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細胞診と針生検の結果の違いについて

[管理番号:8950]
性別:女性
年齢:60歳
病名:乳がん
症状:
投稿日:2020年10月19日

初めまして。

2年前に、左胸の浸潤がんで温存手術を受け、
その後、放射線治療、ホルモン療法をしています。

術後検査結果はサイズ15mm、リンパ節転移なし
グレード3、HER2 0、ki-64 24.8%
ホルモン受容体 ER+90% PR+70% でした。

ホルモン剤を処方される度(2.5カ月に1度)に、血液検査、触診を受けています。

今年の9月の初めに、術後2年の検診で、マンモグラフィーと超音波を受けました。

超音波で手術した方の左胸に10mm程の影があり、「念のために」と細胞診を行いました。

細胞診の結果がクラスⅣだったので、その後、針生検を受けました。

針生検の結果は、良性とのことで、私はほっとしたのですが、
医師から「細胞診でクラスⅣが出ているので、針生検でたまたま、出なかっただけかもしれない。」
「手術でそこを摘出した方がいい」と強く勧められました。

外科的生検というもののようです。
入院日数も2、3日だそうですが。

出来れば、手術はしたくないです。

悪性のものであれば、手術も仕方ないですが、どうも納得できずに、しばらく考えることにしました。

細胞診の時は、細い針で1回刺して取っただけで、
針生検では、大きい針でバチンバチンと3回取って(痛かった)、たくさん取れたと思うのですが、
細胞診の結果はやはり重要なのでしょうか?
もし、悪性で、リンパなどに転移したらいけないと、主治医はは考えてくれているようですが、
田澤先生も、同じようにお考えでしょうか?
悩んでもなかなか答えが出ずに、時間が経つばかりでいます。

よろしくお願いします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは田澤です。

「田澤先生も、同じようにお考えでしょうか?」
⇒そうは、思いません。

 明らかに「針生検の精度」の問題
 きちんとMMTEすれば(外科的生検しなくても)100%正しい結果が出ます。
 ご参考に。