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今週のコラム 94回目 陥没乳頭に起因する「血性分泌」のしくみ(当然、癌とは無関係です)

今年の夏は、雨多いですね?

「海の家」とか「ビアガーデン」などにとって、大打撃となっていることでしょう。

あまり暑くないとビールがすすまない?

「いえいえ、そんなことはありません。」この湿度のお陰でランニング終わりの汗は半端じゃない。

「YEBISU MEISTER」最高です。

今日、仙台育英が勝てばさぞかし美味いことでしょう。(相手の広陵は強いですが…)

 

FMから流れたショートストーリー

婦人

「まぁ、とても素敵な美術館ね。とっても有名な絵がいっぱいだわ。」

館長

「恐縮でございます。奥さま。」

婦人(絵を指さし)

「あれは、モネね。」

館長

「いえ、セザンヌでございます。」

婦人(更に)

「あれは、フェメールね。」

館長

「いえ、レンブラントでございます。」

婦人(今度は、自信たっぷりに)

「あれは、ピカソだわ。そうよね?」

館長

「いえ、奥さま。ただの鏡でございます。」

 

 

乳頭分泌

「たかが乳頭分泌。されど乳頭分泌」

このコラムでも何度となく取り上げましたが不十分でした。

 

つい先日の市川外来でも、いざ乳管腺葉区域切除の話になっても「入院期間」さえも解らない。

乳頭分泌の場合は特に「殆ど皆さんが、この乳癌プラザを見てイメージして受診」されているのに、これではいけない。

「もっと解り易く。」

そう実感したので、ここから特集します。

 

○基本

1.片側単孔性(多孔性)

2.性状:黄、血性(茶、黒、赤)

   ♯白や青、緑などは分泌液が変性したもので癌とは無関係

3.継続:3カ月以上「絞ると必ず出る」状態が継続すること

 

☆ここで注意点があります。

「陥没乳頭に伴う、炎症性の出血⇒単孔性血性の勘違い」

これが結構多いのです。

 

陥没乳頭に起因する「血性分泌」のしくみ(当然、癌とは無関係です)

これが乳頭の全体像です。

解りやすいように、以下は点線部分(乳頭)のみを拡大して説明します。

 

 

 

 

正常な乳頭部です。

表皮(皮膚)の細胞は(ご存知のように)毎日剥がれ落ち(垢です)、洗浄されます。

 

 

 

 

陥没乳頭

皮膚が陥没した状態です。

本来「外へ出ているべき皮膚」が内部に引き込まれている様子がわかります。

 

 

 

陥没乳頭内部での垢の「貯留」⇒「感染」⇒「炎症」

皮膚から剥がれ落ちた角質(垢)が外へ洗い流されずに「乳管出口」に詰まり「乳管閉塞」を起こします。

角質部分(垢)は感染を起こしやすく、時に強い炎症を起こします。

♯ 「臍ゴマ」を思い浮かべるといいでしょう。

 

 

炎症」⇒「繰り返す」非腫瘍性の「血性分泌」

角質の貯留が慢性化すると、慢性的に繰り返す「出血」=「血性乳頭分泌」の原因となるのです。

 

 

 

 

◎次回は「本物」の血性分泌を紹介します。

 

~ 乳癌の手術は江戸川病院 ~
江戸川病院 東京都江戸川区東小岩2-24-18 電話03-3673-1221
監修:江戸川病院 田澤篤 医師

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