乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:1893]
性別:女性
年齢:58歳
11月12日 乳房部分切除、リンパ郭清なしの手術をうけました。腫瘍は2センチで、昨日病理の結果がでました。 
T1 N0 M0 充実腺管癌 組織グレード3 脈管浸潤無し KI67 30%とあります。 HER2は表記なく、放射線治療 抗がん剤治療 後ホルモン剤治療といわれました。 
グレード3といわれたことにショックを受け、あまり話せず帰宅してきました。 
転移再発予防のため抗がん剤も仕方ないと 覚悟を決めたのですが、医師は 抗がん剤はしんどくなるので お正月もあるし先に放射線をしましょう、とおっしゃいました。 
先に抗がん剤のほうがいいのではないでしょうか?
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
早期乳癌ですが、「ホルモン療法を提示されているところからは、ルミナールBでの化学療法」だと思います。
「抗がん剤はしんどくなるので お正月もあるし先に放射線をしましょう、とおっしゃいました。 先に抗がん剤のほうがいいのではないでしょうか?」
⇒一般的には「抗がん剤先行」となります。
 ただし、実質的には「大差はない」と思います。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

先日はご回答ありがとうございました。
術後の治療の件は主治医に相談し、どちらからでも大差はないが希望なら抗がん剤をさきにしましょう、ということになり、今月25日が第一回目です。
TC療法ということですが、それでいいでしょうか?
核グレード3ということで抗がん剤になったのですが これは初診時にしこりに注射針をさして がんの有無を調べたときにはわからなかった、もしくは調べなかったのでしょうか? 術前の説明でもグレードの話はでませんでした。
温存希望は伝えていましたが、術前にグレード3がわかっていれば 全摘のほうがよかったのではなかったかと悩んでいます。
主人は そんなにたちの悪いがんなら再手術したらどうか、と言っています。
グレード3は再発率が かなり高いのでしょうか?
前回わからなかったHER2は陰性でした。
主治医は乳腺外科の専門医で信頼していますが、市民病院で患者の数が多く、いろいろ質問するのをためらってしまいます。
よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
「TC療法ということですが、それでいいでしょうか?」
⇒OKです。
 ルミナールBでの化学療法は私も「TC」としています。
「核グレード3ということで抗がん剤になったのですが これは初診時にしこりに注射針をさして がんの有無を調べたときにはわからなかった、もしくは調べなかったのでしょうか? 術前の説明でもグレードの話はでませんでした。」
⇒核グレードの評価は「術後の標本全体で評価すべき」なのです。
 針生検での値(参考値)が大幅に変更となることもあります。
「温存希望は伝えていましたが、術前にグレード3がわかっていれば 全摘のほうがよかったのではなかったかと悩んでいます。」
⇒「グレード」はあくまでも(全身の)「遠隔転移再発」に関わる因子と言えます。
 術式には関係ありません。
「グレード3は再発率が かなり高いのでしょうか?」
⇒「グレード」はリスク因子の一つにすぎません。
 それ以上に重要(ステージ決定因子となっている)なのが「浸潤径」と「リンパ節転移」なのです。





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