[管理番号:12502]
性別:女性
年齢:50
病名:
症状:
投稿日:2025年02月19日
はじめまして
お忙しいところ大変恐縮ですがご回答いただけますと幸いです
昨年10月に自治体の乳がん検診でカテゴリー3、微細石灰化でエコーに映らずST-MMTを受けました。
以下病理結果です。
「診断区分:悪性腫瘍疑い
ERびまん性陽性、CK5/6陰性
FEA病変内に低乳頭状形態を示す成分が少数存在する病変であり、その免疫形質はADH/DCISと同等の免疫形質を有することを確認。
低乳頭状形態を示す成分では微小石灰化の沈着も伴っており複数の胞巣として散在性に分布する伸展様式からは、平坦型成分主体で低乳頭型成分を有する低異形型DISCが示唆される病変である。
臨床的に低異形度DISCとして矛盾しない所見か否か検討を」
医師からは摘出生検を勧められました。
その後医師の説明では、病変を切除するので生検=治療になる。
全摘までは…でも石灰化が散らばっているので温存とはいえ少し大きめに切除する検査の結果によってはその後全摘になるかも、と言われました
早急に手術をというわけではないので少し考えるよう言われ三週間後に再診予約をして帰宅その時点で確認すればよかったのですが私も動揺しており帰宅後ゆっくり考えてみたら医師は確定診断のための外科的生検ではなくすでにDISCとして温存手術で話を進めてるのかな?と思いました。
放射線治療もやることになると思うとも言ってましたので
今回他の先生からの考えも伺ってみたく質問させていただきました。
このような場合、先生でしたら生検か手術、どちらを提案されるでしょうか。
自分としては田澤先生の「ADHについて」を読み手術の方向で考えています。
次回詳しく聞いてみようと思いますが生検目的です、と言われた場合温存手術で勧めてもらうようお願いしてみるのはありでしょうか。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
ADHは小さいだけ(2mm以下)で、「低異型度の非浸潤性乳管癌」です。
つまり、病変が2mm以上あれば(それは)異型度が低いけれど「非浸潤性乳管癌と捉えるべき」なのです。
このような場合、先生でしたら生検か手術、どちらを提案されるでしょうか。
⇒通常それを分ける必要はありませんが…
強いて言えば…
患者さんから①「まずは診断を」という希望が強い際には「局麻で(病変の中心部を)生検」、②「不安だから病変は全部摘出して欲しい」というのであれば、全身麻酔で十分大きく部分切除(温存手術)を提案します。
自分としては田澤先生の「ADHについて」を読み手術の方向で考えています。
次回詳しく聞いてみようと思いますが生検目的です、と言われた場合温存手術で勧めてもらうようお願いしてみるのはありでしょうか。
⇒上記①と②どちらを希望しているのか?担当医に伝えてみましょう。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/3/11
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