[管理番号:13019]
性別:女性
年齢:38
病名:乳がん
症状:
投稿日:2025年08月30日
田澤先生、初めて質問させて頂きます。
右乳房全摘後、病理結果と今後の治療方針を聞きました。
以下が病理結果です。
腫瘍径:20mm前後
グレード:1
リンパ節転移:微小転移2mmありだったが、病院的には転移なしの扱いとなる
病期:ステージⅠ
サブタイプ:ルミナールA
Ki-67(増殖能):17.1%
遺伝子検査は陰性
今後の治療はタモキシフェン5~10年とリュープリン2年を勧められました。タモキシフェンは予想していたのですが、リュープリンについては、主治医的に微小転移が2mmあった事が気になるとの事で勧めたようです。微小転移2mmは深刻でしょうか?
また、微小転移2mmならリュープリンをやった方が良いのでしょうか?
田澤先生ならこの病理結果ではどのような治療を勧められますか?
私としては、タモキシフェンを10年ではなく5年で終了したい気持ちが強いのですが、5年では不十分でしょうか…。
タモキシフェン5年をやった後、オンコタイプDXをして安心出来ればと思っています。
(オンコタイプDXはこのような使い方で合っている?)
よろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
リンパ節転移:微小転移2mmありだったが、病院的には転移なしの扱いとなる
→? 意味不明
「病院的には」って、勝手にステージを操作する権限は病院(医師)にはありません。
もしかして0.2mm未満であればisolated tumor cellとしてpN0(転移なしの扱い)の勘違いでは?
田澤先生ならこの病理結果ではどのような治療を勧められますか?
→治療を迷うならばOncotypeDX一択です。
もしも抗がん剤をしないと決めているのであれば、(30歳代だから)LH-RHagonist併用した方が無難です。
タモキシフェン5年をやった後、オンコタイプDXをして安心出来ればと思っています。(オンコタイプDXはこのような使い方で合っている?)
→その使い方は「誤り」です。
以下、エグザクトサイエンス社よりの回答
5年を超える検体につきましては、検査自体をご遠慮させていただいておりますので自費であっても検査をお受けすることはできない
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/9/15
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