[管理番号:3238]
性別:女性
年齢:35歳
質問者様の別の質問新たな管理番号としました。 |
再び質問お願い致します。
前回マンモをしてから半年がたち再びマンモをしてきました。
しこりはありません。
前回と今回石灰化がどうか変化してるか見ていただいた感じです。
結果増えてもなくほぼ変わらない状態でした。
レントゲンでみてみると点々で逆、くの字のような状態にポツポツ結構ありました。
しこりも全くないと思います。
茶色の汁も全くでなくなりました。
ただ自分でみても石灰化は結構多いのかなと思う感じです。
密にあるというよりやや散らばってです。
一応先生は大丈夫だとおもうけれど心配ならばMRIをということでした。
母親も母親の妹おばさんも40代半ばから
乳がんにかかっててわたしも予備群かなと不安なためMRIをしてきました。
ただ田澤先生のQ&Aを拝見するとわたしのような場合MRIしても意味がなさそうな。。
ステレオガイド…をしたほうがいいと書いてあるのをみました。
MRIでは何がわかるのでしょうか。
またわたしは(東北)出身なのですがステレオガイドを必要とする場合
田澤先生に是非お願いできればすごく助かるのですが、この状態だとそこまでする必要がないのでしょうか…
いま MRIの結果を聞きに行ってきました。
カテゴリー3、水は8ミリが最大で他に小さなのが沢山ある。
良性の可能性が高いが家系もあるため今後悪性にならないとは厳密に否定できない。
との結果でした。
先生にステレオガイドをしてみるのはどうかと問うとMRIの結果が場所の指定(ここが明らかに悪性)がでてないためするにも…とのことでした。
ただ画像では右外側内側が白く映ったためそこが怪しくなるかもとのことでした。
先生は半年後エコー、1年後マンモをして様子みるしかあとはないなといってました。
妊娠を希望してるため不安が続くのは耐えれません…このままでいいのでしょうか…
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
質問者はこれまでのQandAで「嚢胞と乳頭分泌」について質問されていましたね。
今回は、さりげなく「石灰化」が加わっていますね。
その石灰化は「密にあるというよりやや散らばって」とありますから「心配無い(癌と関係の無い石灰化)」ように思います。(実際に診てみないと解りませんが…)
問題なのは、そこで「無駄なMRI」を撮影していることで「石灰化の診断には何ら無意味」なものです。
担当医の「一応先生は大丈夫だとおもうけれど」「良性の可能性が高いが家系もあるため今後悪性にならないとは厳密に否定できない。」「画像では右外側内側が白く映ったためそこが怪しくなるかも」などの「曖昧なコメント」が「質問者を混乱させている」ように思います。
本来「良性は良性」「悪性は悪性」なのだから、「今は良性だと思うけど… 将来的には…」みたいなコメントは私が最も嫌うものです。
「嚢胞」「乳頭分泌」「石灰化」これらは、それぞれ「一つずつ」解決すべきものであり、「全てをごちゃ混ぜにする」から「事態が整理されない」のです。
○嚢胞 これは単に「乳管が閉塞」して内容液が貯まっただけのものであり、これ自体を経過観察することは「無意味」です。
MRIなど全く無意味です。
もしも、多発性嚢胞などがあり「厳密に単なる嚢胞とは断定できない(腫瘤非形成性病変などを少しでも疑う)」のであれば、「無駄なMRI]ではなく、
「超音波ガイド下マンモトームすべき」です(私なら、それで解決してしまいます)
○乳頭分泌 これは単孔性であれば「乳管内病変を疑い」乳管造影⇒乳管(腺葉)区域切除すべきものであり、「多孔性ならば、無視していい」ものだし「少量のみ」ならば気にしないことです。(単孔性で量が増えてくるのであれば、その際に気にすれば十分ということです)
○石灰化 これも分布で「判断」し、「良性なら良性と判断して経過観察不要」「癌の可能性が高ければステレオガイド下マンモトームで確定診断すべき」「癌の可能性が高くはないけど、良性とは言い切れないならばステレオガイド下マンモトームで確定診断つけるか、経過観察するか本人に選択してもらう」
以上でいいのです。
私は実際に「超音波で、その嚢胞を見ていない」し、「マンモで石灰化を見ていない」し、実際に「分泌の状態を見ていない」から断定的なことは勿論言えませんが…
今までのメール内容からは「何ら心配するような点はない」と判断しています。
質問者様から 【質問2】
授乳中のしこり
性別:女性
年齢:36歳
1度質問させていただいた時の管理番号:2248「乳頭分泌と水が溜まる」でした。
今回は状況がかわり再度よろしくお願いします。
HPの授乳中のしこりを
読みました。
36歳です。
今年4月に出産しちょうど3か月超えた所です。
混合で母乳7割という感じです。
以前も石灰化と水が溜まりやすいとあったのですが今回は乳房のしこりです。
昨年6月にマンモ、エコー、MRIしてもらい石灰化はあるものの散らばってるため半年ずつ定期的検診で様子みましょうとなりました。
ただすぐ7月に妊娠発覚し12月の定期検診はいけなく今になりました。
右乳輪上ら辺に丸い3センチくらいの硬いしこりができました。
触っても触らなくても痛く動くようです。
詳しく
いつできたかは分からず気付いたのは4日くらい前です。
乳腺炎まではいってないと助産師にはいわれ頻回授乳とのことでマッサージしてもらいました。
母親も乳がんで、闘病中です。
1番知りたいのは授乳中でしこりができるのは何割くらいでしょうか。
またこのしこりは頻回授乳しても
そのまま残るのでしょうか。
もし残った場合放置してもいいのでしょうか。
授乳中のしこりが癌である確率はどれ程でしょうか。
癌と乳りゅうの硬さの違いは素人でもら判断できるのでしょうか。
一応病院にエコーしてもらいに行こうかと思いますが突然できたしこりに、怖くて仕方がありません。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
授乳中のしこりですね。
自己検診の所見だけで、「コレは何だ?癌の可能性は?」と言われるのは非常に回答に困ります。
「1番知りたいのは授乳中でしこりができるのは何割くらいでしょうか。」
⇒解りません。(統計のとりようがありません)
「またこのしこりは頻回授乳してもそのまま残るのでしょうか。もし残った場合放置してもいいのでしょうか。」
⇒それは、そのしこりの正体が「何なのか?」によることは言うまでもありません。
乳瘤であれば、消えるでしょうし、(本物の)腫瘍であれば、(消えるどころか)どんどん大きくなります。
「授乳中のしこりが癌である確率はどれ程でしょうか。」
⇒解りません。(統計のとりようがありません)
「癌と乳りゅうの硬さの違いは素人でもら判断できるのでしょうか。」
⇒それは無理です。
我々専門家でも「余程、典型的」でない限り無理です。
「一応病院にエコーしてもらいに行こうかと思います」
⇒それでいいのです。
エコーすれば「直ぐに解ること」をあれこれ考えても仕方がありません。
質問者様から 【質問2】
授乳中のしこり
性別:女性
年齢:36歳
約1週間前乳腺科に行ってきました。
その際マンモ、エコーしていただきました。
エコーでは白い丸いのがたくさんあり、ミルクだなって言われました。
中には黒いのもあったような…以前からある嚢胞ですかね。
次回は3ヶ月後に予約いれおっぱいマッサージしてもらい帰りました。
しかし今月入ってすぐ皮膚になかった赤みと腫れ、大きさも4センチくらいに大きくなり痛みもありおっぱいの外側もカチカチでしこり部分のみ特に赤くなってます。
この場合もともとが嚢胞、石灰化があり
そこにミルクがつまってというトラブルなのでしょうか。
おっぱいの、
出はすごくいいようですがどこかが詰まってるからそれ以上先に進めないミルクがカチカチになってるのでしょうか。
それとも、乳がんもあるのでしょうか
嚢胞は授乳期に無くなったりするものなのでしょうか…
今回血液検査をし白血球は71、CRPは1.62でした。
CRPが高いと言うことは腫瘍などあるかもということでしょうか…
今回の数値でカロナールや胃薬、フロモックス3日分でて服用したら痛みも軽減されたような気がします、しこりは大きさはほんの少しちいさくなったような変わらないような。
赤みはちょっと収まった感じです。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
今までのQandAの質問内容を見ても、今回の内容を見ても、(質問者にとって重要なことは)「物事をシンプルに考える」ことです。
結論から言えば
1.(乳腺外科でエコーしてもらったばかりなのだから)「癌はない」
2.(授乳中なのだから、当然)「鬱滞性乳腺炎が起こりえる」
上記を、「ごちゃ混ぜ」にして「2の原因に1があるのでは?」など考えるのは止めましょう。
「この場合もともとが嚢胞、石灰化がありそこにミルクがつまってというトラブルなのでしょうか。」
⇒鬱滞性乳腺炎に「嚢胞も石灰化も絶対に100%無関係」です。
物事はシンプルに考えましょう。
あらゆることを「ごちゃ混ぜ」にしても何もいい考えは浮かびません。
☆授乳中に鬱滞性の乳腺炎が起こる事は、何ら不自然ではないのです。
「それとも、乳がんもあるのでしょうか」
⇒1000%ありません。(エコーしてもらったばかりですよね??)
(授乳中の)鬱滞性乳腺炎の原因は「ミルクの鬱滞」である。(そのように極めてシンプルな話です)
「CRPが高いと言うことは腫瘍などあるかもということでしょうか…」
⇒全く「とんでもない」発想です。
CRPは「純粋に炎症」で上がるものです。
質問者様から 【質問3】
MRIについて
性別:女性
年齢:36歳
田澤先生、私の混乱してる状態に安心を与えてくださりありがとうございました。
産前行っていた病院とは違う所へ行ったため今回は担当の先生が何も言ってくれず不安しかありませんでした。
診察もせずいきなりマンモ撮って診察にはいり、エコー、ミルクと嚢胞かな。
おっぱいマッサージして帰ってでおわりでした。
マンモにはほぼ触れずこれが一応撮った画像と見せてはくれましたがもちろん授乳中のため白くなにがなんだか、説明なくおわりでした。
2回目の診察では部分を見るのみでお薬だす、おっぱいマッサージでおわり。
この先どうしたらいいかなにもなしなので田澤先生に混乱状態で質問してしまいました。
その3日後腫れ赤み大きくなり診察したら薬飲んでて膿でてくるだろうからしこり側は飲ませないように、悪いものではないですかときくと、まぁ、白かったから…あと炎症がおさまったら針刺して…(授乳中だと感染など出るとわるいので)とのことでとりあえずまた3日分お薬追加していただきました。
しこりはミルクといいつつ膿がでてくるから飲ませないほうがとはどっちなのでしょうか。
いまは硬くてカリカリ梅があるかんじです。
このまま放置して良いのでしょうか。
炎症がおさまるとは赤みがひくという判断でしょうか。
状態は皮膚が薄ピンク?のよう。
しこりは皮膚側で
基底部に根っこがあるようにくっついて押しながら授乳してると表面はへこむがまた丸くもどる。
お薬飲んでる間も授乳してた。
しこり側も変わらず吸う。
搾乳してもどろっというのは全く出る気配なし。
色もミルク。
ピューピュー3箇所とかでてくる。
しこり自体いまは痛みなし。
しこり周辺?はチクチクたまにする。
部分のかゆみ少しあり。
熱なし。
部分の皮膚のみがカサカサしてぱっとやや見へこんでいる。
この先どうしたらいいのでしょうか。
マッサージでしこりがなくなるまで根気強く待ってもいいのか。
かれこれ2カ月もこのシコリがそのままで授乳時間があくとシコリ側だけ全体がカチカチに、反対側は柔らかめ。
何故違いがでるのか…その診断を先生はしてくれず忙しいからエコーも1度目の受診のみで終わり2度目の受診で前回のエコーの保存がなってなく探してもないようでとりあえず前回白かったから多分大丈夫だと思うでおわりでした。
このしこりが本当気になり放置して結局とらなければならなくなるのなら早くとりたいですし、中身を抜く?のですむならばそうしたいとおもうのですが…マンモトームなどない場合他に行った方が良いのでしょうか。
以前MRIをした時カテゴリー3となりその石灰化が怪しい部分にシコリなのでどうも心配でなりませんでした。
鬱滞性乳腺炎と前回の質問で教えていただきましたがこの先何をしたらいいのでしょうか。
ちなみに悪いものであれば押してへこむことはないですかね?押すと皮膚表面もややその時だけへこみます。
何回も質問して本当にすみません。
今日違う病院へ行きました。
エコーをみながら他の正常乳腺と変わりないんだよな、一応しこりを針で刺して病理検査へとのことです。
抜いてる時に先生は固くはないな、きっと溜まったものだろうとおっしゃってくださいましたが。
生後4カ月の子の育児で寝不足や心配事でネガティヴになりがちで焦ってしまいます。。
本当は私も田澤先生のところで正確な安心できる先生に受診していただきたいです…
田澤先生から 【回答3】
こんにちは。田澤です。
物事はシンプルに考えましょう。
授乳中であろうと(マンモは役には立ちませんが… ただ石灰化だけは解ります)超音波しているのだから異常があれば解ります。
メール内容を読んだ限りでは「超音波」しているので何の不安を感じる必要はないということです。
授乳中の鬱滞性乳腺炎のようですね。(癌とは無関係だから余計な心配はしないように)