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化学療法の必要性等について

[管理番号:5689]
性別:女性
年齢:56歳
 初めまして、乳がんとなり、田澤先生のことを知り、ホームページを拝見し、質問させていいただきます。
 私は56歳女性で、本年、10月(中旬)日に、左乳房の全摘出手術を受けけ、本日、手術の結果と今後の治療について、担当医師より説明を受けました。
 担当医師からは、検査結果からホルモン療法を実施するが、化学療法については、
治療効果や副作用等を勘案すると、実施しなくてもいいと考えるが、患者の意向により実施するとの説明を受け、化学療法を行うべきか悩んでいます。
 下記の結果の場合、化学療法(抗がん剤)を行うべきか御所見をいただきたく、お願い申し上げます。
 コラムやQ&Aを拝見し、Ki-67がグレ-ゾーンにあるようなのですが、「OncotypeDX」を実施すると化学療法の必要性がはっきりと解るのでしょうか。
 私の検査数値でルミナールBと判定される可能性はどの程度なのかも御教示いただきますようお願いします。
 また、組織学的悪性度「3」と血管侵襲「+」の結果から、再発や転移に不安を感じていますが、どのように考えればいいか御教示願います。
 来週、11月(中旬)日に担当医と治療方針を相談する予定ですので、それまでに御所見をいただけると幸いです。
〈検査結果〉
1 組織型     浸潤癌 浸潤性乳管癌(硬癌)
2 しこり     1.2cm
3 リンパ節転移  - 0/1
4 ホルモン受容体 あり ER>50% PgR<50%
5 HER2    1+ (陰性)
6 組織学的悪性度(核異型度) 3
7 切除断端    -
8 脈管侵襲    リンパ管侵襲 -  血管侵襲  +
9 増殖マーカー  Ki-67  24%
10 病期      ステージ 1
 
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「 下記の結果の場合、化学療法(抗がん剤)を行うべきか御所見をいただきたく」
⇒Ki67<25の場合には(グレーゾーンであり、OncotypeDXをした方がいいと、お話した上で)OncotypeDXをしないなら(Ki67だけで判断すればルミナールAの可能性が高いので)「ホルモン療法単独」としています。
「OncotypeDX」を実施すると化学療法の必要性がはっきりと解るのでしょうか。」
⇒その通りです。
「 私の検査数値でルミナールBと判定される可能性はどの程度なのかも御教示」
⇒『今週のコラム101』の当院でのグラフを見ていただいているのだと思いますが…
今週のコラム 101回目 (Ki67が20代はluminal Aの可能性が圧倒的に高く)本当に「Aなのか、Bなのか迷うのは30代以降」と言えるのです。
 High riskとなる可能性は低いです。
「また、組織学的悪性度「3」と血管侵襲「+」の結果から、再発や転移に不安を感じていますが、どのように考えればいいか」
⇒(それらは)気にする必要はありません。(参考程度です)

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