乳がんは早期発見、早期治療で治せる癌です。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:2664]
性別:女性
年齢:32歳
はじめまして。
去年1月に乳がんステージ1の手術をしました。
ホルモン受容体だったため、温存手術?放射線治療?ホルモン治療でしま。
その後今年の1月頃から同じ胸にデキモノができ、アテロームだろうと切除してもらったところ悪性であると病理の診断がつきました。
今回はエストロジェン陰性プロジェステロン陽性HER2陰性ki6740とのことでした。
ステージ1からの再発。
顔つきもよくないように思います。
予後はどうなるでしょうか。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
術後1年での局所再発ですね。
「ステージ1からの再発。顔つきもよくないように思います。予後はどうなるでしょうか。」
⇒局所再発は「手術で切除してしまう」ことにより予後は「最初から全摘と一緒」となります。
 全く心配ありません。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

管理番号2664のらものですら。
お忙しいなか回答ありがとうございます。
とても心強い気持ちになりました。
急いで質問したので詳しく書けてないことがたくさんあります。
それも踏まえて予後について教えていただけますでしょうか。
2015.1 左胸乳がんと診断
(ホルモン受容体ki67値30リンパ転移なしステージ1)
手術、放射線治療、ホルモン治療
2015.8 半年検診で右脇が引きつると相談
右胸をエコーで見て気になると言われ次の日に手術、手術台にあがって右胸は良性の胸だと気づく。
その後左も怪しいからと突然予定外の左胸の手術がはじまる。
放射線治療で固まってたのではないか??と私は思っていた組織をとって病理診断へ。
良性だと診断される。
2015.9 その手術跡が熱をもち腫れる。
抗生物質で腫れが治る。
2016.2 一年検診でCT。
問題ないと言われる。
しかし左胸にできていたデキモノが大きくなっている気がするので切除手術をお願いする。
2016.2 切除してもらい病理診断にだしたところ悪性と言われる。
(エストロゲン陰性プロジェステロン陽性HER2陰性ki67値40)
2016.3 MRIで乳腺転移を調べたところ4ミリほどのものが画像でうつる
2016.3 デキモノの周りを更に大きく取ってもらう手術。
その術中検査で9月に炎症を起こした部分(炎症後と放射線の副作用でカサカサになっていると思っていた)を調べたところ悪性とでる。
結局のところ、デキモノの周り、4ミリほど腫瘍、皮膚がカサカサしていた部分を取り、全部で6cm×9cm植皮をしています。
質問
①全摘は不要と言われましたが、本当にこれで良かったのでしょうか。
②現在病理診断待ちです。
以前の説明では先生は予後に変わりないと、心強いお言葉をくださいましたが、今回の説明で変わってきてしまいますでしょうか。
③一年検診でCTをしていますが、切除した部分が思いのほか多く、
もしかして他に転移をしているのではないかと不安です。
CT検査で転移があれば分かっているものでしょうか?例えば骨などやリンパなど。。。
④HER2陰性とのこと。
トリプルネガティヴということでしょうか。
予後が不安です。
一度に質問すれば良いものを何度もすみません。
有名な乳腺クリニックですが少し病院に不信感もあるので転院も考えています。
先生のご意見を伺いたいです。
よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
確かにメール内容をみると少々気になる診療と言えます。
「有名な乳腺クリニック」とありますが、確かに「大学病院や有名大病院の(特に若い医師ら)に見られるような稚拙な診療」とはまた違った「独善的な診療」がみられるのかもしれません。
 
「①全摘は不要と言われましたが、本当にこれで良かったのでしょうか。」
⇒「皮膚移植をする程の広範囲」であれば、「全摘が当然」でしょう。
 
「②現在病理診断待ちです。以前の説明では先生は予後に変わりないと、心強いお言葉をくださいましたが、今回の説明で変わってきてしまいますでしょうか。」
⇒あくまでも「局所再発」ですから、「局所制御(全摘していないのが気になりますが)を行えば」問題は無い筈です。
 
「③一年検診でCTをしていますが、切除した部分が思いのほか多く、もしかして他に転移をしているのではないかと不安です。CT検査で転移があれば分かっているものでしょうか?例えば骨などやリンパなど。」
⇒大丈夫です。
 
「④HER2陰性とのこと。トリプルネガティヴということでしょうか。予後が不安です。」
⇒ホルモン療法をしてきたから、「ホルモン感受性の低い細胞が選択されて、増殖した」と考えられます。
 局所再発に「サブタイプを考慮する必要」は全くありません。
 
 

 

質問者様から 【質問3】

先生何度もすみません。
ズバリと回答していただきありがとうございます。
迷いのない回答で安心します。
重要なことを3つ質問し忘れていました。
回答よろしくお願いします。
現在入院中の病院では、FEC療法を勧められていました。
転院する予定なのでこの治療法は変わるかもしれませんが…
先生も同じ治療を提案されますか??
局所再発は全摘すれば大丈夫とのことでしたが、抗ガン剤もいらないということでしょうか?
皮膚がカサカサしていた部分が悪性であると分かりその部分を大きく切除しましたが、これは炎症性乳がんの可能性もあるのでしょうか。
だとすれば予後がよくないと聞くのでとても不安です。
まだ子供が2歳で、いつかこの子をお姉ちゃんにしてやりたいと思っていた矢先の再発でした。
再発前はトレミフェンとリュープリンのホルモン療法をしていました。
今現在の私もいつか妊娠出産できますでしょうか。
できるとすれば、タイミングはいつでしょうか。
抗ガン剤をする場合、しない場合で教えていただけないでしょうか。
主治医はFEC療法をしても30代ならほとんどの人が生理が戻ってるといいました。
なので卵子凍結は必要ないと。
何度も何度もすみません。
まだ子供が小さいので申し訳なくて辛くて不安です。
回答よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
「現在入院中の病院では、FEC療法を勧められていました。
転院する予定なのでこの治療法は変わるかもしれませんが…先生も同じ治療を提案されますか??
局所再発は全摘すれば大丈夫とのことでしたが、抗ガン剤もいらないということでしょうか?」
⇒理論的には「局所再発は局所療法」だけでよいと思います。
 
 もともとluminal typeなのだから「ホルモン療法の継続」です。
 
「皮膚がカサカサしていた部分が悪性であると分かりその部分を大きく切除しましたが、これは炎症性乳がんの可能性もあるのでしょうか。」
⇒ありません。
 炎症性乳癌は(癌細胞が乳房の皮膚に広範囲に入り込んで)「乳房全体の皮膚が真っ赤になりゴワゴワになる」のです。「乳房全体の皮膚」と言う点に注目してください。
 
「再発前はトレミフェンとリュープリンのホルモン療法をしていました。」
⇒そもそもこの時点で適応外診療」ですが、何故「トレミフェンだった」のでしょうか?
 CYP2D6の結果か何かですか?
 
「今現在の私もいつか妊娠出産できますでしょうか。できるとすれば、タイミングはいつでしょうか。」
⇒妊娠出産できます。
●抗ガン剤しない場合
 1年位は「ホルモン療法」して「局所再発だけであったことを確認」したら、ホルモン療法は休薬して「妊娠」できます。
●抗ガン剤する場合
 「卵子凍結しておくべきか」はおいておいて、抗ガン剤終了後半年程度したら(術後1年程度)「妊娠」できます。





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