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「皆が気になる質問」シリーズ第2回 「マンモとエコー何が違うの?どちらがいいの?」を掲載しました。

皆さん、こんにちは。田澤です。

 

術者「皆が気になる質問」シリーズ第2回目は

「マンモグラフィーとエコー何が違うの?どちらがいいの?」です。

 

皆さん。疑問に思った事がおありと思います。

私が日常診療している中での皆さんの反応からは

「マンモグラフィーの方が優れている」と考えている方が多いように思います。

また「若いうちは超音波の方がいい」という知識をお持ちの方も結構いらっしゃいます。

 

ここでは「教科書的な違い」もお話しますが、

  • 「診療経験が豊富な乳腺外科医」でしか知り得ない「本当の違い」をお話します。

 

皆さんが「乳腺外科医としての技術の差」として、一番先に思い浮かべるのは「手術の上手さ」かも知れません。

勿論「手術技術」は重要なのですが、実はそれ以上に差がでるのが「超音波技術」なのです。

 

「マンモグラフィーとエコーの違い」として4項目ありますが、大事な事から順番に並べると

①エコーは「術者(検査する医師)の技量」によって精度(診断の確かさ)が異なる」のに対し、マンモグラフィーは「誰が撮影しても」精度に違いがでない。

 

②エコーは「小さな腫瘤でも解るが、石灰化は解らない」

マンモグラフィーは「小さな腫瘤は解らないが、石灰化は解る」

 

③エコーは「若年者の乳腺に有効」

マンモグラフィーは「より高齢者に特に有効」

 

④エコーは「検診での有用性が証明されてはいない」(現在、試験が進行中)

マンモグラフィーは「健診での有用性が証明されている」

 

ざっと、こんな感じとなります。

 

詳細は「皆が気になる質問」コーナー

第2回「マンモグラフィーとエコー何が違うの?どちらがいいの?」をクリックしてみてください。