[管理番号:8870]
性別:女性
年齢:80歳
病名:浸潤性乳管癌
症状:術側肋骨あたりの痛み
投稿日:2020年9月11日
田澤先生
貴重なQA枠を使わせて戴いてよいものかどうか迷ったのですが…
先生から一言戴けましたら幸いです。
よろしくお願い致します。
母(80歳)のことで。
昨年12月、浸潤性乳管癌で全摘。
浸潤径が5㎜だったことから、無治療を選択しました。
術後ずいぶん長く痛みが残り、鎮痛剤のお世話になりました。
漸くその痛みからは解放されつつあるのですが、
今度は術側の肋骨(? 肋骨かどうか定かではありません)が痛むと言います。
(かなり痩せている上、全摘したこともあって、肋骨が皮膚の上から容易に触れます。)
痛いと言ってる辺りを触るとボコっと突起しているように思います。
その突起がだんだん大きくなってきているようにも思います。
また、そのことと関係があるのかどうか判らないのですが、
背中(術側の肩甲骨のあたり)も痛いと言います。
乳癌(手術)と何らかの因果関係があると思われますでしょうか?
(乳癌とは全く無関係?整形外科を受診すべきでしょうか?)
田澤先生からの回答
こんにちは。
「今度は術側の肋骨(? 肋骨かどうか定かではありません)が痛む」
⇒創部よりも「下」であればモンドールだと思います。
『今週のコラム 93回目 創部の下が痛い場合には「骨(肋骨)転移?」と、心配されるようです』を、ご一読ください。
「背中(術側の肩甲骨のあたり)も痛いと言います。」
⇒これは手術でしょう。