[管理番号:12419]
性別:女性
年齢:54歳
病名:
症状:
投稿日:2025年01月21日
■2024年11月21日に受けた自治体勧奨の乳がん検診(マンモグラフィ)後、要精密検査の通知が来たため、
■2024年12月20日、同じ病院にて精密検査(再度のマンモグラフィ+エコー検査)の後、担当医師に「右胸の乳輪の少し上」に気になる箇所がある、と言われました。
マンモグラフィで白く映っている当該部分は、エコーでは黒い袋のように映っており、「境目がモヤっと見える」ことから、「念のため細胞診と組織診をしますか?」
と言われ、同日、エコーを見ながら細胞診+組織診(麻酔して針生検)をしてもらいました。
■2025年1月(上旬)日、電話で病理検査の結果を知らされました。
「細胞診の結果は、判別不能」
「組織診(針生検)の結果も、判断がつかない」とのことでした。
病理医の所見は「アポクリン〇〇(?聞き取れず。良性のものとのこと)と、非浸潤性のアポクリンがんとの判別ができない、(病理ではわからない)ので、他の方法で悪性を考えないのであれば経過を見てもよいのではないか」とのこと。見分けが微妙で、明確に区別できなかったそうです。
⇒そこで、担当医から「MRI検査により、ガンの疑いがどのくらいあるか判断する」と言われました。
■2025年1月(中旬)日、造影MRI検査をしてもらい、放射線科医師が読影した結果、「乳ガンが疑わしい」との診断。
判断のポイントは、「①造影剤の取り込み具合。サッと取り込まれていることを示す曲線の具合が癌のパターンである。②問題の部分の、画像上の光り方」とのことであり、担当医から以下の説明を受けました。
「病理診断以外は確定診断となり得ないため、今後、『切除生検』で問題の部分を取り出した後、病理検査をして確定診断に至る、という方法で進める。
この場合、確定診断が出ていない段階のため、問題の部分の外側を最低限の5ミリ~1センチ多めに切り取る。センチネルリンパ節生検は行わない」とのこと。
⇒当方から質問。「針生検で診断が付かなかったのであれば、マンモトーム生検での組織診でも無理でしょうか?」
と尋ねたところ、
⇒担当医は当初、「前回の針生検でも組織はしっかり取れているのに判断がつかなかったものであり、マンモトームをしても結果は同じになる可能性が高い。また、先日の針生検で傷付いた状態であり、時間を置かずに組織を取ると、炎症で診断ができない場合があるので、今日はできない」とおっしゃいましたが、
その後、「いずれにせよ現時点で押さえられる一番早い手術の日程が2/(中旬)なので、その日を押さえつつ、“その日までに病理診断が確定すれば尚良し”という考えのもと、少し時間を置いた別日にマンモトームをやってみるというのはどうか?(それでも確定診断が付かない場合は切除生検となるし、ガンと病理診断が出れば乳房部分切除手術をする)」と提案してくださいました。
※因みに、お恥ずかしながら私は異常に気が小さく、最初の組織診の結果が出るのを待つ間ずっと、何をするにも手に付かない不安状態になりました。また、ガンの疑いが強いと告げられた日も、動揺して早くこのガンを取り切ってしまわねば広がってしまうと焦り、少しでも早い手術を希望する旨を担当医に伝えたので、上記はそれらを考慮したうえでのスケジュールにしていただいているものと存じます。
【その他、同日に担当医師に確認した事項は以下のとおり(当方質問⇒医師回答)】
・ステージは?⇒0期~1期
・大きさは?⇒丈4ミリ×縦5ミリ×横4ミリくらいか。ただし、MRIの動く画像で見ると、奥行き(?)が思ったより長いような印象なのでもう少し大きいかもしれない。
・浸潤しているか?⇒切除してみないとわからない。
・ガンだった場合、乳房の部分切除か?全摘か?⇒大きさからして部分切除でできる
と考えている。
・乳頭は取る必要があるか?⇒残せると思う。
・患部は、乳頭から浅い位置だと思うが、それから2センチ余分に切除するとなると、乳頭にかかるのではないか?⇒全方向に2センチ取るのではなく、横に2センチである。
・調べたらアポクリンがんは珍しい希少がんと書いてあったが、治療は難しいのか?
⇒アポクリンがんだからどうということはない。(※ガンの治療の難しさは種類ではなく、ステージ等で考える、という意味かと…)
■以上のことを踏まえ、田澤先生に、今後、次の(1)(2)のどちらをすべきか
(または両方必要か?)、ご意見を伺えれば幸いに存じます。
(1)前回の針生検と同じく判別不能になる確率は高いものの、駄目もとで「マンモトーム」によりもう一度組織診をしてもらうべきでしょうか?それとも、無駄に患部を傷つけるだけで無駄なことでしょうか?
※因みに、前回私の細胞診(針生検)の病理診断をした病理医は2名だそうであり、1人目が「アポクリンがんの可能性」を指摘し、もう1名が「判断がつかない」と診断されたとのことです。
また、マンモトームの細胞診も、同じ方(後者)に見てもらうことになるようです。
(2)今の病院に検査の材料一式をもらい、別の病院でセカンドオピニオンを受けるべきでしょうか?
(担当医から、同院とは病理診断の依頼先が異なる別の病院にかかってセカンドオピニオンを得る方法もある、と伺いました。)
◆私は、切除生検になった場合、切除後の病理検査でガンだと確定した後で またもや再手術が必要になることを恐れております。
かといって、マンモトームでもセカンドオピニオンでも病理診断ができない場合には、これ以上(マンモグラフィ、エコー、針生検、造影MRI、マンモトーム 以外に)どうすることもできず、切除生検しか選択肢はないのでしょうか?
以上、たくさんの患者さんを抱えてご多忙を極めておられる田澤先生におすがりしてしまい、本当に恐縮に存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
メール読みました。
無駄にいろいろ悩まされることに本当に(私まで)切なくなります。
質問者が理解すべきことは「診断精度(組織診の精度)は医師によって雲泥の差」があるという、其の一点にすぎません。
申し訳ありませんが…
私が「その医師や他の医師がマンモトーム生検を行えば(今度こそ)確定診断となる」とは断言することはできません。
当院でマンモトーム生検する以外に100%の解決法はありません。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2025/2/6
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