あります。
「⑤55mmの大きさでもリンパ節転移が2個は、まだ良かったという考えは有りですか?」
⇒無関係です。
「⑥術前診断で25mmと15mmの2個で結果55mmの1個というケースはありますか?」
⇒詳細は不明ですが…
 病理学的には「それらが連続していた」という解釈では?
「⑦リンパ管・静脈侵襲共に1は0と変わりないので問題ないと言われましたが大丈夫でしょうか?」
⇒そもそも「脈管侵襲」を気にする必要ありません。
「⑨術後の治療方針は問題ないでしょうか?」
⇒当院ではTC3カ月となりますが…
 勿論、アンスラ+タキサンを行う施設もあります。
 また、当院では(全摘では)「リンパ節転移4個以上」の場合しか照射しません。
「胸壁・付属リンパ節照射が抗がん剤のあとで6か月後となり、その間にリンパ節転移の数が増える心配はないでしょうか?」
⇒ありません。
 そもそも「抗癌剤と放射線照射」では「抗癌剤が優先(先)」であることが大原則ですし、照射はあくまでも「予防照射」なのです。(現に残っているリンパ節転移に照射するというイメージは止めましょう)
「また抗がん剤も胸壁やリンパ節転移に効果はあるのでしょうか?」
⇒勿論です。  
★ちょっとワンブレーク(ふざけている訳ではないので、ご容赦ください)「モチロン、モチロン、モチロンギュ」(土曜日、市川外来が早めに終われば、福山のラジオを聞きながら走っているのです)

「⑩stageAⅡからⅢAになってしいましたが、根治は期待できるでしょうか?」

⇒当然です。
 根治する確率の方が圧倒的に高いのです。





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