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抗がん剤追加の必要性

[管理番号:8137]
性別:女性
年齢:57歳
病名:硬性型浸潤性乳管がん
症状:

術後病理結果で硬性型浸潤性乳管がんでした。
浸潤部分の最大径は17ミリ断端部がんの進展なし、リンパ節郭清し14個中3個に転移あり。
ホルモン受容体は2種類とも、陽性、HER2は陰性。
グレード2でした。
ki67
は18%.でした。
ステージ2aの診断です。

主治医はリンパ節3個転移ありなので抗がん剤推奨という事でしたがわたしはこのデータから抗がん剤はしないと考えていますがどのように考えられますか?
年齢も57歳で、やりがいと責任のある仕事で充実しています。

放射線治療とホルモン治療で行きたいと思っています。
どうか田澤先生の考えをコンサルしたくておねがいします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「主治医はリンパ節3個転移ありなので抗がん剤推奨という事でしたがわたしはこのデータから抗がん剤はしないと考えていますがどのように考えられますか?」
→まずは、
 『今週のコラム 188回目 このデータを見ても、まだ「リンパ節転移があると(ルミナールAでも)化学療法が必要だと思いますか??」
 及び『今週のコラム 189回目 「リンパ節転移があれば抗がん剤をすべき」という古い考えが完全否定される日も近いのです。

 を熟読ください。

 これで回答になっていますね。

 私はpN2以上(リンパ節転移4個以上)では(現時点では)「リンパ節転移4個以上だから抗がん剤しなくてはいけない」という考え方に対しては肯定はしませんが否定はしきれない。
 ★しかしpN1(リンパ節転移3個まで)では「リンパ節転移があるから抗がん剤すべき」というのは誤りだと判断しています。(上記コラム参照)

 ただ、ここで注意が必要なのはKi67の数値だけで判断するのは危険だということです。
 質問者の場合Ki67=18%だから「ルミナールA(OncotypeDXでいうLow risk)」となる可能性が高いとは思いますが、確定ではありません。
 上記データーは(Ki67ではなく)あくまでもOncotypeDXのデータでの話なのです。

〇結論
 安心して「私には抗がん剤は必要ない」と言い切るためには、是非OncotypeDXしてください。(そして、その結果に従うことです)



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