乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:4811]
性別:女性
年齢:33歳
昨年11月頃に受けた健康診断の乳腺エコーの結果、紹介状が届きました。
5月中旬に近所の乳腺外科で再びエコーの検査を受け、そのすぐ後に画像を診た先生に、影があるね、取った方がいいと思うけど、当院で手術する?と聞かれました。
どういった腫瘍ですか?と聞くと、乳がんだと思うよって言われました。
それ以外に説明等はなく、考えますと言って帰りました。
しかし、エコーで乳がんと判断してすぐに手術についての判断を要求してくるのは唐突だし、おかしいのではないかと、不信感を持ちました。
また、その時は伝えませんでしたが、3月くらいからお尻の真ん中あたり(椅子から立ち上がる時や座り方によって痛む)と、背中の右側が痛み(ジンジンじわじわねじれるような痛み、昨年夏くらいから)が続いていて、乳がんと言われてから、もしや転移かも・・・?と疑っています。
転移があったら手術をしても意味ないようなことがネット上では書かれているし、きちんと検査をして、どういう治療を受けるかを決めたいです。
今後、どのような行動をとったらいいのでしょうか?
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
○重要なこと
ご本人が自覚していないような乳癌で「遠隔転移は決してない」
○ネットなんかみると、「乳癌はあたかも遠隔転移が多い」ような印象をもつのかもしれませんが『大きな勘違い』です。
 乳癌で遠隔転移を起こすのは以下の2ケースです。
 1.(乳癌だと自覚していても、忙しいとか現実から逃れたいなどの理由で)『数年間放置』して「乳房を突き破るような状態となった乳癌」
   ♯このような場合でさえも、遠隔転移を起こしていないケースの方が(実は)多い
 2.術後の再発
   ♯よく考えてみてください。
    乳癌は最も予後が良好の癌種とはいえ(全てのステージをトータルすれば)10年生存率は85%位だと思います。(他の癌種では、もっと低いです)
    つまり、15%は(術後10年のなかで)「遠隔転移再発」を起こすということです。(遠隔転移以外で乳癌は亡くなりません)
    皆さんが「乳がんの遠隔転移」として(ネットなどで)目撃しているものの「殆どは術後10年間の中で起こったもの」なのです。(手術の時点で遠隔転移しているものは殆どないのです)
「背中の右側が痛み(ジンジンじわじわねじれるような痛み、昨年夏くらいから)が続いていて、乳がんと言われてから、もしや転移かも・・・?と疑っています。」
⇒100%転移とは無関係です。
 冒頭のコメントでご確認ください。
「今後、どのような行動をとったらいいのでしょうか?」
⇒きちんとした「組織検査をして確定診断」⇒術式決定のための「MRIなどの拡がり診断」を行う事です。
 33歳で「早期癌(無自覚で検診でみつかるものに進行癌はありません)」なのにCTやPET、骨シンチなどの無駄な被爆は絶対にやらないようにしてください。
 もしも質問者が「大学病院やどこかの○センター」などに行ってしまったら「半強制的に」そのような検査を受けさせられてしまいます。
 大事なことは、そのような「名前だけの病院」ではなく「きちんとした医師」をみつけることです。





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