[管理番号:13233]
性別:女性
年齢:55
病名:浸潤性乳管がん
症状:
投稿日:2025年11月21日
10年前にHER.2陽性の右胸乳がんの温存手術、放射線治療、抗がん剤(ウィークリーパクリタキセル)、ハーセプンの治療をしました。
今年8月に局所内再発(前回と同じ場所に)が見つかり10月に全摘手術をしました。
病理結果は
大きさ4、5ミリ
(術前エコー、MRIでは7ミリ)
組織的グレート 2
ホルモン -
HER2 3+
Ki67 11%
(リンパ節転移は手術で分からなかったとのことでリンパ郭清なし)
今後については大きさが5ミリ以下なので、
①抗がん剤をしない
②ドセタキセル(3w),×3回+ハーセプチン
③②にAC療法3回の追加
この3つのご提案をしていただきました。
再発転移を考えると③がよいのではないかとのことです。
やはりHER2
であることや再発転移など考えますと抗がん剤はしたほうがよいのだろうとは思いますが、副作用など考えますとどのくらいの治療がよいのか悩むところです。
田澤先生はどのようにお考えでしょうか。
宜しくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
①抗がん剤をしない
②ドセタキセル(3w),×3回+ハーセプチン
③②にAC療法3回の追加
この3つのご提案をしていただきました。
再発転移を考えると③がよいのではないかとのことです。
→過去にanti-HER2 therapyをしているので、もう充分(今回は省略、腫瘍も小さいし)という考え方も無論ありますが…
一方で(その過去には)taxaneしかしていないので、「この機会にanthracyclineだけでも追加しておく」という考え方を「私なら」します。
つまり上記③ではなく「AC4回」のみです。
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(回答が公開されてから2週間後)
2025/12/9
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