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オンコタイプ不必要という結果から

[管理番号:11420]
性別:女性
年齢:49歳
病名:乳がん(乳管形成型)
症状:
投稿日:2023年11月13日

はじめまして。よろしくお願い致します。

組織型ー乳管形成型
浸潤部5ミリ以下 非浸潤部5センチ
リンパ節転移1個
ホルモン陽性
Er 100% PgR100%
Her2 陰性
Ki67 8パーセント
グレード2
上記の結果でした。全摘をしています
リンパ節転移が1個あったので、オンコタイプでの検査をお願いしたのですが、結果、オンコタイプでは、非浸潤がんのため検査不必要との結果が戻ってきました
主治医からは、アメリカと日本とでは浸潤がんの基準が違うので、そこのゾーンにあてはまったのであろう、とのことでした

質問が4つあります
・アメリカ(オンコタイプ)では非浸潤がんとの事ですが、リンパ節転移があったからには、私のがんは浸潤がんという認識でいいですか?
・リンパ節転移1個だが病理結果の数値を見ると、抗がん剤は不要という認識であっていますか?
・浸潤部は5ミリ以下だが、非浸潤部が5センチあったので、浸潤部が小さいのにリンパ節転移をしたのは、非浸潤部が5センチで大きいことと関係ありますか?それともやはり、浸潤部は小さいけれど、リンパ節転移した、という事ですか?
・過去の質問を探しても、オンコタイプ検査不必要という方は見当たらず、先生の所でもそのような方がおられたことはありますか?

オンコタイプの結果次第で、抗がん剤をするかしないかを決めようと思っていたのですが、オンコタイプでは非浸潤がんで検査不必要という結果で数値に頼ることができず、浸潤部5ミリ以下なのにリンパ節転移があった事がとても気にかかり(ki67の数値は8%という結果だが、実際はもっと高値なのだろうかと不安に思ったり)、どうしたらいいのかと迷っています

よろしくお願い致します。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

オンコタイプでは、非浸潤がんのため検査不必要との結果
⇒少なくとも…
浸潤径が「とても小さかったから=微小浸潤と同等」という認識でいいでしょう。

そうすると治療方針をOncotyepDXに頼らずに行うとなりますが、その場合には「Ki67]を参考とするので、質問者のケースであればホルモン療法単独(つまり抗癌剤は勧めない)と私ならします。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/11/22
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