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肺再発転移?

[管理番号:8279]
性別:女性
年齢:49歳
病名:乳がん肺転移
症状:
投稿日:2020年2月7日

田澤先生ご無沙汰しております。

以前も質問させていただき、その都度的確な回答をいただき非常
に感謝しております。

以前の管理番号を失念してしまい、今回改めて質問となりますがよろしくお願いします。

2015年10月(45歳)に乳がんと診断され、
左乳房全摘手術
→抗癌剤ddEC、ハーセプチン+ドセタキセル→放射線治療
その後はハーセプチン、ゾラデックス(3年)、ホルモン療法
(タモキシフェン 継続中)、再建なし
上記の治療を受けてきました。

2019年12月(49歳)術後4年目の造影CT検査で肺に転移の可能性の所見が出ました。

●初発乳がん病理結果 StageⅢA
・浸潤性乳がん(乳頭腺管癌)
・浸潤部の大きさ:7.5cm
・脇の下リンパ節転移5/8個
・他臓器転移  なし
・核異型度  1
・ER=5+2=7/8
・pgR=1+1=2/8
・Her2 陽性
・MIB1=5%
・kI67<5%
●今回の経緯
2019年12月 造影CT (右肺中葉に2カ所結節)
2019年1月  PETCT (右肺上葉?中葉?に一カ所5ミリ、中葉に一カ所3ミリ 肺以外臓器転移なし)
2019年2月  肺 造影CT (結果待ち)
結果次第で、肺の中葉全部切除か上葉と中葉の両方の部分切除かが決まります(胸腔鏡手術)
手術を担当してくださる呼吸器科の先生は初発の肺癌の可能性は低く、乳がんからの転移だろうとのことです。

この4年間恐れていた転移が目の前に突きつけられ絶望感で一杯です。

田澤先生に質問です。

①遠隔転移の場合の予後悪いと聞きます。
5年生存率3-4割のようです。
 一般的にあと何年元気に日常を送れますか。

②10年元気でがんと共存されている方はいらっしゃいますか。

③転移再発の場合の治療は、手術ではなく抗癌剤と放射線と聞いたことがあります。
私の場合、肺の切除手術は必要ですか?
④肺の術式、胸腔鏡手術は一般的でしょうか
⑤抗癌剤治療は今後ずっと続きますか。
(初発の時は3ヶ月で終わりましたが転移の場合は?)

小さい子供がいるのでまだ長生きしたいです。
出来る限りの治療を頑張っていきたいと思います。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

肺転移とのこと。
お気持ちお察しします。

「①遠隔転移の場合の予後悪いと聞きます。
5年生存率3-4割のようです。」

→遠隔転移は「臓器」や「薬剤が効くか?」など、いろいろな条件で全く異なります。
 「遠隔転移の生存率」などと、一括りにすること自体誤りです。

「一般的にあと何年元気に日常を送れますか。」
→一般的などないのです。(上記)

「②10年元気でがんと共存されている方はいらっしゃいますか。」
→その通り(上記)

「③転移再発の場合の治療は、手術ではなく抗癌剤と放射線と聞いたことがあります。
私の場合、肺の切除手術は必要ですか?」

→これは、寧ろ歓迎すべきことです。

 2個で小さいから手術できるのです。(それでも手術に賛成してくれない呼吸器外科医もいるくらいです)
 絶対に手術すべきです。
 上手くいけば根治する可能性も残っているのですから

「④肺の術式、胸腔鏡手術は一般的でしょうか」
→それでいいと思います。

「⑤抗癌剤治療は今後ずっと続きますか。
(初発の時は3ヶ月で終わりましたが転移の場合は?)」

→永遠に抗がん剤なんて、そもそも不可能です。

 まず、手術で一段落(画像上無くなる)のだから、半年間trastuzumab + pertuzumab + eribulin(もしくはpaclitaxel)頑張りましょう。

 その後はtrastuzumab + pertuzumab単独で半年、その後はその際に考えればいいのです。

江戸川病院 東京都江戸川区東小岩2-24-18 電話03-3673-1221
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