こんにちは。
「乳がんの最前線」 8月16日(小岩アーバンプラザにて)(市民講座)がいよいよ間近に迫ってきました。
[最前線の意味]
ここでは、「最前線」の意味について「最先端」と比較しながら紹介します。
●最前線 戦場で敵に一番近い戦線(デジタル大辞泉)
●最先端 ある分野で現在一番進んでいるところ
これを乳癌診療にあてはめると、
●乳がんの最前線 戦場(=乳癌診療)で敵(乳がん)を実際に診療している現場:一般病院
●乳がんの最先端 ある分野(=乳がん領域)で現在一番進んでいる(研究、試験で):大学病院、一部研究機関
となるでしょう。
[講演内容]
私は、年間でのべ1万人の外来患者さんを診療してきましたので(医師一人当たりとしての診療患者数としては、乳腺外科では類を見ないと思います)一般の方たちや、患者さんが実際に「何を疑問に思い」「何を知りたいか」を経験上知ってます。
今回は、それらを網羅する観点でスライド作成しました。
●更に、(ご自分が乳がんだったり、ご家族が乳がんと診断された、特に若い方に多いのですが、)インターネットなどでいろいろな情報を手にしていて「専門医でないと解らない内容」を質問される方も少なからずいらっしゃいます。
今回は、そういった方々もがっかりされない内容を盛り込んでいます。
やや、専門的となり大部分の方には難解となりすぎるので、できるだけ砕いて作成しております(質問としてなら、どこまでも答えます)
◎最後に、次回(9月6日)開催する「早期で克服!乳がん」との違いについて、
もちろん、乳がんの基本的なところは共通するのですが、「早期で克服」の方は、乳がん検診や、早期発見についてを主眼とした内容です。
興味のある方は、両方を聴講していただければ幸いです。