[管理番号:12803]
性別:女性
年齢:32
病名:放射状瘢痕
症状:
投稿日:2025年06月08日
初めまして。
10代のころから左胸にしこりがあり、細胞診を実施し良性(繊維腺腫)でしたが、それ以来年に一度乳腺外科でエコーによる定期検診をしていました。
今年より夫の転勤に伴い別の乳腺外科にお世話になることになり、先月の検査(エコー+マンモ)で右胸に悪性の可能性がある4.5mmの腫瘍があるのとのことで針生検をすることになりました。しこりは指摘された箇所を触ってみると、自分でもわかるようなものでした。針生検当日はエコーを見ながら3回に分けてしこりを採取していただいたと記憶しております。
結果は「放射状瘢痕」で良性のため、1年後に再度検査をすればよいとのことだったのですが、「放射状瘢痕」というキーワードで情報検索をすると、癌を合併することもあると出てくるため大変不安になっております。
以下質問です
①「放射状瘢痕」は針生検で良性であれば安心してよいのでしょうか?マントーム生検や摘出生検は不用なのでしょうか?
②学生時代から繊維腺腫があり、今回放射状瘢痕も見つかった状態ですが、人より乳がんのリスクは高いのでしょうか?今後気をつけるべきこと等があればご教示ください。
お忙しいところお手数おかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
他人の針生検の精度を推し量ることは不可能ですが、私がこの医師で注目したポイントは2つ
1.「4.5mm」という比較的小さな病変に対して(どこかにうじゃうじゃ存在している経過観察医師達とは異なり)「すんなりと」針生検を提案して行っている。
⇒下手な医師は小さな病変は「自信がないので」やたらと経過観察としがち
2.良性との診断で「1年後でOK」としている。
⇒これも下手な医師だと「きちんと採れていないのかも。と(医師自身が)疑心暗鬼となり」半年後とか場合によっては「3か月後」に経過観察などといいがち
上記2つの意味で、この医師は「ある程度以上、針生検の精度に自信を持っている=信頼できる」と思いました。
①「放射状瘢痕」は針生検で良性であれば安心してよいのでしょうか?マントーム生検や摘出生検は不用なのでしょうか?
⇒上記の意味で問題はなさそうです。
②学生時代から繊維腺腫があり、今回放射状瘢痕も見つかった状態ですが、人より乳がんのリスクは高いのでしょうか?
⇒考えすぎです。
今後気をつけるべきこと等があればご教示ください。
⇒特にありません。
普通に検診を受けましょう。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/6/30
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