[管理番号:12395]
性別:女性
年齢:42
病名:右浸潤性乳管癌 硬癌
症状:痛み、感覚麻痺、精神症状、便秘
投稿日:2025年01月11日
全摘から2ヶ月と2週間ほど経ってからタモキシフェンの内服を始めました。
主治医と他院のかかりつけ医は年齢が若いためリュープリンも打った方がいいと言いますが、副作用が怖くて迷い中です。
下記の結果からリュープリンは必要だと思われますか?(SNSを見ると、同じような症状の方がリュープリンの治療をしているようです。)
・浸潤径1cm弱
・ステージ1、グレード2
・ホルモン陽性、her2陰性(元々は陽性判断)
・ki67 30%前後(ホットスポット60%超え)
・リンパ節転移等はなし
・オンコタイプ低リスク
もしリュープリンを打つ場合は、通常はタモキシフェンの内服と同時にしなければいけませんか?
術後いつまでに始めればいいですか?
タモキシフェンを始めてから、持病の精神疾患が強く出る時があります。
身体症状症や広場恐怖症、過呼吸です。便秘もひどくなりました。
これは薬の副作用ですか?
術後2ヶ月経っていますが、術後から現在まで背中の肩甲骨付近まで感覚がありません。
医師は「乳腺はそんな広範囲にはない。感覚がないのはおかしい。」と言い私の訴えを聞いてくれません。
術中に神経か何かを切断されてしまったのでしょうか?
生理前や寒い時期になると傷口がズキンと痛みます。
これはどういう状態ですか?
よろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「若いから」みたいな曖昧なものではなくLH-RHagonist併用の必要性は
「きちんとエビデンスに基づくべき」です。
(以下、LH-RHagonist併用が必要なケース)♯無論ER+、閉経前が大前提、その上で
1.35歳未満
2.リンパ節転移陰性でOncotypeDXのRSが21~25
3.リンパ節転移陽性(1~3個)でOncotypeDXが1~25
4.(化学療法閉経から回復した場合)
以上1~4がtamoxifen+LH-RHagonist併用となります。
★質問者はOncotypeDX低リスクとあるので、「リンパ節転移陰性」かつ「RS 1~19」を満たしているのであれば「LH-RHagonist併用は不要」となります。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/1/31
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