[管理番号:12667]
性別:女性
年齢:48
病名:
症状:
投稿日:2025年04月28日
YouTubeからこちらを知りました。
とても参考になり、お忙しい中、このような場を作っていただいてることに大変感謝しています。
地方在住48歳です。
10歳の子どもあり。
月経あり、今月少し生理に変化あり(周期が28日から16日に早まりました)
身内に乳がんは無しです。
2024年1月に両脇に軽い筋肉痛のような違和感を感じ、乳腺科がある小さいクリニックを受診しました。
マンモグラフィーは映らず、エコーにて10ミリのものが見つかる。おそらく良性とのこと。念のため1年に1度のエコーを勧められました。
2025年1月
2回目エコー。
10ミリが少し小さくなってる。良性と確定したければ細胞診と言われましたがその際は行わず。
2025年4月
3回目エコー
11ミリと少し大きくなり、形が楕円から少しオニギリ型に変化のため、細胞診をしました。
2025年4月
細胞診の結果が
採取部位 乳腺
標本適否 適正
赤血球 多数
好中球 少数
円柱上皮細胞 中等量
判定Ⅲ
N /C比の高い乳管上皮細胞とその集塊が見られます。核クロマチンの増量や核形不整も認めます。乳管癌が否定できません。病理組織学的に精査をお願いします。
ということでした。
その後、上半身のCT、マンモグラフィー、肺レントゲン、採血を行いましたが異常なしでした。
医師に悪性の可能性は?と聞いたところ、「50~60%かな」とのことでした。細胞診で針を刺した感触は硬くなく、血?水分が入っていたそうです。これだけの情報で恐縮ですが私は悪性の可能性が高いでしょうか?
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
QAである以上、純粋に回答すべきと解ってはいますが…
正直な感想
ちょうど、この2,3日の間に「QA12654」及び「今週のコラム495回目 癌の経過観察をされないために」を書いたために、この問題(細胞診クラスⅢは良性ですよ。クラスⅢで癌を疑うような医師は癌を細胞診しても下手なためにクラスⅢにしかならない)は、どうしても黙っていられなくなってしまうのです。
この問題はコラム495回目の「癌を経過観察されてしまう」原因の大きな一因であることは間違いありません。
やはり次のコラムも徹底的に衆知するために、その名も『細胞診でクラスⅢなのに癌を疑う医師と分かった時点で、リスク回避をしなくては後悔します』として、全国に多数存在する「癌を経過観察されている」人達に警鐘を鳴らす時、まさにその時がきたのです。
医師に悪性の可能性は?と聞いたところ、「50~60%かな」
⇒酷すぎますね。
冒頭のコメント参照のこと
その後、上半身のCT、マンモグラフィー、肺レントゲン、採血を行いましたが異常なし
⇒異常がないのは100%当たり前!(と、いうより何でこんな検査をしたのか全く意味不明。まさか「乳癌の手術を前提とした全麻検査」では???)
これだけの情報で恐縮ですが私は悪性の可能性が高いでしょうか?
⇒とても回答不能です。
細胞診クラスⅢで乳癌を50-60%疑う医師の存在自体が「あってはいけない」事態! それをベースに(私が)理解することは最早無意味です。
私が言えることは、「癌の経過観察は他人事ではない」ということ。 あなたはまさに「今、そこにある危機」に気付くべきです。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/5/14
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