[管理番号:7174]
性別:女性
年齢:29歳
病名:乳がん
症状:特にありません。
田澤先生 こんばんは。
2年前しこりがある事に気付き検査の結果
乳がんである事がわかりました。
脇のリンパへの転移も無く、温存手術をし病理結果で
転移はどこにも無く、ステージ1 浸潤癌 浸潤2ミリとの結果で抗がん剤の治療は
無く、放射線治療30回の治療をしました。
癌の種類は浸潤が2ミリだった為検査が難しくハッキリとは
分からず、針生検の結果からするとホルモンは関係がなく遺伝性であるとの診断からトリプルネガティブだろうとの事でした。
術後3ヶ月に1度は病院で主治医に触って確認してもらい
次の3ヶ月はエコー、丁度1年目でエコー、マンモ、レントゲン、血液検査との検査をしておりました。
今回2年目の検査で、エコーは問題無かったのですが、
マンモの検査で 腫瘍のあった場所に石灰化が確認されました。
もともと癌が発見できた写真の時石灰化がハッキリと写っていた事、腫瘍があった場所に石灰化がまたある事からMRIの検査をする事になりました。
今回の石灰化は小さい点のようなところは0.何ミリ、小さく点を結んでみても4ミリ程しかなく、
腫瘍があった場所は胸の下端らへんだった為マンモを使って針生検をするのは難しいと言われました。
念のため先生にも針生検の検査は出来ないかと聞きましたが、難しいと言われてしまいました
MRIの検査も生理の関係で来月に入ってからの検査でとても不安に思っております。
温存の術後の石灰化は悪い物ではない事の方が多いとは
説明を受けましたが、まだ術後2年しか経っていない事や、腫瘍の場所に石灰化してる事や、再発の石灰化の理由が揃って
いるのかと思うと怖くてたまらなく、ご相談させていただきました、、、
先生がおっしゃっている、術後の悪くない石灰化の可能性は高いのでしょうか?
お忙しい中申し訳ございませんが、この状況での先生のお考えなど教えていただけませんでしょうか。
宜しくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「お忙しい中申し訳ございませんが、この状況での先生のお考えなど教えていただけませんでしょうか。」
→普通に考えたら(術後にできる)「異栄養性石灰化」でしょう。
ただ、(画像を見ていないので、解りませんが)乳房内再発を否定しきれないのであれば(無意味なMRIではなく)ST-MMTすべきでしょう。
★ マンモで映っている以上、不可能ではないと思います。
質問者様から 【質問2 再質問 術後の石灰化が確認出来ました】
性別:女性
年齢:29歳
病名:乳がん
症状:
田澤先生こんにちは
再質問までの期間がすぐになってしまい
申し訳ありません。
お許しください。
お返事いただきありがとうございます。
田澤先生の一言ですごく気持ちが楽になりました。
この質問の後にも主治医の方にどうしてもマンモトーム生検をお願い出来ないかと電話をしましたが、やはりまだ石灰化が小さく今するべきではないし、場所的に出来ないと言われました。
でも、マンモグラフィーの画像だけでは、術後の石灰化なのか局所再発の石灰化なのか見分けが付かない。
だからMRIをしっかり受けてほしいと言われました。
MRIの検査は3月始めで結果は半ばに出ます。
このままMRIの検査だけで100%の結果を聞けないのはとても不安です。
素人には、端すぎて出来ないの意味も小さすぎて取れないの意味もあまり理解できませんが、田澤先生がおっしゃっている マンモで写っている限り取れないものはないというお言葉の投稿を見て、
少しでも可能性があるなら100%の結果をきちんと知りたいです。
家族に田澤先生のお話をして相談し、
主治医に正直に不安である事を話して紹介状と自身の病気のデータを出してもらい田澤先生の病院で検査していただく事は出来ないでしょうか。
可能でしたら、田澤先生に検査していただきたいです。
私の今の状態で急ぐ程ではないのでしょうか?
モヤモヤが募るばかりで急ぐ事を考えてしまいますが、田澤先生のご意見に従って先生の病院に行かせていただきたいです。
もし可能な場合、MRIの検査の予約は入ってしまっている為検査を聞きに行く日に主治医に話すつもりをしております。
どのタイミングで予約などをしたらいいのかなど教えていただけましたら幸いです。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
「素人には、端すぎて出来ないの意味」
→これは是非『今週のコラム 78回目 この間、何回も引っ張られたりして大変な思いをした患者さんですが、得られたのも(我々ではなく)「患者さんの勝利」なのです。』をご参照ください。
質問者が言われいる「端過ぎて」というのは、上記コラムで出している実例に近いのだと思います。
「マンモで写っている限り取れないものはない」
→これは実際に「成功体験」を積み上げない限り、得られないものです。
「主治医に正直に不安である事を話して紹介状と自身の病気のデータを出してもらい田澤先生の病院で検査していただく事は出来ないでしょうか。」
→このような「地元で、無理だといわれたから」という理由で当院で
ST-MMTをしている人は多数いらっしゃいます。(皆さん、考えることは一緒です)
このような所謂「難関症例」を経験することで(私ばかりではなく)「実際に引っ張り出してポジショニングをする技師さん」たちのスキルが上がっているのです。
「どのタイミングで予約などをしたらいいのかなど教えていただけましたら幸いです。」
→MRIなど、無意味な検査なので(私には)興味はありません。
検査が希望ならば(いつでも)秘書メールしてください。
質問者様から 【質問3 術後の石灰化が確認できました】
性別:女性
年齢:29歳
病名:乳がん
症状:
田澤先生
前回のご紹介ありがとうございました。
読ませていただきました。
私の疑問に思っていた事にとても合った物でした。
そしてメールよりご連絡させていただきました。
本当にありがとうございます。
今回石灰化で見つかる局所再発の事をもっと勉強しようと思い自分なりに調べてみるものの、局所再発してしまう事に関してはたくさんの資料などを読みました。
その中で、石灰化での局所再発がどのような状態で見つかるのかという情報がなかなか少ないのだなと思いました。
温存術後に局所再発する確率が高いとの事なのですが、
石灰化で見つかる場合腫瘍があった場所に石灰化が出来る事は稀なのでしょうか?
再発に伴う石灰化は、手術した場所の近くに出来るのが特徴。
とも見たのですが、高確率で手術をした場所に石灰化があると再発に近いのでしょうか?
再発をしない方は手術した場所から離れた所に石灰化が見つかる事の方が多いのでしょうか。
たま、ステージやリンパなどへの転移あり、なしはあまり関係がないものなのでしょうか?
今は石灰化が4ミリなのですが、これがもし悪かった場合早期発見となるのですか?
再発が起こるのはかなり稀だと言われていたのですが、術後に石灰化が出来る場合があるという知識を2年間知らなかった為教えていただきたいです。
お忙しい中このような質問をしてしまい申し訳ありません。
教えていただける範囲で教えていただきたいです。
宜しくお願い致します。
田澤先生から 【回答3】
こんにちは。田澤です。
物事を複雑に捉えているようです。
「石灰化を起こす癌と、起こさない癌」みたいに「石灰化を特別な事象」と捉えると、とんでもない迷路に入り込むだけです。ご注意を。
「術後に石灰化が出来る場合があるという知識を2年間知らなかった為教えていただきたい」
→シンプルに考えましょう。
事実は…
①温存術後には切除して縫合した部分には、その治癒過程において融解した脂肪や新生した肉芽組織(瘢痕)にカルシウムが沈着して石灰化が起こることがある。=異栄養性石灰化
②温存乳腺に癌が再発(もしくは新規発生)した際に、その癌が乳管内であると、その乳管内への進展過程で(乳管内で増殖した癌細胞の中で)壊死が起こり結果として「癌細胞が乳管内で壊死することによる石灰化」が起こることがある=壊死型石灰化③その他 石灰化が起こる原因の99%以上は「癌以外が原因」です。 例)乳腺症に伴うものなど
注意点
温存乳房内にできた癌でも(たまたま)石灰化を起こすケースと、(当然ながら)石灰化を起こさないケースがある。(頻度からすれば、石灰化を起こさない方が多い)
①は通常(②に比べると)粗大となりやすいので、「粗大であれば」②ではなく、①と(画像だけで)判断できることがある。
①であっても(画像上)粗大とは断定できない場合や③は②と(画像だけで)区別することは不可能→区別するにはST-MMTしかない。
質問者様から 【質問4 】
術後の石灰化が確認できました
性別:女性
年齢:29歳
病名:乳がん
症状:
こんにちは
前回のお返事ありがとうございます。
きちんと読ませていただきました。
先生のこちらのサイトで色々勉強させていただき今の病院でのMRIの検査がやはり意味があまりない検査だと言われた意味も理解しました。
主治医の先生には手術前からずっと見ていただいていて感謝しております。
ですが、田澤先生の患者さんへ対しての考え方、不安を少しでも取ろうとしてくださる意識を読んだりさせていただいて、家族にも相談をし田澤先生の病院に転院させていただけないかと考えております。
田澤先生の患者さんはとても多く田澤先生への負担になってしまう事は承知しております。
術後に転院は良くないなどと聞きますが、術前だとしても術後だとしてもこれから先、ずっと見ていただける先生はやはり信じられる先生がいいです。
今回の状況で、このまま今の病院に通い続ける事は私にはとても不安です。
今回、田澤先生に6月の頭にガイド下マンモトーム生検の予約を取らせていただきました。
検査の確定もしていただき、その日の流れもメールよりご連絡いただきました。
3月のMRIは断るのがどうしても気が引けてしまい断る事ができません。
ですが、そのMRIの結果の日に主治医に田澤先生のところでガイド下マンモトーム生検を受けるということ、転院をしたい事はきちんと伝えるつもりでおります。
ですが、万が一MRIの結果で局所再発の可能性があると言われた場合でもその後からは田澤先生に診てもらいたいというのが私の希望です。
どこか他の病院や生検していただける病院を紹介してくれる提案があったとしても田澤先生に診ていただきたいです。
ですがガイド下マンモート生検の検査までは3ヶ月程空く事で
田澤先生にお会いできるまで再発と言われてしまった場合とても不安です。
田澤先生に検査をしていただく前に転院を前提に受診させていただく事はできるのでしょうか。
MRIの検査の結果で問題ない。
と言われたとしても正直不安ではありま
すが3ヶ月待っても再発などの進行は大丈夫なのでしょうか?
方法がない場合などは今の病院で外科生検する事も考えた方がいいので
しょうか?
お忙しい中、このような質問をしてしまいすみません。
宜しくお願い致します。
田澤先生から 【回答4】
こんにちは。田澤です。
何か勘違いされているのかもしれません。
MRIの結果には興味が無い(MRIで癌が疑われて外科的生検をする事態とはならないでしょう)
★石灰化は(エコーで所見が無い以上)選択肢は2つなのです。
1.ST-MMTで確定診断
2.半年後、経過観察
2を選択肢し、「半年後に先延ばしとする」よりは(ST-MMTは混んでいて6月になりますが)「4か月後に確定診断をする」方がいいのでは?
質問者様から 【質問5 術後の石灰化が確認できました】
性別:女性
年齢:29歳
病名:乳がん
症状:
先日田澤先生にマンモトーム生検の検査をしていただいた者です。
田澤先生と直接お会いし、先生に検査していただけた事とても感謝しております。
そして、先生に直接お会いしてお話しさせていただいてずっと不安でいたのですが、とてもホッとした気持ちになり先生の所に行かせていただけて良かったと思っております。
病院の方よりご連絡をいただき、2週間後の検査結果を聞きに行く受診を1週間程伸ばすと予約の変更のご連絡をいただきました。
お電話いただいた際は、驚いてしまい動揺してしまいましたが、先生のご経験からは珍しい事ではないと思っております。
直接先生の前で質問をしようと思うと緊張して質問したい事が飛んでしまい前回も質問出来ずに診察を終えてしまい、この場で可能な限りで構いませんので質問させてください。
・今回田澤先生にマンモグラフィーでの画像を見ていただいたのですが、田澤先生から見てあの画像の石灰化はどのように判断できますか?
やはり、小さく判別するには難しい物だったのでしょうか?
・今回生検していただいた検査の追加検査に関して私の事例も含めてどのような理由から追加検査になるものなのでしょうか?
癌なのか、癌じゃないのか判別が難しかった為それよりも詳しい検査を追加して調べていただく為の検査。
という解釈は正しいのでしょうか?
個人の検査結果になってしまうので、確定的なお応えが無理なのは承知しております。
先生の可能な範囲内で構いませんので、教えていただけましたら嬉しいです。
田澤先生から 【回答5】
こんにちは。田澤です。
「・今回田澤先生にマンモグラフィーでの画像を見ていただいたのですが、田澤先生から見てあの画像の石灰化はどのように判断できますか?やはり、小さく判別するには難しい物だったのでしょうか?」
→その通りです。
術後ということで(見るまでは)異栄養性石灰化らしきものを想像していましたが、細かいものでした。
「・今回生検していただいた検査の追加検査に関して私の事例も含めてどのような理由から追加検査になるものなのでしょうか?」
「癌なのか、癌じゃないのか判別が難しかった為それよりも詳しい検査を追加して調べていただく為の検査。という解釈は正しいのでしょうか?」
→まさにその通り。
付け加えるとしたら、「軽度」異型があるがそれ単体では「癌とは判断できない」
追加で筋上皮マーカーを免疫染色します。
正常乳管は筋上皮を伴って増殖する:これを2相性といいます。
これに対して癌だと「2相性の消失=筋上皮を伴わずに上皮だけが増殖する」ので、それで鑑別するのです。
質問者様から 【質問6 】
術後の石灰化が確認できました
性別:女性
年齢:29
病名:乳がん
症状:
田澤先生、お忙しい中お返事を頂きありがとうございます。
お返事の内容を読ませていただき自分の解釈の仕方がシンプルに出来なくなってしまい、もう少しだけ質問させてください。
: 術後ということで(見るまでは)異栄養性石灰化らしきものを想像していましたが、細かいものでした。
田澤先生がおっしゃっていた
[細かいものでした] は、
シンプルに田澤先生の予想していたよりも判別が難しい程の細かさ。
という事でしょうか。
癌に伴う石灰化の細かさ。
という意味のお返事だったのかな?とも思いお聞きさせていただきました。
2.私のように、術後の石灰化で検査をしてもらい軽度の異型が確認され追加検査をしていただいて癌では無かった。
という事は先生のご経験からありますか?
3.「軽度」異型があるがそれ単体では「癌とは判断できない」
"軽度の異型が確認できたので癌だと思うが断言できないので断言する為の追加検査をしていただいた。
という事なのでしょうか。
癌である可能性が高い。
から追加検査なのか、、と悪い方にばかり解釈してしまいました。
シンプルに、癌ではないともまだ断言ができない為に追加の検査をしていただいた。
と考えてもいいのでしょうか。
4.軽度の異型
の、軽度とはどのような状態の事なのか教えていただけますか。
私自身が不安な気持ちで先生からのお返事の文章を読んでしまっているせいで田澤先生に対して失礼な受け止め方をしていましたらすみません。
悪い方にばかり解釈してしまい時間を空けずに質問をしてしまいました。
結果を聞く事が全てなのだから結果を聞く日まで待てばいいのにと自分でも分かっているのですが、恐い。
と思う気持ちが大きくなってしまいこのような質問内容になってしまいました。
大切な質問の場所なのに、個人的な感情の質問ばかりしてしまい申し訳ありません。
田澤先生から 【回答6】
こんにちは。田澤です。
「石灰化の見た目(画像診断)」と「顕微鏡的所見(病理診断)」とは全く異なるものです。
すでにST-MMTして組織を採取し、それを顕微鏡で見ていて診断を確定させる段階なのだから、(今更)「石灰化の所見に拘る必要はない」のです。
「シンプルに田澤先生の予想していたよりも判別が難しい程の細かさ。という事でしょうか。」
→上記コメント通り。
「マンモでの石灰化がどう見えたのか?」は、現時点(病理診断を詰めている段階)では無意味です。(石灰化が判断しやすいとかしにくい事と、病理診断が難しいことは無関係です)
「術後の石灰化で検査をしてもらい軽度の異型が確認され追加検査をしていただいて癌では無かった。という事は先生のご経験からありますか?」
→勿論、あります。
「シンプルに、癌ではないともまだ断言ができない為に追加の検査をしていただいた。と考えてもいいのでしょうか。」
→その通りです。
「軽度の異型の、軽度とはどのような状態の事なのか教えていただけますか。」
→ザックリ言えば…
「異型があることはある」ただし、(通常のHE染色だけでは)「癌と言い切れるほど(異型が)強くない」→追加免疫染色で「筋上皮を伴っているのか(2相性の保持)?」調べないと確定診断にいたらないということです。
★不安なお気持ちは解りますが…
これ以上のコメントはできないので、(追加免染の)結果を待ちましょう。
質問者様から 【質問7】
術後の石灰化が確認出来ました
性別:女性
年齢:29歳
病名:乳がん
症状:
田澤先生、先日はありがとうございました。
先日はマンモトームの検査をしていただき、検査の結果をやっと出していただき本当に感謝しております。
4ヶ月前、前の病院で出来ないと言われてからずっともやもや不安な思いをして生活していました。
検査の結果は、悪い方結果にはなってしまいましたが先生のお陰でもう前に進めます。
そして、先生に手術をお願いさせていただけた事。
先生にこれから先見ていただける事ができる事も私にとってすごく心強くとても安心出来ています。
そして、胸は無くなってしまいますが前向きに考えられています。
前の病院へ行き転院のお願いをさせていただく為にお話をしようと思っておりましたが、田澤先生が直接ご連絡をしてくださっていたと知り、
転院に必要な準備がその日に済みました。
田澤先生、本当に色々なお手数おかけしてしまいすみません。
そして、ありがとうございます。
田澤先生の次の受診の際の事でお聞きさせていただきたく思います。
・前の病院で用意していただいた物は全てメディカルプラザ江戸川の受付の方に全て提出させていただいて宜しいのでしょうか?
・他の質問にはなってしまいますが、今回非浸潤癌としての検査結果でしたが局所再発として考えていいのでしょうか?
・先生のこのQ&Aを何度も見て勉強させていただいておりますが、今回田澤先生に全摘出の手術をしていただいた後は治療無く手術のみ。
と考えていいのでしょうか?
・まだ先生に初回の病理の資料は渡しておりませんのですが、浸潤2ミリで断端ギリギリだった為追加での手術はせず放射線治療30回後、無治療で2年今回の局所再発でも、見つけていただいたのは非浸潤癌の早期の状態であり、全摘をしていただく事でこれからは根治を目指していけますか?
・前回は、田澤先生に1人で手術を受けても構わないと言っていただいたのですが、家族に話をしたところはやり心配で母が手術の日は山形から来ると言ってくれているので、手術の日は母がいる予定でいるのですが、
今回局所再発をした事。
全摘をすれば前に手術した時に全摘をした事と同じだという事。
転移している訳ではないから命に関わる事ではない。
全部取る方が根治を目指せるよ。
とは言っているのですが、やはり私には説得力がないようで私よりも落ち込んでおります。
私は田澤先生のQ&Aなどでたくさん勉強させていただいて知識も少しはつけられてきていますが、母はアナログ人で携帯すら使いこなせないので乳がんに対しての知識もありません。
田澤先生と出会えて、検査をしていただいて、手術もしてもらえて、転院もさせてもらえる事になったと話したら良かったと喜んでくれました。
田澤先生がもし手術後などに母と話す時間がある時で構いませんので、
母に今回の局所再発などの話も田澤先生からお話していただけないでしょうか。
私には母を安心させる程の説明が出来ておらず田澤先生からなら母も安心すると思うのです。
少しでも安心して山形に帰ってもらえたらいいなと思っていて。
ご面倒なお願いをしてしまいすみません。
先生のご意見いただけましたら嬉しいです。
宜しくお願い致します。
田澤先生から 【回答7】
こんにちは。田澤です。
「・前の病院で用意していただいた物は全てメディカルプラザ江戸川の受付の方に全て提出させていただいて宜しいのでしょうか?」
→それでOKです。
「・他の質問にはなってしまいますが、今回非浸潤癌としての検査結果でしたが局所再発として考えていいのでしょうか?」
→これは状況的に間違いないでしょう。
「今回田澤先生に全摘出の手術をしていただいた後は治療無く手術のみ。」
→その通りです。
「浸潤2ミリで断端ギリギリだった為追加での手術はせず放射線治療30回後、無治療で2年今回の局所再発でも、見つけていただいたのは非浸潤癌の早期の状態であり、全摘をしていただく事でこれからは根治を目指していけますか?」
→その通りです。
浸潤径がもともと「2mm」ですから、遠隔転移のリスクは殆ど無かったのですが、(今回全摘することで)局所再発のリスクも無くなるのです。
「今回局所再発をした事。」「全摘をすれば前に手術した時に全摘をした事と同じだという事。」
→「再発」と言っても「遠隔転移再発」と「局所再発」では全く意味が異なることをご理解ください。
前者はたんに、「初回手術時の取り残し」であり「手術のやり直しをするだけ」という感覚でいいのです。(所謂「再発治療」という概念は全く不要です)
「田澤先生がもし手術後などに母と話す時間がある時で構いませんので、母に今回の局所再発などの話も田澤先生からお話していただけないでしょうか。」
→勿論!
手術後にお話しいたします。
きっと、安心されることでしょう。
質問者様から 【結果8 】
術後の石灰化が確認できました
性別:女性
年齢:29歳
病名:乳がん
田澤先生の診察:[診察あり]
田澤先生の手術:[手術あり]
今年の3月に乳房内再発の疑いが出てから他の病院にいて検査困難だという状況だった私を田澤先生が救ってくださいました。
3ヶ月待ち田澤先生にマンモトーム生検をしてもらい非浸潤癌の乳房内再発を発見していただき、先生の所に転院させてもらい、今回全摘手術をしていただきました。
術後も2日目には痛みはほとんど無く痛み止めをいただいたのに、全く飲む事なく腕も術後3日目には手術前と変わらないくらい挙がりました。
病理結果を聞きにいった際も、1年後の検診でもいいと言っていただきましたが私の気持ち的に半年毎に見ていただきたいというお願いにも優しく了承していただいて本当に安心しました。
そして、診察室に入って田澤先生にお会いした際何より私自身の気持ちではありますがすごくホッとしました。
先生の所に行ってマンモトーム生検してもらえた事、その後先生の患者として転院させてもらい手術していただけた事は私にとってとても救いです。
本当に感謝しかありません。
ありがとうございました。
これからも宜しくお願い致します。
<Q&A結果>