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非浸潤乳がんの今後の治療方針についてご相談

[管理番号:13205]
性別:女性
年齢:42
病名:左非湿潤がん
症状:
投稿日:2025年11月10日

江戸川病院
田澤篤先生

はじめまして。
現在、左乳房の非浸潤がん(ルミナールA、Ki67約20%)と診断され、治療方針を検討中です。
先生の記事「遠方から当院で手術した患者さん達 術後治療はどうしている?」を拝見し、実際の流れや見通し、治療方針(ホルモン療法を含む)について具体的にお伺いしたく、メールいたしました。

【これまでの経過】
・2025年8月 胸の違和感があり受診(違和感とは別の左胸に石灰化を指摘)
・2年前まで同院で良性経過観察をしており、以前のマンモ画像との比較で変化を確

・エコー、MRIでは病変特定できず、主治医より経過観察を提案
・乳がんプラザの記事を参考に、ステレオガイド下マンモトーム生検を依頼・実施
 → 結果「左非浸潤がん(ルミナールA、Ki67約20%)」
 → 女性ホルモンの刺激で大きくなりやすいタイプと説明を受けました
・1週間後に主治医と手術方針を決定予定

【お伺いしたいこと】
1. 手術前にCT検査は行う必要があるでしょうか。
2. 非浸潤がんでもホルモン療法は必要でしょうか。
(現在の主治医からはガイドラインにもあり「行う方針」と説明を受けています)
3. 先生のもとで手術をお願いする場合、手術当日に家族の付き添いは必須でしょうか。
 ○○県在住で、付き添いは夫のみとなります。
4. 遠方の場合、術後のホルモン療法や定期診察はどのような形になるでしょうか。

【補足】
私はこれまでに、子宮頸がん円錐切除および子宮筋腫の腹腔鏡手術を受けており、
術後に頭痛や倦怠感が強かった経験があります。
そのため、先生の確実でスピーディな手術に魅力を感じておりますが、
小学生の子ども2人を育てる核家族のため、現実的な通院や術後治療の見通しを持っておきたいと考えています。

お忙しい中恐縮ですが、治療方針を決定するうえでの参考にさせていただければ幸いです。
また、もし先生に診ていただく場合、初回は確定診断の相談として予約を取るのか、
それとも手術相談として申し込むのが適切か、その入口についても教えていただけますと助かります。

どうぞよろしくお願いいたします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

1. 手術前にCT検査は行う必要があるでしょうか。
→ありません。

2. 非浸潤がんでもホルモン療法は必要でしょうか。
(現在の主治医からはガイドラインにもあり「行う方針」と説明を受けています)

→不要です。

3. 先生のもとで手術をお願いする場合、手術当日に家族の付き添いは必須でしょうか。
→不要です。

4. 遠方の場合、術後のホルモン療法や定期診察はどのような形になるでしょうか。
→ホルモン療法は質問者にはそもそも不要なようです。

定期診察は半年か1年来院されている方が多いです。

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(回答が公開されてから2週間後)
2025/12/4
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