[管理番号:12210]
性別:女性
年齢:40歳
病名:
症状:
投稿日:2024年11月11日
乳がん(ホルモン陽性・HER2低発現)がリンパ節、肺、肝臓に転移しており、ステージ4と診断を受け、手術不能のため、10月中旬からホルモン療法(服薬及び注射)とベージニオ150mgの服薬が始まりました。
先生にお伺いしたいのは、2点です。
①ベージニオは、ネットで調べますと、がん細胞を縮小させるというよりも、増悪させないことが主な目的のように見受けられます。素人考えでは、?細胞性の抗がん剤を投与してがん細胞を小さくしたうえで、増悪させないためのベージニオ投与という方法はどうなのかなと思ったのですが、いかがお考えですか?
(?細胞性のものは身体への負担が大きいので、そうすることでベージニオ投与が難しくなることもあるのでしょうか?)
②子どもがおりますので、寛解は難しくとも長期維持を目標としております。QOLの観点から、現状どおりベージニオからの投与が望ましいと思われますか?
※現在、身体の状態としては、至って普通の生活をしており、痛いところもなく、食事も通常どおり、血液検査もほぼ正常値です。
ベージニオにより、1日に2回程度、下痢症状がありますが、すぐに治まりますので下痢止めなどの服用をせずに投与継続中です。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
①ベージニオは、ネットで調べますと、がん細胞を縮小させるというよりも、増悪させないことが主な目的のように見受けられます。素人考えでは、?細胞性の抗がん剤を投与してがん細胞を小さくしたうえで、増悪させないためのベージニオ投与という方法はどうなのかなと思ったのですが、いかがお考えですか?
(?細胞性のものは身体への負担が大きいので、そうすることでベージニオ投与が難しくなることもあるのでしょうか?)
⇒抗癌剤で可能な限りcCRの状態にしてからCDK4/6阻害剤+ホルモン療法という質問者の考えに「全面的に」賛成です。
②子どもがおりますので、寛解は難しくとも長期維持を目標としております。QOLの観点から、現状どおりベージニオからの投与が望ましいと思われますか?
⇒上記通り 抗癌剤⇒CDK4/6阻害剤+ホルモン療法 をお勧めします。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2024/11/25
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