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粘液乳ガン からの肝臓転移

[管理番号:3253]
性別:女性
年齢:46歳
 
 

質問者様の別の質問

新たな管理番号としました。
質問者様の別の質問は下記をクリックしてください。
管理番号:3391「肝血管腫

 
 
はじめまして よろしくお願いいたします
2年半まえの10月に自分でしこりを発見し
検査の結果 左胸に2ヶ所
脇がわ
粘液乳ガン
1.1ミリ
グレード 2
HERE2 マイナス
ホルモン プラス
K67 2%
ステージ1
と術前に説明をうけました
もうひとつは
非浸潤ガン
乳首の下にもうひとつしこりがあり
そちらは術後病理検査とのことで
術後 非浸潤ガンが広がっていたこと
術後病理検査は悪いことはでなかったので
最初からの予定どうり
ホルモン療法とのことでした
非浸潤ガンが切除ギリギリまできていたので放射線も25回うけました
ノルバディクス服用5年
りゅープリン2年は終了しています
先日の2年半検査の腹部エコーで
肝臓に白いものがあるとのことで
造映MRI を(下旬)日に予約してきました
肝臓転移ならホルモン剤をかえるかもしれないので
と主治医より言われ
いつも3ヶ月分処方して頂く薬も検査結果の日までの日数しか処方されませんでした
ステージ1でおとなしい癌と説明うけて
治療してきてここで肝臓転移なのかと
心配で毎日をすごせなくなっています
脂肪肝かもしれないとも言われましたが悪いことばかり想像してしまいます
エコー画面も直視できなくて
白いものがまるかったのか筆ですーっとか
いたみたいな風に私は見えました
総コレステロール 235
LDLコレステロール 162
 
私はルミナール何かとか詳しく聞いてません 
乳首の下にあった腫瘍の病理が悪かったのかとか 
抗がん剤してないからかとか
考えると辛くて日常生活がこなせません
主治医とは相性わるく何も話せなくて
こちらで質問させて頂きます
先生どうかよろしくお願いいたします
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
pT1a(1.1mm), pN0, luminalA, Ki67=2%は超早期癌でかつ、典型的な「大人しい粘液癌」ということです。
「ノルバディクス服用5年 りゅープリン2年は終了しています」
⇒そもそもタモキシフェン(ノルバデックス)単独で十分なところです。
 LH-RHagonistの適応はそもそもありません。
 
「先日の2年半検査の腹部エコーで肝臓に白いものがある」
⇒「脂肪肝もしくは血管腫」などの可能性が高そうです。
 超早期癌とのことで「肝転移の可能性は低い」と思います。
 
「肝臓転移ならホルモン剤をかえるかもしれない」
⇒閉経前ではホルモン療法はタモキシフェンのみしか適応がありません
(LH-RHagonistを覗き)
 担当医は「LH-RHagonistにエキセメスタンを併用」しようとしているかもしれませんが、「適応外」治療です。
 間違った治療法です。
 ○つまり「閉経前」では「ホルモン療法は変えようがない」のです。
 
「私はルミナール何かとか詳しく聞いてません」
⇒Ki67=2%だから、当然「ルミナールA」です。
 
「抗がん剤してないから」
⇒「luminal Aであり、早期癌」なので、そもそも(術後の)「抗がん剤の適応は全くありません」
 
 

 

質問者様から 【質問2】

先日はお返事ありがとうございました
先生からの肝臓転移の可能性は低いとのご回答をたよりに不安と戦っております
過去のQ&Aで管理番号422「とあるブログで
ステージ1ルミナールAからの2年後に肝臓転移というブログを見てのご質問をみつけました
先生は稀な確率でしか無いことというご回答でした
私もそうでしょうか?
来週ようやく造映MRI をして
結果を聞きにいくことになります
再度質問よろしくお願いいたします
1 造映MRI で白黒はっきりしますか?
2 もしも 残酷な結果を聞かされたとき針精検などとなるのですか?
転移は積極的治療しても症状が出てから
の治療でも予後はかわらないと聞いた覚えがありますが
残酷な結果だった場合の
先生の治療方針を教えて頂きたいです
3 来週結果を聞きに行く時に主治医に聞いてくるべきことをアドバイスお願いいたします
4 私は術前検査結果をメモにかいてもらっただけで術後の乳首の下にあった癌に対する病理結果も含め細かい結果をきいておりません
なので私が知っている自分の乳ガンのタイプは大人しく予後が良好と思っていたのですが詳しく主治医の先生に訪ねることは失礼なのでしょうか?聞くこともないのでしょうか?
沢山質問して申し訳ありません
どうぞよろしくお願いいたします
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
私は常々感じていますが、皆さんが「勘違いしている(もしかすると多くの未熟な乳腺外科医も)」点があります。
それは「乳癌の初期治療の段階」と「乳癌術後の転移再発」は全く異なるのです。
これは私くらい、多くの症例を見てこないと「頭で理解できない」事なのです。
○つまり、初診の方(例えばステージ3)であれば、初期治療(術前の状態)の段階で「遠隔転移など極めて稀(スクリーニングでCTや骨シンチ、ましてやPETなど無用)」です。
 しかし、どんなに早期(例えばステージ1)であっても(術後の)「再発率は10%近くある」わけです。
 その意味が解りますか?
 つまり「ステージ1でも、2年後に肝転移を起こすことはある」のです。(だからと言って、そのステージ1の人が術前に肝転移あることは殆どないのです)
★「初期治療の段階での遠隔転移の少なさ」と「術後の経過の中で(どんなに早期でも)遠隔転移再発がおこりうる」ことは厳密に区別しなくてはなりません。
 そこが区別できていないから(術前に)無駄な被爆の検査を「時には0期(非浸潤癌)でもルーチンで行う」馬鹿な医師がいるのです(言葉が悪くて済みません。だけど、それは犯罪すれすれと言えます)
「1 造映MRI で白黒はっきりしますか?」
⇒そう思います。
 
「2 もしも 残酷な結果を聞かされたとき針精検などとなるのですか?」
⇒しません(肝は危険です)
 
「残酷な結果だった場合の先生の治療方針を教えて頂きたいです
3 来週結果を聞きに
行く時に主治医に聞いてくるべきことをアドバイスお願いいたします」
⇒それは今から考えることではありません。
 
「詳しく主治医の先生に訪ねることは失礼なのでしょうか?」
⇒疑問点は何でも聞くようにしましょう。



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