[管理番号:979]
性別:女性
年齢:57歳
質問者様の別の質問質問が新たな内容のため、別の管理番号としました。 |
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先日は丁寧なご回答有難うございました。おかげで被爆が心配と言う主人を説得できました。
エコー、マンモ、細胞診の結果は残念ながら乳がんと診断されました。
ホルモン治療が良く効くタイプとの事でしたがまだHER2の結果が出ていません。
先日ペット検査をした結果、リンパを含め転移は無いとの事でした。
が左胸にもう一つがんが見つかりました。ちょっと怪しいと思っていたとの事でしたがペット検査でがんが判明したようです。ちょっとタイプが違うけど手術で取るから細胞診はやらないと言われたのですが、タイプが違うとはどういうう事なのか?本当に細胞診をやらなくて良いのかとても不安です。
がんが複数個あることは普通にあることなのでしょうか?
来週CT検査をしてがんの大きさを見ると言われていますが、大きな病院で検査予約にいちいち時間がかかることもあり、とても不安です。
お忙しいこととは思いますが、宜しくご教授の程お願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
乳癌と診断されたのですね。
お気持ち、お察しします。
回答
「タイプが違うとはどういうう事なのか?」
⇒(勿論、予想でしかありませんが…)
画像所見が異なるのでしょう。
「本当に細胞診をやらなくて良いのかとても不安です」
⇒本来は細胞診すべきではありますが…
ただ、切除範囲(温存術ですよね?)に十分含まれる部位にあるのでしょう。
そうで無ければ当然細胞診(本来は針生検)すべきです。
「がんが複数個あることは普通にあることなのでしょうか?」
⇒複数個ある場合にも以下の2通りあります。
①娘結節(乳管沿いに(しこりとしては非連続だが)実際には乳管内病変として連続しているもの)
これは厳密な意味では多発とはいいません。
②全く別の乳管系にできた、別の起源の乳癌
この場合には「温存手術でいいのか?」という「術式の妥当性の問題」が生じます。
★①であれば、結構良くあることです。
②の場合は「それ程多くはありません」