[管理番号:6393]
性別:女性
年齢:44歳
ID番号○○の○○です。
いつもお世話になっております。
お忙しい中、申し訳ないのですがいくつか気になる事がありメールしました。
先日の診察で脇に5ミリの腫瘍とのことで5/(中旬)(〇)に細胞診をする予定です。
診察時にお話ししましたが、前院での手術でリンパ、level1までしか郭清していません。
level2までが標準ですよね。
そこでご相談&質問です。
①今回の細胞診の結果はどうあれ、前院でのやり残し?やるべきだった(level2郭清等)手術をお願いできないでしょうか?
② ①が可能なら細胞診検査は必要ないのでしょうか?
③術後に放射線治療をしていますが手術とは別の病院で行いました。
データは田澤先生のところにもありますか?(確か脇と鎖骨も照射した)
④ ③のデータがない場合は先生の方から前院へお願いして貰えるのでしょうか?
質問は以上4点です。
よろしくお願いします。
P.S ガン告知後、辛く悔しい思いを沢山しました。
随分と遠回りをしましたが、田澤先生にたどり着けて主治医になって頂きどんなに救われたか……。
この気持ちを言葉では表せません。
語彙力が全く足りません。
転院を決意した時点で病気に勝ったと本気で思いました。
心から信頼できる先生に出会えた事に感謝しかありません。
今後ともよろしくお願いします!!
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「①今回の細胞診の結果はどうあれ、前院でのやり残し?やるべきだった(level2郭清等)手術をお願いできないでしょうか?」
⇒それは可能です。
「② ①が可能なら細胞診検査は必要ないのでしょうか?」
⇒そうなりますが、(追加郭清も含めて)「細胞診の結果の後に」(その結果を参考にして)改めて考えるのでもいいとは思います。(結果に左右されないにしても)
「データは田澤先生のところにもありますか?」
「データがない場合は先生の方から前院へお願いして貰えるのでしょうか?」
⇒照射録は有りませんでしたが、報告書に「乳房+鎖骨上」とありました。
腋窩は照射していないようです。(質問者の勘違いでしょうか?)
☆腋窩は「郭清+照射」をすると
1.浮腫のリスク
2.強く癒着してしまい、再手術が困難(危険)
質問者様から 【質問2 】
再発リスクについて
性別:女性
年齢:年齢「46歳」
病名:乳癌
症状:
投稿日:2020年5月25日
前回は管理番号6393「細胞診について」
で質問させていただいてます。
ID番号〇〇の〇〇です。
(今は市川の受診)
お世話になっております。
今週のコラム 237回目を拝読して気になることがあり質問させていただきます。
私は他院で手術(温存、リンパ郭清)、放射線治療をしています。
リンパ転移3個あったためリンパ郭清もしました。
(level1まで)どの位置に転移があったのかは不明、説明も受けていません。
術前の説明ではリンパ転移があってもlevel1までしかしません。
その先までやっても予後は変わらないしリスクがあるだけ。
今はそれが主流となっている。
ざっくりですが、そのような説明を受けたように記憶しています。
当時全く知識がなかったので言われるがままでしたが‥何かモヤモヤしていて、放射線治療で手術の取り残しがあるかもしれないから帳消しにしようと(素人考え‥(T_T))
自らお願いして鎖骨上も照射しました。
そんなこんなもがきながら田澤先生に辿り着き今に至ります。
(ホラー級診療からの脱出に成功です‥(^_^;))
前置きが長くなりました‥本題です。
私は手術で取り残した確率が高く(level1までしか郭清していないため)、転移性リンパ節が再発するリスクが高いのでしょうか?
「リスクは高いが、毎回先生がエコーで診てくれてるから大丈夫」と、そんな風に解釈していたのですが、この考え方で正しいでしょうか?
よろしくお願い致します。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
「私は手術で取り残した確率が高く(level1までしか郭清していないため)、転移性リンパ節が再発するリスクが高いのでしょうか?」
⇒高くはありません。
理由
術前抗がん剤をしていれば「抗がん剤により本来転移があったリンパ節が解らなくなっているだけで、取り残されている可能性が否定できない」わけですが、
質問者の場合は、術前抗がん剤していない状態での郭清なので、(現状、術後3年近く経って)それらしいリンパ節が無いので、転移性リンパ節が潜んでいると想像する理由が無いのです。
「リスクは高いが、毎回先生がエコーで診てくれてるから大丈夫」と、そんな風に解釈していたのですが、この考え方で正しいでしょうか?」
⇒リスクが高いとは思いません(上記)
ただ、エコーしていれば(手術可能な状態で)発見できるから大丈夫です。
ご安心を。
質問者様から 【結果3 】
細胞診について
性別:女性
年齢:46歳
病名:乳癌
田澤先生の診察:[診察あり]
田澤先生の手術:[手術なし]
先生から回答をいただいて安心しました。ありがとうございます。
患者として信頼できる医師に出会えたことを幸運に思います。
主人には「俺より信頼してるよね‥」と度々言われます‥否定はしません(笑)
今後ともよろしくお願い致します。
<Q&A結果>
質問者様から 【質問4 】
肋骨の痛み
性別:女性
年齢:47
病名:乳癌
症状:肋骨の痛み
投稿日:2020年12月14日
管理番号6393で2回質問させていただいてます。
ID番号○○の○○です。
(今は市川の受診)
いつもお世話になっております。
4日程前より左の肋骨が痛みます。
大きく息をすったり、くしゃみ、咳、腕を上に挙げたりの動作等、振動で痛みを感じます。
痛みが出る前に風邪を引いており、咳が酷かったのでその影響かな?とも思うのですが‥。
癌患者あるあるで‥私も骨転移が頭を過ぎります。
タイミング良く?12/(中旬)(〇)が診察日です。
その日にレントゲンを撮って先生に診断して頂きたいのですが可能でしょうか?
地元の整形外科で‥とも考えたのですが、
結局は信頼している田澤先生に診てもらわないと納得も安心もできないのです。
勿論、先生がレントゲン必要無し!と判断されるならそれで構いません。
よろしくお願いいたします。
田澤先生から 【回答4】
こんにちは田澤です。
「痛みが出る前に風邪を引いており、咳が酷かったのでその影響かな?とも思う」
⇒そう考えるのが自然です。
ただ、気になるなら肋骨単純レントゲンをオーダーしておきますね。