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12月24日(水)② 5件の乳がんQ&Aを更新しました。 *12/12以降の受付分を含む

ホルモン感受性乳癌の術後ホルモン療法延長について   [管理番号:13320]
女性71歳
■病名:ホルモン感受性乳癌術後
■2021年4月左乳癌全摘手術施行。大きさ1.6*1.2cm、ER 90%, PgR 40%,Her2 (+1) 陰性、Grade III 、Ki67 30%以上、リンパ・脈管浸潤無し。オンコタイプ
RS=19 のため化学療法はしないで、内分泌療法(アロマターゼ阻害薬)のみで経過を見ております。
そこで、内分泌療法の追加について質問です。
主治医は「RS19なので内分泌療法は5年で終了。」という意見です。
しかし、ホルモン受容体陽性乳癌は、長期にわたり再発のリスクがあります。
内分泌療法の基本は5年ですが、延長すれば、DFS,OSを改善する傾向があります。
ガイドラインでは、アロマターゼ阻害薬の追加期間については、再発リスクと有害現象を検討し、2~3年とするか5年とするかを判断するとしています。
私の場合、核異形度・組織のグレードが高く、晩期再発リスク群に該当するため、延長を考慮した方が良いと考えます。現在のところ、大きな副作用もありません。
また、POTENT試験の適格基準をクリアしていましたが、組み入れ基準である手術から1年以内という規定に入っていないため、TS―1の内服併用も出来ていません。心配です。
以上より、内分泌療法の延長を希望しておりますが、ご意見を聞かせて頂ければ幸いです。 ……【詳しく読む】ホルモン感受性乳癌の術後ホルモン療法延長について

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CEAの上昇について   [管理番号:13319]
女性57歳
■質問1:これは現状では1000%気にしないで良い数値でしょうか?Q&Aの田澤先生のお言葉にもありましたが、「再発の最初の兆し」である可能性は少しもございませんか?

質問2:次回の結果でCEAの数値がいくつ以上であれば再発(あるいは他の消化器系癌)を少しでも疑われますか?

質問3:2026年3月が次回の血液検査ですが、結果を聞かずにモヤモヤしながら飛行機で帰宅するのが辛いので、CEAの結果が出るまで診察を後ろにずらしてしていただくことはできますでしょうか。(できるだけ早く病院には着くつもりですが、血液検査はいつもすごく待つので診察時間の直前になってしまうことも多いです。) ……【詳しく読む】CEAの上昇について

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乳がん検診の結果C(1年後再検査)について   [管理番号:13318]
女性42歳
■34歳当時の話(2017年)です。
産後6か月の時、すでに断乳していたため、エコーとマンモを受けました。
エコーでは問題なし、マンモグラフィーで石灰化が左右胸に一つずつありました。
目を凝らさないと見えないくらいの小さな点で、先生は『ホルモンの影響でよく見られます、全く問題ありません。』とのことでした。
経過観察は必要ですかと聞いたら、『いやいや、必要ありません、年一回のエコーで十分です。』と言われました。
これは、良性の石灰化であったと考えていいのでしょうか?

それ以降、2025年現在まで、毎年エコーとマンモを受けています。
マンモで石灰化を指摘されたことは、あれ以降ありません。

今になり心配になりました。 ……【詳しく読む】乳がん検診の結果C(1年後再検査)について

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経過観察不要の石灰化について   [管理番号:13317]
女性42歳
■34歳当時の話(2017年)です。
産後6か月の時、すでに断乳していたため、エコーとマンモを受けました。
エコーでは問題なし、マンモグラフィーで石灰化が左右胸に一つずつありました。
目を凝らさないと見えないくらいの小さな点で、先生は『ホルモンの影響でよく見られます、全く問題ありません。』とのことでした。
経過観察は必要ですかと聞いたら、『いやいや、必要ありません、年一回のエコーで十分です。』と言われました。
これは、良性の石灰化であったと考えていいのでしょうか?

それ以降、2025年現在まで、毎年エコーとマンモを受けています。
マンモで石灰化を指摘されたことは、あれ以降ありません。

今になり心配になりました。 ……【詳しく読む】経過観察不要の石灰化について

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乳がん多発肝転移の化学療法ついて   [管理番号:13316]
女性54歳
■田澤先生に質問なのですが、浮腫と胸水がおさまった後の抗がん剤「再開」時に、以下の考えうる選択肢を含め、どのような治療を選択するのが良いか、アドバイスいただけますと幸いです。

1.抗がん剤(ドセタキセル)の効果は出ているため、これまで同様、フェスゴ+ドセタキセルで再開し、やれるところまでやってみて、副作用が強ければその時点でレジメンチェンジを検討(但し、減薬ありの8回連続で実施できましたが、浮腫や浮き爪など副作用も多いです。Weekly-PTXへの変更も有効でしょうか?)
2.効果と副作用のバランスでエリブリンを選択して再開(もしくはT-DM1を選択)
3.ドセ8回で早期cCRを得られなかったことからT-DXdにチェンジして再開(ペルツズマブとの併用療法が承認されてからT-DXdを使用したほうが効果が高いでしょうか?)
4.当面はフェスゴのみ継続し、3ヶ月ごとの画像診断で変化があった時点で、上記1~3 or 他選択肢で再開

尚、肝転移腫瘍の正しい大きさがお伝え出来なくて申し訳ないのですが、CT画像上当初4~5cmくらい(複数)のものが、それぞれ1cmくらいまで縮小している感じです。肺とリンパは当初1cm位のものが消失・縮小といわれています。

またこれ以外にも、田澤先生のお考えの治療や注意すべき点、主治医と確認すべき点
などありましたら、ご教示いただけますとありがたいです。 ……【詳しく読む】乳がん多発肝転移の化学療法ついて

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