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オンコタイプDXの結果と新基準について

[管理番号:10964]
性別:女性
年齢:52歳
病名:浸潤性乳管癌
症状:
投稿日:2023年3月7日

田澤先生こんばんは。
詳しい説明を拝読できとても勉強になり、また、このサイトがあることで不安が消え心が救われます。

ありがとうございます。

質問ですが下記の結果についてです。
オンコタイプDXの結果
RS=20、9年遠隔転移率=17% 化学療法の効果を否定できません(上乗せ)
閉経前 ER9.9 PR8.6 HER2陰性 9.1
侵潤癌14×14㎜ センチネルリンパ節1 腋かリンパ2 pN1a pT1c

【質問1】上記のオンコの結果で先生の診断はリュープリンとタモキシフェンとなりますでしょうか。
コラムも読みました。
     ただ、閉経前ですが52歳はニュープリンは意味がない・・でしょうか?(35歳とは読みましたが)

【質問2】「2020年に米Exact Sciences社 5年追跡調査にて、再発スコア0~25の閉経前女性では化学療法の効果
     が統計学的有意に認められ、5年時点の遠隔再発率の改善率は平均3%であった」
     と読みましたが、3%と?よく理解できませんがこれらの結果は考慮するべきでしょうか?
     少しでも再発率が下がるなら抗がん剤は考慮すべきでしょうか?

【質問3】抗がん剤は希望としないことを伝えていますがやはり点滴の抗がん剤をと言われています。
     妥協点としてはts-1も考えてと、こちらこの件だけでの考えをお聞きしていいでしょうか?

 先生のお返事よろしくお願い致します。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

N1,RS=20であれば無論「tamoxifen + LH-RHagonist」一択です。
ご参考に。

オンコタイプDX

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/3/17
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