乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:6118]
性別:女性
年齢:53歳
 
田澤先生、はじめまして。
このサイトにたどり着いて、まだ1週間の初心者ですが、よろしくおねがいいたします。
〇〇医科大学〇〇センターで、毎年2月ごろに検診を受けてきました。
昨年は「左乳房下部に石灰化あり・しこりなし・1年後の経過観察」でした。
(石灰化は20年以上前から検診の度に指摘されてきました。)
 
今回は昨年10月の時点で、2月(下旬)日に検診の予約を入れました。
その後、11月末に、右乳房に10時方向に肩に向かって放射状に広がるなんともイヤな感じが1日に何度か出るようになりました。
時々左乳房にも2時方向から肩に向かって出ました。
痛くはなく、表現のむずかしいとても嫌な感覚です。
 
1週間ほど続いたところでクリニックに電話をして、受診を早められないか相談しましたが、「しこりがあるか?血性の分泌物があるか?」と訊かれ、その時点では両胸ともに見つけられず、「それがないと予約は早められない」と言われました。2週間ほど症状は続きましたが、その後は、たまに気になるくらいに頻度がさがり、忘れてしまっていました。
 
2月(上旬)日 着替えていて、左脇の下に何かはさまったような感覚があり、腕の角度を変えながらよくさがして触ってみたところ、リンパ節の腫れを発見。
やわらかくてピンポン玉より少し小さいくらいか。
 
2月(中旬)日 観念してさわったら、左胸にしこりを発見。
 10時方向 3センチくらいか。
2月(中旬)日  右胸の10時方向が嫌な感じ。
さわると2時方向にしこりあり。
2センチくらいか。
また、左腋下リンパ腺の腫れが硬くなってきた感じあり、さがさなくてもすぐに触れるようになった。
左腕が脇についているとリンパ節の存在を感じられるようになった。
 
2月(下旬)日より 右腋下どこかわからないがリンパ腺が腫れているのかな、という嫌な感じがあり。
 
2月(下旬)日 予約していた日、経過を書いた書面を受付通じて医師に提出しておいてから診察を受けましたが、「ともかく今日は、マンモグラフィーと超音波です。
ここは画像がないと何もできないところなので。」とのこと。
超音波検査中に、技師との会話の中で、「左乳房のしこりもリンパ節も23ミリ程度」ということがわかりました。
 
3月(上旬)日  結果説明の日。
この前日にこのサイトにたどり着いた私は待合室で食い入るようにずっとQ&Aを読んでいました。
そして、「きっと、まずは手術をしてから抗がん剤治療をすることになるのだろう」とこの段階での頭の整理をして診察にのぞみました。
医師からの説明は「マンモグラフィーと超音波の結果、確かに何かありますね。ガンかもしれないので、今、針生検をしましょう。しこりは、23ミリくらいかな」「右側のしこりは、たぶん乳腺。右のリンパ節は気にしない方がいい」ということでした。
針生検のあと、私が「ガンだったら手術ですよね!?」と訊くと、医師は「リンパの結果もよくなかったら、手術ではなくて、抗がん剤。
 
それにまだ100%ガンだと決まったわけではないし。」という返事でした。
針生検結果説明と今後の方針のための受診は、3月(中旬)日です。
その間に、乳房CT(造影)と乳腺MR(造影)を受けます。
私は、その後も、こちらのQ&Aを読めば読むほど「まずは手術を受けたい」という気持ちになっています。
ちなみに、部分切除は全く希望していません。
この私の考え方はいかがでしょうか。
 
また、もし田澤先生に手術をお願いしたい場合、3月(中旬)日に針生検結果が出てすぐに
秘書室にメールをお送りしたとして、手術日はおおよそ何か月後くらいになりそうでしょうか。
1年前には画像に映らなかったものが、すでに2センチを超えてしまっているので、とても焦っております。
もしも「半年待ち」とかでしたら、転医せずに今の主治医に粘って手術を受けようかと思います。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
 
「医師は「リンパの結果もよくなかったら、手術ではなくて、抗がん剤。」
⇒??
 「リンパ節転移=抗癌剤」という発想自体誤り。
 また、もしも病理結果により「もしも抗癌剤をすべき」となったとしても「術前に行う」理由にはなりません。
 
「部分切除は全く希望していません。」
「まずは手術を受けたい」
「この私の考え方はいかがでしょうか。」

⇒正しい考えです。
 術前抗がん剤にする意味が「全く」ありません。
 
「また、もし田澤先生に手術をお願いしたい場合、3月(中旬)日に針生検結果が出てすぐに秘書室にメールをお送りしたとして、手術日はおおよそ何か月後くらいになりそうでしょうか。」
⇒1カ月半くらいだと思います。
 
「もしも「半年待ち」とかでしたら」
⇒さすがに「半年待ち」では手術は成り立ちません。
 
 
 

 

質問者様から 【質問2 術後補助化学療法(TC療法)の開始時期について】

性別:女性
年齢:53歳
 
管理番号 ○○
ID番号 ○○   
田澤先生、たいへんお世話になっております。
2月初旬に、自分で、左腋下リンパ節の腫れ→左乳房にしこりを発見
→前医にて各種検査中に、「乳がんプラザ」にたどり着き、Q&Aで質問
→針生検の結果が出てすぐに、秘書メール
→田澤先生に転医
→手術(左乳房全摘+リンパ節郭清)
と、とてもスムーズに運びました。
本当にありがとうございました。
「手術翌日に退院した。ドレーンなしだった」というと皆に驚かれ、仕事や筋トレにもゆるゆる戻って、4月中は順調でした。
 
先日5月(中旬)日には、手術結果のご説明のほかにも、他のたくさんの質問に丁寧に答えていただき、ありがとうございました。
浸潤性乳管がん
腫瘍径  18×20×13mm
リンパ節転移  9個中1個
浸潤度  f  ly(+) v(-)
ER(+) PgR(+) HER2(-) ki67=90%
という結果で、
「ルミナルB」、ホルモン療法+抗がん剤(TC 1/3w×4回)という治療方針は、これまで「Q&A」を読んできて、納得しております。
 
当初は恐怖だった抗がん剤治療も「上乗せがあるなら是非受けたい」という気持ちになっております。
ところが、先日の診察の際にもお話しして鎮痛剤をいただきましたが、5月初めから手術直後とは全く違う痛みに悩まされており、それが、診察後に増強してしまいました。
 
左上腕~脇の下~前胸部のむくみ・締め付け感は、手術後ずっと続いていましたが、
その上に、左胸全体を広範囲にすりむいてそこが風にさらされてヒリヒリになっているような感じ。
そこに10本単位まとめて針が突き刺さるような痛みがあちこちに出る。
手術の傷から離れた部分も痛い。
左腕の内部や脇腹にも針で刺す痛みが飛ぶ。
というような、どう考えても異常な状況になってしまい、術後当日よりも痛くて眠れなくなってしまったので、5月21日にペインクリニックを受診しました。
 
「痛みがあるのは間違いないが、うつ状態が痛みを増幅している」と指摘されました(むくみ感に対しては「五苓散」という漢方薬が出ました) 抗うつ薬は痛み止めの一種でもあるので、
抗うつ剤を増やしてもらうように精神科で相談するようにとすすめられました。
自分で病気に気づいてから睡眠薬と抗うつ剤を処方してもらっている精神科に5月(下旬)日に受診し、抗うつ剤を増やして様子をみることになりました。
(リフレックス1/2T→1T→2T)
そこで、抗がん剤治療(TC)の開始時期について、ご相談させてください。
先日の診察の際に、田澤先生が「そんなに急ぐ必要はありません」とおっしゃったのに、私から「6月7日からお願いします」と申し上げて日程が決まったのですが、今は、
うつ状態が落ち着いてから開始にしたい、という気持ちになっています。
可能なら7月にはいってからにしたいと思っています(そうすると、手術日から3か月になります)
「本来、術後補助化学療法としてのTC療法開始は、手術日から、何か月以内、なのでしょうか。」
 自分のからだの神経が過敏過ぎることがとても情けなく、また、田澤先生にこのよう
な質問をしてもよいのか、かなり悩みましたが、このまま抗がん剤治療開始日が近づいていって、前日あたりに「無理です」となることは避けたく思い、思い切って送信いたします。
お手を煩わせてしまい、申し訳ございませんが、よろしくおねがいいたします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
 
「左胸全体を広範囲にすりむいてそこが風にさらされてヒリヒリになっているような感じ。」
「そこに10本単位まとめて針が突き刺さるような痛みがあちこちに出る。手術の傷から離れた部分も痛い。」

⇒これは、全摘の際には乳腺を広範囲に剥離して(皮膚感覚の)神経が無感覚となるのですが、それが「時間が経ってから戻ってくる(痛み感覚も戻ってくる)」ものによるものです。
 
「左腕の内部や脇腹にも針で刺す痛みが飛ぶ。」
⇒左腕の内側は「肋間上腕神経」によるものです。
 
「可能なら7月にはいってからにしたいと思っています(そうすると、手術日から3か月になります)」
⇒特に問題ありません。
 局所に問題はなく、全身の再発予防というのは「いつの時点から開始すべきか?」
などというものは「そもそも」存在していません。
 ☆よく考えてもらいたいのですが、
  癌は癌細胞が生まれてから(発見されるまで)4-5年かかると言われています。(生物学的にはその通りでしょう)
  これが、人によっては3年だったり、6年だったりばらついているわけです。
  全身の再発予防は、術後同時期に開始したとしても「癌細胞に曝されている期間はバラバラ」なのです。
  開始時期には拘らずに「もしも、自分が化学療法をすることにより再発を逃れる群に入っているかもしれないから、やっておこう!」という認識でいいのです。
 
「本来、術後補助化学療法としてのTC療法開始は、手術日から、何か月以内、なのでしょうか。」
⇒一般的には「3カ月」と言われていますが…
 これは、上記でコメントしたようにあくまでも目安です。(病理が出てから、多少悩んでもその位あれば決定できるだろうという目安にすぎません)
 
「今は、うつ状態が落ち着いてから開始にしたい、という気持ち」
⇒了解しました。
 外来に電話して変更してもいいし、秘書メールで日程相談しても構いません。
 心の準備をしてからの方がいいでしょう。
 


秘書室へメールは、
各ページの右上にある 「秘書室へメール」からご相談ください。
もしくは、こちらのリンクをクリックしてください。

 
 

 
 

 

質問者様から 【質問3 】

ホルモン療法の再開は可能でしょうか
性別:女性
年齢:55歳
病名:左浸潤性乳管がん手術後
症状:左浸潤性乳管がん手術後

ID〇〇

田澤先生
 たいへんお世話になっております。

 2018年4月に田澤先生に手術していただきました。

ルミナルBで、抗がん剤(TC×4回)+ホルモン療法の予定でしたが、気圧変動で手術傷がひどく痛むようになって鬱状態になり、TCを3か月延期して、その間タモキシフェンを内服しました。
しかし、やっと迎えたTCの1回目で再度鬱状態になってしまい、TCを断念しました。

ホルモン療法は再開するつもりで10月にとりあえず1か月分処方していただきましたが、
ホットフラッシュ・関節のこわばり・眼のかすみ等の副作用を思い出して、その時点では結局再開できず、中断しておりました。

 ここへきて鬱状態がだいぶ良くなってきたので、この時期からでも可能でしたら、
抗うつ剤を続けながらタモキシフェンを再開してみたいと思うようになりました。

精神科ドクターには了解をいただいております。

 ちょうど、先日、ホルモン療法の再開について質問された方がいらっしゃいましたが、私の場合も再開可能でしょうか。

 
腫瘍径  18×20×13mm
リンパ節転移  9個中1個
浸潤度  f  ly(+) v(-)
ER(+) PgR(+) HER2(-) ki67=90%

 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。

「ここへきて鬱状態がだいぶ良くなってきたので、この時期からでも可能でしたら、抗うつ剤を続けながらタモキシフェンを再開してみたいと思う」
「精神科ドクターには了解をいただいております。」

⇒OKです。

 まずは半錠(1錠を1日おきに内服)してみるといいでしょう。(薬剤師に言ったら怒られるので内緒にして)





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