Site Overlay

非浸潤癌と診断され、その後乳頭腫の可能性を指摘されました。

[管理番号:6095]
性別:女性
年齢:42歳
はじめまして。
42歳主婦です。
既往は特にありません。
血縁にがんの人もいません。
今年1月に乳がん指摘されてから「乳がんプラザ」をずっと拝見しています。
よろしくお願いします。
1月に13mmのしこりを自覚し、乳腺外科クリニックを受診しました。
2月にバネ式針生検にて、「非浸潤癌」と診断され、MRI、CTを撮って、がんセンターへ手術目的の転院となりました。
病理の結果ですが「断片状の針生検が提出されています。
比較的均一な腫瘍細胞が乳頭状増殖を示しています。
乳頭腫も疑われましたが、二層構造が明瞭でなく、CK5/6は陰性で、びまん性に陽性でありpapillary
DCISと考えます。
van Nuys classification ; low grade DCIS 」とあります。
2月下旬にがんセンターに転院し、エコー、マンモグラフィの検査をして、やはり、画像上非浸潤癌である。
エコー上境界不明瞭平滑で内部モヤモヤしてる、乳頭付近の乳管(しこりから伸びている)に拡張があり、乳管内がモヤモヤしているので、癌である可能性が高い、MRIでも広がりが見られるので、全摘を勧められました。
術前の検査、同時再建の準備をしていると主治医から電話があり、持ち込んだ針生検の検体を再度がんセンターの病理で調べたら、乳頭腫も否定できないとのこと。
翌日、バネ式針生検を行い結果待ちです。
そこで質問です。
良性と判断された場合、経過観察になるかもしれないと言われましたが、これだけ非浸潤癌と言われた以上、そのままにして大丈夫なのでしょうか?
病理結果が変わることは、よくあるのでしょうか?
良性と判断された場合、外科的にしこりを摘出し、調べてほしい気持ちがあるのですが、間違いでしょうか?
乳頭から分泌液などはありません。
画像上は悪性の可能性が高いと仰っていて、病理も良性の可能性は限りなく低いと仰っていましたが、良性と判断されることもありますか?
(下旬)日に手術を控え、良性の可能性を指摘され、大変混乱しております。
悪性も受け入れたタイミングで良性と言われても、不安でたまりません。
お忙しい中、申し訳ありませんが、藁をもすがる思いで、質問させていただきました。
どうか、よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「これだけ非浸潤癌と言われた以上、そのままにして大丈夫なのでしょうか?」
⇒腫瘍の摘出(外科的生検)は必須です。
「病理結果が変わることは、よくあるのでしょうか?」
「画像上は悪性の可能性が高いと仰っていて、病理も良性の可能性は限りなく低いと仰っていましたが、良性と判断されることもありますか?」

⇒「よく」はありませんが…
 「時々(たまに)」あります。
「良性と判断された場合、外科的にしこりを摘出し、調べてほしい気持ちがあるのですが、間違いでしょうか?」
⇒それが、いいと思います。
★最低限のリスク回避(癌を放置すること)が肝要です。