[管理番号:6292]
性別:女性
年齢:57歳
57歳女性です。
父が乳がん患者でしたので、
毎年、がんセンターで乳がん検査を受けています。
4/○の検査で右胸に6.3ミリ×6ミリの丸い黒い影が見つかり穿刺吸引細胞診を受けました。
検査時に組織を取りきれ無いと、この場で再度採取しますので、と念を押され、先生が画像を観ながら針を刺し、検査技師の方に「取れてますか?」と
確認をされ、取れているとの事で終了しました。
4/○に結果を聞きに行きましたら、ごく少量の異形細胞を認めるも、採取した量が少なく判断できなかったとの事。
病院の都合で再検査すらなら、4/○までに、電話連絡をして欲しかったです。
検査と結果の対応の不信感で、4/○○の針生検による再検査をすすめられても、同じ病院で受ける気になりません。
友人から、こちらのサイトを教えて貰い相談いたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「検査と結果の対応の不信感で、4/16の針生検による再検査をすすめられても、同じ病院で受ける気になりません。」
⇒細胞診は…
最も「手技の差」がでるものなので「癌センターの医師」には荷が重いでしょう。
(皆さん、勘違いされているかもしれませんが、ああいう病院は研修の場です)
『今週のコラム 104回目 バネ式針生検の登場は、(あたかも全自動洗濯機の登場のように)現場を変えたのです。』をご参照ください。
★針生検なら「細胞診よりは簡単」なので、上手くできるかもしれませんが「其の
病院でうけない」という質問者の判断は誤りではありません。
6mmであれば「緊急性はない」ですが、(下手な経過観察ではなく)この機会に100%確定診断つけるべきです。
もしもご希望ならば秘書メールしてください。(市川の組織診を案内します)
秘書室へメールは、
各ページの右上にある 「秘書室へメール」からご相談ください。
もしくは、こちらのリンクをクリックしてください。
「メディカルプラザ市川駅」
質問者様から 【質問2 】
放射線照射治療
性別:女性
年齢:58歳
病名:乳がん
症状:乳がん 浸潤がん 乳房温存手術
昨年〇月〇日に田澤先生のこのブログに相談、5月診断、〇月手術とお世話になりました。
術後は3ヶ月に1回、先生の処方下さった錠剤を頂き、
検査を受けに〇〇(東海圏)から東京まで出掛けていました。
術後1年の検査で再発も無く、ほっとしました。
なかなか住まいの〇〇県内(東海圏内)に転院出来無いまま、10/(上旬)の検診の時に、〇〇内の病院の転院を田澤先生にお願いし、データーのご準備をいただきました。
ありがとうございました。
今回の相談は、今月、転院先の〇〇県の病院の乳腺外科で、昨年の手術から1年半近く経っていますが、乳がん術後の放射線照射治療を25回連続で受ける様に薦められました。
寝耳に水で、返事に思いあぐね、田澤先生に相談致します。
田澤先生から薦められなかった治療ですが、
必要なのでしょうか?
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
「田澤先生から薦められなかった治療ですが、必要なのでしょうか?」
→術後の病理説明の際に
「病変が小さいから(ガイドライン上は適応ではあるが)強くは勧めない」とお話ししました。
私は今でも、十分許容範囲だと思っています。(ただ、ガイドラインでは温存後の省略の記載はないので、担当医が勧めてくるのも理解はできます)