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HER-2 術前陽性から術後陰性のとらえ方

[管理番号:7517]
性別:女性
年齢:64才
病名:
症状:

 
 
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質問者様の別の質問

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管理番号:8561「鎖骨下リンパ節
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田澤先生、お世話になります。

病名等  左乳がん 浸潤がん 硬性型 ステージⅢC
浸潤径3.3cm
     リンパ節転移多数(含胸骨傍リンパ節)
     ホルモン陰性 HER-2陽性 遠隔転移なし
術前治療 主治医から術前治療の説明があり、ステージⅢCなのですぐに手術はできないの     だと理解し同意しました。
今振り返ると複雑な思いです。

     EC×3w毎4コース ドセタキセル+ハーセプチン×3w毎4コース実施
手術(2019年3月下旬)   左乳房全切除 リンパ節
郭清レベルⅢ 
術後(2019年4月下旬)   浸潤径2.5cm 範囲に少数の癌細胞が疎らに残る
    リンパ節転移0/11(胸骨傍リンパ節は切除せず)ホルモン陰性 HER-2陰性
術後治療 元々あったらしい間質性肺炎の影が加療後にやや濃くなったという理由で、
     胸骨傍リンパ節等への放射線治療はとりやめとなりました。

     ハーセプチン+パージェタ×3w毎14コースの予定 7月現在3コース終了

質問
術前治療をした結果、術前HER-2陽性が術後HER-2陰性となりました。
主治医からは、HER-2陽性と判断するとの説明があり、自分も受け流していました。
しかし、3809の方への田澤先生の回答を読んでいるうちに、HER-2陰性のとらえ方を学習する必要を感じました。

病理検査によるHER-2陰性という結果は、どう解釈したらよいのでしょうか。

①抗HER-2に反応しないガン細胞が生き残ってHER-2陰性となった
②その他

上記の解釈によっては、今後の治療は抗HER-2から他の治療に変更すべきなのでしょうか。

以上、大掴みですが、よろしくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「上記の解釈によっては、今後の治療は抗HER-2から他の治療に変更すべきなのでしょうか。」
→確かに、その可能性はありますが…

 「早合点」しないようにしましょう。(抗HER2療法は大変効果が高い治療なので、それを「やらない選択」には慎重になるべき)

「少数の癌細胞が疎ら」という表現からは、HER2陰性という評価自体、正確性を欠いている可能性もじゅぶうんにあります。
 また、「乳腺の中に生き残った癌細胞」と「全身のどこかに生き残っているかもしれない癌細胞(あくまでも可能性)」が同一であるとは限らないのです。

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