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検査後のしこりについて

[管理番号:4366]
性別:女性
年齢:47歳
人間ドックで再検査になりました。
その後、再検査でエコー、マンモグラフィーをしたところ、自分では触れてもわからないところに
エコーで楕円形に少し出たところがあるくらいの黒い固まりが写っていました。
大きさは11mmくらいと記憶しているのですが、あまりのことではっきりと覚えていません。
ただこの大きさだと初期ですかと聞いて特に転移等がなければ初期だ言う話をしたことは覚えています。
そちらの医師に、たぶん良性だとは思うけれど少しいびつな形をしているところが気になります。
大学病院で別の医師にも見てもらってください、といわれました。
大学病院を紹介され、さらにエコー、マンモグラフィーをし1週間ほどで
また、多分良性だと思いますが、念のため細胞を針でみておきましょう、といわれました。
12月(上旬)日に針を3カ所さし、(下旬)日に良性の物だと言われました。
ただ針は腫瘍を上手くとれなかったりすることも
あるので、半年後にもう一度経過を見てもらうということになっています。
針を刺して以降まったく触っていなかったのですが、ふと2月7日頃、胸をよく触ってみると1cmくらいのしこりのような物に触れました。
乳癌の疑いがあると言われていたときにはいろいろと触ってみても
触れることがなかった物だったので、急に怖くなってしまいました。
先生のサイトでも、血腫が出来る時もあるとあったのでしばらく様子を見でもよいでしょうか。
それとも、もう2ヶ月もたつので急いで再度病院で検査を受けるべきなのでしょうか。
よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
大学病院の医師にも困ったものです。
「細胞診」をするなら、100%の精度で行わなければなりません。(もしも「細胞診では100%でない」と考えるのであれば、そもそも「組織診を選択」すればいいだけの話です)
それを「ただ針は腫瘍を上手くとれなかったりすることもあるので、半年後にもう一度経過を見てもらう」とは…
そんな「情けない診療」では、世の中から誤診の心配は無くならないという事です。
「1cmくらいのしこりのような物に触れました。」
「先生のサイトでも、血腫が出来る時もあるとあったのでしばらく様子を見でもよいでしょうか。」

⇒様子を見ましょう。
 と、言いたいところですが…
 そんな「腫瘍を上手くとれなかったりすることもある」などと言っているような医師では信頼に足りません。
 きちんとした乳腺外科医に診てもらいましょう。