[管理番号:8159]
性別:女性
年齢:44歳
病名:乳がん、硬癌
症状:体重減少
はじめまして、いつも拝見させていただいております。
4年半前に左乳房の硬癌、0.9mm、グレード1、ホルモン感受性強、
ki67 3%で温存手術を受け、タモキシフェンのみの治療を開始いたしましたが、ホルモン値が上昇したため、ゾラデックスを2年間注射し、現在はタモキシフェンのみの治療と年に1度、血液検査、マンモ、超音波の検査のみを続けており、今年の4月の定期健診、9月の会社での健康診断も特段異常なしでした。
会社の健康診断では体重の増加があるので落とすこと、要生活習慣の改善を指摘されました。
やせなきゃと思い、結果の後はしばらくは食事も気を付けて運動も少ししましたが、ここ2カ月は何もしなくなっておりました。
子犬を買ったので天気のいい日は20分ほどの散歩には行っています。
先週久しぶりに体重計に乗りましたら、体重が3キロ減っておりました。
元来、病気恐怖症があり、ダイエットもしていないのに、体重が減ったことにより、転移したのではないかと不安になってしまっております。
主治医の先生からは術後もあなたは手術で治っちゃったと言ってもいいくらいだからと言われておりますが、体重が減っていることへの不安が消えません。
3カ月で3キロほどの体重減少で転移とは考えすぎですか?
それとも4月まで待たず受診した方がいいでしょうか?
術後一度もCTなどは受けておりません。
お忙しいところ恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「3カ月で3キロほどの体重減少で転移とは考えすぎですか?」
→そもそも「乳癌の再発転移」で体重は減りません。
是非「あるあるQ]の44『「乳癌再発ではイレウスにならない=痩せない」のです。』をご一読ください。