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「要精密検査」の継続について

[管理番号:12475]
性別:女性
年齢:55
病名:乳房石灰化
症状:特にありません
投稿日:2025年02月12日

お世話になります。
不安の多い患者に対し、お忙しい中、いつも丁寧にご回答いただいている先生に是非、悩み続けている点についてご意見をいただきたいと思います。
私は叔母が乳がんであったこともあり、2012年より毎年エコーやマンモグラフィーの検査を受けてきました。
質問をしたい事は、ある施設で検査を受けるようになってから集簇性石灰化で「要精密検査」の診断を受けることになりました。石灰化は消えないと思うので、毎年「要精密検査」になり、画像では診断できず、毎回造影MRI又はマンモトーム生検を受けることになるような気がしています。集簇性石灰化の患者は毎年精密検査を受けられてみえるのでしょうか?
一生、受け続けることになるのでしょうか?
悩む理由が、マンモグラフィーは毎回、同じように挟めず、角度も違うので画像診断が難しいと言われること。
検査の度「石灰化が明確になったような。。。」「増えているような。。。」と言われることに、毎回、不安を感じます。
今年も「要精密検査」の結果が届いており、毎年しっかり検査をするのが当然なのか、他の意見を聞くために医師を変更するなど(最初より担当医は同じです)どうすべきなのか悩んでおります。

以下、私の検査・診察結果について記載させていただきます。
2012.1~2015.10 エコー・マンモグラフィー 異常無し(検査機関:健康診断施設A・年1の健康診断)
2016.1 エコー異常無し・マンモ良性石灰化散在(検査機関:総合病院B・人間ドック)
   「良性」の為、精密検査無。
   人間ドック受診理由:年齢的に受診しようと思った。
2016.12~2019.12 エコー・マンモグラフィー 異常無し(検査機関:健康診断施設A・年1の健康診断)
2020.3 エコー異常無し・マンモ左-領域集簇性淡く不明瞭な石灰化→要精密検査。
  (検査機関:総合病院B・人間ドック) 人間ドック受診理由:年齢的に受診しようと思った。
   検査→エコー 異常無し
  「石灰化は2016年と同じエリアにあるように見える」と説明有り。
2020.10 経過観察 造影MRI→異常無し(検査機関:総合病院B)
2021.3 経過観察:エコー・マンモグラフィー 異常無し(検査機関:総合病院B)
2021.9 経過観察:エコー・マンモグラフィー 異常無し(検査機関:総合病院B)
2022.2 経過観察:エコー・マンモグラフィー 異常無し(検査機関:総合病院B)
2022.8 経過観察:エコー・マンモグラフィー 異常無し(検査機関:総合病院B)
2023.1 経過観察:エコー 異常無し、マンモグラフィー「過去の画像と比較をすると、全く同じ角度や明るさではないが、今回増えているようにも見えるような。。。」
数年経過観察をしているので、マンモトーム生検をしてはどうかと促される。
担当医が「上手く石灰化が取れない場合は検査は中止となる」という発言に、検査を
任せる気になれず、ガン専門医療センターにて検査を実施。
2023.2 マンモトーム生検 異常無し(検査機関:ガン専門医療センターC)
2024.1 エコー左乳腺腫瘤・マンモ左–微小円形集簇性石灰化増悪→要精密検査。
(検査機関:総合病院B)
「石灰化が明確になり、増えているように見える。造影MRIで検査をし、マンモトーム生検をする方向を検討」と説明有り。
2024.3 造影MRI→異常無し(検査機関:総合病院B)
「今回、しっかり挟まれ、撮れた範囲が広くなっている。範囲が広くなったことで、前回無かった石灰化が今回増えて
 写ったのではなく、前回写っていなかった石灰化が写っただけなのかもしれない。
 今後、検査を受ければ必ず石灰化は写るが、撮り方によって石灰化の見え方が変わり、「経過観察」又は「要精密検査」
 になるだろう。
 どうしても希望をするなら生検をするが、数年前・今回MRI異常無し、去年マンモトーム異常無し、今回MRI異常無し
 なので、特に検査はしなくてもいい。今までのように半年ごとではなく、何か異常を感じたらすぐ通院で、なければ1年後の
 検診で様子をみるとする。」と説明有り。
2025.1 エコー左乳腺腫瘤疑い・マンモ左–多形性集簇性石灰化→要精密検査。 ※まだ、今年は精密検査は行っていません。
(ご参考までに、腫瘍マーカーCEAの数値は、昨年2.3、今年2.2です)

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

あまりにも「酷い」勘違いをしています。今すぐに考え改めましょう。

石灰化は消えないと思うので、毎年「要精密検査」になり、画像では診断できず、毎回造影MRI又はマンモトーム生検を受けることになるような気がしています。集簇性石灰化の患者は毎年精密検査を受けられてみえるのでしょうか?
⇒全く「馬鹿げて」います。

一度ST-MMTをすれば、それは「100%精査済」で2度とST-MMTを同じ部位にするなど「全くありえない」ことです。
(ST-MMTを含め)生検は「100%確定診断」であり、「良性は未来永劫良性、悪性は最初から悪性なのだから、一度生検すれば、それが未来永劫の回答なのだから、何度もやるなど全くナンセンス!」
ご安心を。

ST-MMT

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/3/3
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