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全摘した胸の皮膚症状について

[管理番号:12723]
性別:女性
年齢:74
病名:
症状:
投稿日:2025年05月17日

34年前に全摘をしている母のことで相談いたします。(全摘した傷はかなり大きく全摘時に太腿の皮膚を移植し、さらに全摘10年後にも皮膚の状態が悪化し再度皮膚移植しております)

昨年の9月頃から全摘した部分の皮膚の一部が赤くただれジュクジュクした膿が出続けています。

皮膚科を受診して皮膚組織の生検を行いましたが、悪性のものではないとのことでした。軟骨を処方してもらい一旦はかさぶたになり治りかけたようですが11月頃にまたジュクジュクしてきました。

そこで皮膚科から形成外科を紹介され、再度、皮膚生検、血液検査、CT撮影しましたが悪性のものを疑うよう結果は出なかったようです。

主治医には、肋骨の下から膿が出てきている可能性があると言われました。

ただれた状態は全く改善せず、今も定期的に皮膚生検をして経過観察をしています。

術跡が赤くただれて膿が出るのは、乳がんの再発の可能性があるのでしょうか?このまま経過観察していても大丈夫なのでしょうか?

傷の状態を治すには背部からの皮膚を移植するという提案もされているようですが、本人はできる限り手術は回避したいようです。

傷が治らない原因は何が考えられるでしょうか?

現在、形成外科の医師に診てもらっていますが乳腺外科を受診した方がよいでしょうか?(乳腺外科を標榜している病院ではない為、初回の手術を含めて今まで乳癌の専門医に診ていただいたことはありません)

ご意見いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

術跡が赤くただれて膿が出るのは、乳がんの再発の可能性があるのでしょうか?
⇒それを確認するための皮膚生検で「癌では無い」訳だから、違うと思います。(そもそも34年前の乳癌はさすがに再発はないでしょう)

このまま経過観察していても大丈夫なのでしょうか?
⇒いつまでも治らない原因が皮弁そのものにあるのであればその医師のいうように再移植が解決法のように思います。

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(回答が公開されてから2週間後)
2025/6/4
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