乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:7782]
性別:女性
年齢:39歳
病名:乳癌
症状:

田澤先生初めまして。

治療後の妊娠出産についてお聞きしたいです。

よろしくお願いいたします。

以下術後の病理検査結果です。


2017年7月に乳がんと診断。

術式は、乳房部分切除術
浸潤径8㎜
Eg3b,pg3a,Her2-,Ki67は、14.8%
ステージ1b

現在の状況

2017年8月から3ヶ月に1回のゾラデックス注射加え、毎日のノルバデックスを服用しており、今年の9月でまる2年を迎えました。

検査については、3ヶ月に1回薬の処方の時に主治医の元で血液検査をし、半年に1回のエコー、年に1回のマンモグラフィ、たまにこちらが心配になったりすればその都度CTやMRIを追加してくれます。

罹患当時は結婚の予定もなかったのでもくもくと治療を続けていたのですが、今年の5月に結婚して少しだけ妊娠出産のことを考えるようになりました。
夫婦とも術後の治療を優先で、無理に子どもが欲しいとは思っておらず、もし、出来ればいいなと言った感じなのですが、一応家族や周りの勧めもあり、主治医も背中を押してくれたので、2年間の治療を終えた後、一旦休薬して、2年間だけ妊活をしようということになりました。
2年間中に出来なかった場合、また残りの3年(又は8年)の
ホルモン療法に戻るといったような計画です。

また、私は、罹患時に遺伝子検査を受けており、BRCA2遺伝子は陰性でしたが、BRCA1が未確定遺伝子といった診断を受けました。
(陽性でもないが、陰性とも言い切れない、現代の医学では分からない遺伝子という結果が来ました。)そいった判定を受けた人間が周りにはいないため、いつもそこを心配してしまいます。

妊活のために2年間無治療期間に入りますが、その未確定遺伝子についていつも考えてしまいます…。

私のような状況の場合でもこれから妊活しても大丈夫でしょうか。

田澤先生の経験からなにかアドバイス等があれば頂きたいと思い、思い切って質問してみました。

よろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「私のような状況の場合でもこれから妊活しても大丈夫でしょうか。」
⇒全く問題ありません。

「田澤先生の経験からなにかアドバイス等があれば頂きたい」
⇒BRACAnalysisの結果を心配するのはナンセンス!

 当院でも同じ検査を行っていますが、(質問者と同じ結果は)結構多いです。
 気にする必要は全くありません。

 
 

 

質問者様から 【質問2 】

治療後の妊娠出産について
性別:女性
年齢:39歳
病名:乳癌
症状:

田澤先生こんにちは。

先日初めて質問させていただきました、管理番号7782の者です。

追加で質問があるので相談させていただきたいです。

よろしくお願い致します。

病理結果
浸潤径8mm
ER3B、PR3A、Her2-、Ki67は14.8%、グレード2
ステージ1b

術後は、3か月に1回のゾラデックス注射に加え、毎日のノルバデックス服用。
現在術後
服用。
現在術後まる2年が経ちました。

今のところ、再発もなく元気に過ごしています。

以前質問した中に、遺伝子検査でBRCA1が未確定でBRCA2が陰性という結果に対して、妊活しても全く問題ないとの回答、ありがとうございました。
これですっきりして2年間の妊活に前向きに取り組む心構えができました。

今回の質問は、
①BRCA1について、未確定遺伝子であったものの、主治医が踏み込んで調べてくれて、2017年8月の研究では、その未確定遺伝子が「Likely pathogenic」(どちらかというと病的意味合いが強いかもしれない遺伝子)という結果が出ていることを教えてくれました。
それでも、今のところ、未確定遺伝子であることには変わりないと言っていましたが、ここらへんは気にしなくても大丈夫でしょうか?

②ちょっと心配性なところがあるのですが、術後、2年間のホルモン療法をやっているので、そんなに再発におびえなくても大丈夫でしょうか?
妊活中の2年間は無治療になるのですが、2年間の妊活後に残りの年数のホルモン療法をやるのでも再発や生存率には変わりはないのでしょうか?
また、2年間の妊活中に再発してしまう可能性は、私のような状況ですと、先生の経験から高いでしょうか?低いでしょうか?

③乳がんの再発などは術後2、3年が一番多いと聞きますが、2年でいったん区切って妊活することはもんだいないのでしょうか?

お忙しい中、恐縮です。

よろしくお願い致します。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「ここらへんは気にしなくても大丈夫でしょうか?」
⇒その通り。

「再発や生存率には変わりはないのでしょうか?」
⇒不妊治療が再発率を上げるというエビデンスが無いということは、そういうことです。

「また、2年間の妊活中に再発してしまう可能性は、私のような状況ですと、先生の経験から高いでしょうか?低いでしょうか?」
⇒妊活をする患者さんは(当院では)決して少なくはありませんが…

 妊活中に再発した患者さんはいらっしゃいません。

「③乳がんの再発などは術後2、3年が一番多いと聞きますが、2年でいったん区切って妊活することはもんだいないのでしょうか?」
⇒そもそも…

 最初から妊活する方が多いくらいですから…
 そもそも問題ありません。

 
 

 

質問者様から 【質問3 】

治療後の妊娠出産について
性別:女性
年齢:39歳
病名:乳癌
症状:

田澤先生、大変申し訳ございません。

先ほど質問メールをした管理番号7782の者です。

送信したあとに、④番目の質問が消えてることを今気づきました。

大変恐縮ですが、④番目の質問を先ほどの①から③までの質問に付け加えさせていただいてもよろしいでしょうか?
大変申し訳ございません。
よろしくお願い致します。

④乳がんに罹患するずっと前から生理不順であり、高プロラクチン血症でした。
そのため、ずっと週1回のカバサールを服用しています。

乳癌のホルモン療法中もカバサールを服用していました。
(小さい下垂体線種があるため、脳外も婦人科も乳腺外科も乳がん治療中においてもカバサールを服用していて問題ないとの見解)
これからの2年間の妊活中(無治療期間中)においても基本的にカバサールを服用しないとまた生理不順になると思われます。

したがって、ホルモン療法を休養中にもカバサールを単体で服用予定ですが、それによって再発や新たな乳癌が出来やすいということはありますか?

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

「ホルモン療法を休養中にもカバサールを単体で服用予定ですが、それによって再発や新たな乳癌が出来やすいということはありますか?」
⇒ありません。(無関係です)
 ご安心を。

 
 

 

質問者様から 【質問4 】

治療後の妊娠出産について
性別:女性
年齢:39歳
病名:乳癌
症状:

田澤先生こんにちは。

管理番号7782の者です。

追加でまた質問があるので相談させていただきたいです。

よろしくお願い致します。

今回の質問は、
①BRCA1について、私の未確定遺伝子につき、さらに研究が進んで、未確定遺伝子(Likely pathogenic)から少し明らかになったとの噂を耳耳にしました。

私の未確定遺伝子は、遺伝子検査の際、
c.5558A>G(p.Tyr1853Cys)/5677A>G(Y1853C)との結果が出ていますが、それが病的かどうかの根拠は、このサイトから分かると以前主治医から教えてもらったのです。

https://preview.ncbi.nlm.nih.gov/clinvar/variation/55
627/
ここから私のBRAC1については、今現在は未確定だが、どちらかというと病的という結果だと教えてもらいました。

心配性なため、新たな結果が出たという噂を聞き自分で調べたら以前の結果と同じだと思うのですが(2018年5月の結果が最新)合っておりますでしょうか??
また、この結果以外に医療関係者にはもっと新しい情報が出ているのでしょうか??例えば、2019年の情報など…

②また、以前の質問で、ホルモン治療2年間後の2年限定の妊活について、問題ないと教えていただきましたが、もし、BRAC1が陽性だったとしても再発や新たな乳癌について心配しなくても大丈夫なのでしょうか??

③主治医は、一応、まだ未確定遺伝子だが、微妙なところなので、妊娠がうまくいったら
がうまくいったら、出産する際に帝王切開にして、卵巣と子宮を取り除くのもくのも1つの手段ですと言っています。

自分的には、
BRACにものすごく恐怖を感じている反面、まだ癌になっていない卵巣子宮を全摘することに少し不安を感じていますが田澤先生はどう思われますか?

乳がんに罹患してからずっとここでQ&Aを見てきました。

どうしても心配性なところがあり、一度考えるとモヤモヤしてしまいます。

田澤先生の豊富な経験と知識からまた教えていただきたいです。

お忙しいところすみません。

よろしくお願いします。

 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。

私の回答に変更はありません。
確かな事以外を気にかけて怯えるのは全くナンセンス。

 
 

 

質問者様から 【質問5 】

BRCA遺伝子について
性別:女性
年齢:39歳
病名:乳癌
症状:

田澤先生こんにちは。

管理番号7782の者です。

同じような質問になっていないか心配ですが、状況が変化したので、どうしても田澤先生のご意見が聞きたいです。
お忙しいところ大変恐縮でございますが、どうぞよろしくお願い致します。

先週、遺伝子検査の件で主治医から連絡があり、病院へ説明を受けに行きました。

内容は、「BRCA1の未確定遺伝子(BRCA2は元から陰性)の研究が進んで、5段階中3の未確定から4の疑わしい、つまり擬陽性になった」ということでした。
これについて自分の中で過去のことなどについて疑問がが湧いてきており、質問があります。

質問①
2017年7月に乳がんと診断。

術式は、乳房部分切除術
浸潤径8㎜,ER3b,PR3a,Her2-,Ki67は、14.8% グレード2
ステージ1b(今のところ再発なし)
診断当初はこの病理検査から主治医は「ルミナールAのため、抗がん剤適用なし。
抗がん剤の上乗せはほぼないだろう。
したがって、ゾラデックス2年とノルバデックス5年から10年」と判断し、私も自分で納得して抗がん剤はしませんでした。

今回BRCA1が擬陽性となったとのことですが、当初から擬陽性だと分かっていても、この病理検査において、(今更なんですが…)抗がん剤はしなくてよかったのでしょうか?つまり、遺伝性であろうとなかろうと、この補助療法については変わらないという認識でよろしいですか?

質問②
BRCA1は、TNBCが多いと聞きますが、私のようにホルモン受容体もあるのでしょうか?

質問③
BRCA1が擬陽性でも、ホルモン受容体の場合は、ゾラデックス又はリュープリンかつノルバデックスが標準治療となりますよね?(質問①とと被ってしまうかもしれません…)

質問④
BRCA1の有無は、予後には関係せず、ほかの乳がんと一緒でステージが予後に関係してくるという認識で正しいですか?(BRCAの有無は今後の治療法やより注意深い検診のための情報として考えればよろしいでしょうか?)
また、BRCAであってもなくても、乳がんはすべて早期発見で大丈夫という認識でよろしいですか?

質問⑤
BRCA1が擬陽性と分かった今でも2年間の妊活期間無治療期間を設けても大丈夫でしょうか?(2年間のホルモン治療後、10月から妊活のため休薬しています)

質問⑥
(再発することは考えたくないですが)リムパーザについてです。
この薬品は現在のところ、初発に関しては適用ではなく、再発した場合に適用という認識で合ってますか?さらに、再発した場合、(私のように初発の乳がんに抗がん剤の適用がなく、抗がん剤の経験がない場合は)抗がん剤後にリムパーザ適用ということでしょうか?その場合、再発のサブタイプが抗がん剤の必要のないタイプであっても、抗がん剤をしなければいけないということでしょうか?

質問⑦
今後、健側に新たな乳癌ができてしまった場合、初期治療として病理検査の結果、つまり、kiが20以下かつホルモン受容体ならゾラデックス、ノルバデックス服用し、TNBCの場合は抗がん剤適用とし、再発乳がんとしてのがんとしての治療(リムパーザ)ではなく、初発乳がんとしての治療になるという認識で合っていますでしょうか?

先のことをいろいろと考えてしまっても仕方ないのは十分承知でいますが、どうしても知りたくて自分で調べたのですが、確信が持てなくて質問させていただきました。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答5】

こんにちは。田澤です。

「遺伝性であろうとなかろうと、この補助療法については変わらないという認識でよろしいですか?」
→勿論、その通り。(議論の余地なし)

「質問②
BRCA1は、TNBCが多いと聞きますが、私のようにホルモン受容体もあるのでしょうか?」

→勿論、あります。

「質問③
BRCA1が擬陽性でも、ホルモン受容体の場合は、ゾラデックス又はリュープリンかつノルバデックスが標準治療となりますよね?(質問①とと被ってしまうかもしれません…)」

→その通り。

質問④
BRCA1の有無は、予後には関係せず、ほかの乳がんと一緒でステージが予後に関係してくるという認識で正しいですか?(BRCAの有無は今後の治療法やより注意深い検診のための情報として考えればよろしいでしょうか?)
また、BRCAであってもなくても、乳がんはすべて早期発見で大丈夫という認識でよろしいですか?」
→その通り。

「質問⑤
BRCA1が擬陽性と分かった今でも2年間の妊活期間無治療期間を設けて
も大丈夫でしょうか?(2年間のホルモン治療後、10月から妊活のため休薬しています)」
→無関係です。

「質問⑥
(再発することは考えたくないですが)リムパーザについてです。
この薬品は現在のところ、初発に関しては適用ではなく、再発した場合に適用というという認識で合ってますか?さらに、再発した場合、(私のように初発のの乳がんに抗がん剤の適用がなく、抗がん剤の経験がない場合は)抗がん剤後にリムパーザ適用ということでしょうか?その場合、再発のサブタイプが抗がん剤の必要のないタイプであっても、抗がん剤をしなければいけないということでしょうか?」

→anthracycline , taxane既治療という適応の縛りがあります。

 ★補助療法として抗がん剤が必要がないことと、再発後に抗がん剤を行うことは矛盾しないのです。

「質問⑦
今後、健側に新たな乳癌ができてしまった場合、初期治療として病理検査の結果、つまり、kiが20以下かつホルモン受容体ならゾラデックス、ノルバデックス服用し、TNBCの場合は抗がん剤適用とし、再発乳がんとしてのがんとしての治療(リムパーザ)ではなく、初発乳がんとしての治療になるという認識で合っていますでしょうか?」

→その通り。

 (対側乳癌は)再発ではないのだから。
  冷静になりましょう。





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