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ステレオガイド下マンモトームで確定診断希望

[管理番号:12952]
性別:女性
年齢:52
病名:右乳房カテゴリー3の石灰化 要精密検査
症状:
投稿日:2025年08月05日

妻の事でご相談させてください。
2016年2月に左乳房全摘手術を行い、非浸潤であった為同時再建致しました。
2025年2月にインプラントの入替手術を行いました。
(都立○○病院で行いました。)

2025年6月の市の検診において、今度は右乳房にカテゴリー3の微細石灰化という事で要精密検査となり上記病院に紹介してもらい、マンモグラフィー、エコーをしました。
エコーでは見えない5ミリ強の石灰化が乳頭下にあり、比較的浅い為、マンモトームで採取出来るかわからないので1度シュミレーション をしたいので8月15日に造影剤MRIと同時に行い、9月5日にその結果と実施可能ならマンモトームをしましょうと言われました。
シュミレーション ??と思ったのですがその際に、石灰化部分が5ミリ強と小さいので検体として取れるか微妙だし、判別不能となる事もある。またADHという前癌病変で経過観察かもと言われ、外科生検もあるけどあんまり勧めないかなと言われました。
10年前の妻の乳がんの時にこちらを読み漁らせて頂いた身としては、マンモトームは確定診断となるのではないのか?との疑問と、手技にあんまり自信がないのかなと感じて不安になってしまいました。異時性の左右同時乳がんかもしれない今、せっかく石灰化の段階で発見できたかもしれない状況で確定診断にならない可能性があるなんてと
大変不安です。
そこでご質問なのですが、
1 仮に今回ステレオガイド下マンモトームを行い、石灰化を全て採取出来たとして、今の医師の言う通り判別不能やADHとなった場合(乳房内に石灰化が無くなった状態)
今後どのような治療になるのか。
2 シュミレーション をしなければ実施の判断がつかない医師の技量に不安を感じる為、田澤先生にステレオガイド下マンモトームを行って頂くのは可能なのか。

左乳房を全摘しており今度は右にも乳がんかもしれないとなりとても不安な状態です。
拙い文章ですけが、宜しくお願い致します。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

1 仮に今回ステレオガイド下マンモトームを行い、石灰化を全て採取出来たとして、今の医師の言う通り判別不能やADHとなった場合(乳房内に石灰化が無くなった状態)
今後どのような治療になるのか。

⇒「判別不能やADHとなった場合」とありますが…

それを想定すること自体、その医師は石灰化の生検(ST-MMT)に経験が乏しいのかな?という印象です。
その医師の頭の中には「明らかな癌を疑う画像所見でなければ、(そもそも)癌の診断にならないのでは?」的な発想があるようですが、そんなことはありません。

仮に(確率的には低いとは思いますが)「ADH]なりの診断だった場合には、その病理結果を子細に判断して(範囲や異型度など)、基本的には(2mm以下の低異型度の癌=ADHなので)部分切除のみ(石灰化周辺の乳腺を切除)行うことをお勧めします。

2 シュミレーション をしなければ実施の判断がつかない医師の技量に不安を感じる為、田澤先生にステレオガイド下マンモトームを行って頂くのは可能なのか。
⇒火曜日の午後です。
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