[管理番号:9784]
性別:女性
年齢:47歳
病名:浸潤性乳管癌(硬性型)
症状:
投稿日:2021年10月8日
田澤先生初めまして。
お忙しいところ恐縮ですが、ご相談させて頂きたくお問い合わせさせて頂きました。
9月(上旬)日に右乳房部分切除+センチネルリンパ節生検をしました。
その後病理結果が下記の通りでした。
組織型 浸潤性乳管癌(硬性型)
腫瘤の大きさ 0.9センチ
断端 陰性
リンパ節転移2/10 ステージ2A
エストロゲン陽性 プロエストロゲン陽性
Her2蛋白/遺伝子 陰性
MIB1 13.6%
サブタイプ 女性ホルモン感受性
リンパ節転移2個 閉経前なので化学療法EC→ドセタキセル
3週間毎??8回
その後放射線療法とホルモン療法との説明をうけました。
化学療法はよく考えて決めて下さいとの事で、また1週間後にお返事する事になりました。
突然の事で化学療法を受ける勇気がなく、田澤先生にご意見を伺いたく送らせて頂きました。
どうぞ宜しくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「リンパ節転移2個 閉経前なので化学療法EC→ドセタキセル
3週間毎??8回
その後放射線療法とホルモン療法との説明をうけました。」
⇒MIB-1=13.6%であればルミナールAの可能性が高いので(私であれば)化学療法の提案は「そもそも」しません。
もしも不安であればOncotypeDXすると納得できると思います。
ご参考に。
質問者様から 【質問2 】
化学療法は必要か
性別:女性
年齢:47歳
病名:浸潤性乳管癌(硬性型)
症状:
投稿日:2021年10月11日
再質問をする場合は、1週間以上あけてからお願いします。
Q&Aコーナーについてよくある質問はこちらをクリックしてください。
先日は回答頂き本当にありがとうございました。
書き漏れと間違いがありましたので、恐縮ですが再度送らせて頂きます。
化学療法はそれぞれを3週??4クールでした。
8クールと書いてしまいました。
すみません。
ホルモン療法の書き漏れはホルモン療法+リュープリンです。
先生のアドバイスを頂き、オンコタイプDXをしてみようと思ってます。
化学療法をしない場合は、放射線+ホルモン療法とリュープリンと考えてよいのでしょうか?
毎日考えてばかりです。
田澤先生宜しくお願いします。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは田澤です。
「化学療法をしない場合は、放射線+ホルモン療法とリュープリンと考えてよいのでしょうか?」
⇒そうなります。 『今週のコラム 303回目 閉経前ホルモン療法 まとめ』参照のこと
質問者様から 【質問3 】
化学療法は必要か
性別:女性
年齢:47歳
病名:浸潤性乳管癌(硬性型)
症状:
投稿日:2021年10月18日
本日、オンコタイプDXをお願いしました。
主治医は化学療法の方をおすすめしますが、あなたがオンコタイプDXやりたいなら…って雰囲気でした。
閉経前、リンパ節転移2個だから、多分グレーゾーンになるのではと言うお気持ちの様です。
私の様な場合、オンコタイプDXはあまり意味がないのでしょうか?
閉経前、リンパ節転移2個は条件として、オンコタイプDXの結果は参考にならないのかと不安になります。
オンコタイプDXをお願いしたのですが、私の考えは間違ってるのではないかと思う自分もいたり‥。
田澤先生のアドバイスをお願いします。
お忙しいところ大変申し訳ありません。
田澤先生から 【回答3】
こんにちは田澤です。
「閉経前、リンパ節転移2個は条件として、オンコタイプDXの結果は参考にならないのかと不安」
⇒誤り。
是非、『今週のコラム 269回目 Rx PONDER (中間解析) その解釈』をご覧ください。
リンパ節転移が「1-3個」でOncotypeDXが有効であることは「周知の」事実です。
ご安心を。