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同時再建後の鎖骨付近の痛み

[管理番号:2252]
性別:女性
年齢:37歳
いつもこちらのQ&Aを読んで色々と勉強させていただいています。
私は右乳がんにて10月に全摘出術+同時再建の手術をを受け、現在ティッシュエキスパンダーを入れています。
大きさ 2.5×2 cm(ただし連なってる部分を含めると7cm近い)
センチネルリンパ陰性脈管侵襲 中等度陽性ルミナールAで12月からホルモン療法を始めてます。
もともと胸のボリュームが無い方なので、すでにMAX量生理食塩水を入れ、春過ぎにシリコンインプラント入れ替えを行う予定です。
手術後1ヶ月くらいはエキスパンダーの違和感がありましたが、徐々に違和感もなくなっていきました。
しかし年末辺りより、右の鎖骨辺りの違和感(腫れた感覚、ただし実際に腫れはわからない)、腕がときどき痺れるような感覚が出てきました。
最初は仕事を再開し、パソコン作業が増えたせいだろうと思っていたのですが、最近は右鎖骨と右腕のの付け根を押すと痛みがあり、鎖骨付近の怠さがひどくなってきています。
他のQ&Aから、リンパ節転移の症状はよほど進行しないと出ないと書いてあったので違うとは思うのですが、どうしても気になってしまいます。
エキスパンダーの影響だとも思ったのですが、それほどパンパンには注入してないし、実際肩の痛みも気になってしまいます。
そこで質問なのですが、リンパ節転移は症状が出て気づくということは無いのでしょうか?
もしそうならどのくらいの期間でそれほどまでに進行するのでしょうか?
症状が無いとすると、リンパ節転移に気づくのは定期的な検査しかないのでしょうか?
また、この位の期間で骨転移まですることは考えにくいでしょうか。
(9月の術前PETではありませんでした。)
よろしくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「しかし年末辺りより、右の鎖骨辺りの違和感(腫れた感覚、ただし実際に腫れはわからない)、腕がときどき痺れるような感覚が出てきました。」
⇒「寒さ」のせいもありそうです。
 
 神経による「痺れ感」だと思います。
 「寒い時期」に「痛んだり、痺れたり」しがちです。
 
「リンパ節転移の症状はよほど進行しないと出ないと書いてあったので違うとは思うのですが、どうしても気になってしまいます。」
⇒リンパ節転移の症状ではありません。
 
「肩の痛みも気になってしまいます。」
⇒この辺になると「ホルモン療法の影響」が考えられます。
 「ホルモンバランスが崩れる」と「肩から腋窩、腕にかかえての痛み」がでることが多いのです。
 
「リンパ節転移は症状が出て気づくということは無いのでしょうか?」
⇒ありません。
 私の経験でいうと…
 ①術後、数年経過観察している場合
 「リンパ節再発が見つかる」のは「定期的な局所の超音波」です。
 当然、「無症状」です。
 「超音波でハッキリ解る程度」でも「無症状」です。
 ②経過観察されていない場合
 このケースではご自分で「しこりを触れて」受診されます。
 この場合は「触知する位なので、当然①のケースよりも大きい」のですが、それでも「触知する以外の症状はありません」
 ○そもそも「10月に手術(しかもリンパ節転移なし)」しているのに「術後3カ月」で鎖骨下リンパ節転移を心配していると聞いたら「担当医も悲しむ」と思います。
  全く心配する様な状況ではありません。
 
「もしそうならどのくらいの期間でそれほどまでに進行するのでしょうか?」
⇒そもそも「リンパ節の局所再発(腋窩にしろ、鎖骨下にしろ)は非常に少ない」ことを知っておいてください。
 それに比べれば「遠隔転移」の方が圧倒的に多いのです。(逆に言うと、局所再発はとっても少ないのです)
 私自身の感覚では(余程の再発高リスクの進行癌でも無い限り)「局所再発は術後5年未満では殆ど考える必要がない」と思います。
 
「症状が無いとすると、リンパ節転移に気づくのは定期的な検査しかないのでしょうか?」
⇒その通りです。
 
「また、この位の期間で骨転移まですることは考えにくいでしょうか。(9月の術前PETではありませんでした。)」
⇒絶対にありません。
 御心配無く。

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